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漫画について〜高校、社会人編〜

どうもみなさんこんばんは。
秋だからかスーパーに並ぶ野菜がとても魅力的に見えてカゴにどんどん追加したらレジで「オゥ…?お、、、」と語彙力小数点以下になった俳里です。

秋ってなんで全方位に渡って魅力増加するんだろう。ご飯もそうだし、本も読むスピード速くなるし漫画もこのくらいで開拓するし、音楽も新曲リリースとかmv公開とか情報解禁とかされるし。
でも現実の秋は音速並みに過ぎ去って飛んで冬みたいだ現象になる。バグ?

いつもの如く前置き無駄に長いな…秋ですもん。
前回書いた『漫画について〜小中学生編〜』がnoteの公式まとめ?に入りまして
閲覧数もじわじわと伸びいろんな方に読んでいただけるという状態になりました。
とりあえず「公式の力すごい
いつもとは違う雰囲気のユーザーさんからのスキやフォローも増えてめちゃくちゃ嬉しいのでこの興奮が冷めやまないうちに続きを書きました。
またゆる〜く読んでくださいな。

それではれりごー。

日常/あらゐけいいち


前回の記事に入れようとしてたけど普通に忘れてた。
スラマッパギ!!!
設定が暴走しすぎて読者のみんな置いてかれがちだけど何故かハマってしまう不思議な作品。

アニメ放映時は見てなかったんだけど、その時『男子高校生の日常』もやってて、私は「男子高校生の〜」の方を見ていたわけですよ。いとこは「日常」を見ていたわけですよ。

話が噛み合わない!!マジでアンジャッシュやってましたわ。
私が「おいやべーよ!そこのコンビニでポテト半額だよ行こーぜ!!」の話をしているのにいとこは「命を燃やせぇぇぇ!!!」の話してたなぁ…
連載再開おめでとうございます🎉


東京喰種/石田スイ

きっかけは忘れたけど、絵の美しさ、話の造り込みと緻密さ、モノローグや登場人物達の心情や場面に最適な言葉、それらの構成が全話完璧すぎて気が付いたら惹きこまれていた。

:reではクインクスメンバーの成長と衝突、其々の目に映る佐々木(カネキ)とその意味合いが細かく書かれていて、同じ環境で育っても感じるもの、吸収するもの、求めるものははっきりと異なるのだと気付かされた。
どんな環境であれ、人と喰種みんな哲学を持っていてそれに沿って生きているだけなんだ。

ちなみに私の推しはウタさん、什造、ホリチエです。

什造君ガチ恋してた親友はボディスティッチして学校行ってたのを思い出して私なんてまだまだだなぁと謎の納得をした。

魔法少女オブ・ジ・エンド/佐藤健太郎

上記にも登場した親友氏から借りて大体読んだ。ホラー、グロ耐性はあるけど自分からこういう「いかにも」な漫画は読んだことないのにふと読みたくなった。

なんで読む気になったかというと、当時の高校生活と生活への不満と親への反抗心が一騎打ちの状態にあって、それを発散する手段が浮かばなかったからこう言った漫画やミステリー(コナンドイルやアガサクリスティ)、ホラー(江戸川乱歩)
思い浮かんだものをただひたすら買い漁ってその世界に没頭して逃避して自分の心にいた黒い何かをそこに流し込んでいた。

荒療治みたいなものだけど、でもそのおかげで知識のジャンルの解放と逃避手段の選択肢が増えたからやってよかった。

NANA/矢沢あい


少女漫画はあまり好きじゃない方だったけど、これはいつか絶対読むだろうなって漠然と思っていて、大学3年くらいにメルカリで18巻くらいまでまとめ買いして衝撃を受けた。

これを読んでいる自分と変わらない年の女の子2人がこんなに人生を全力で生きている。使い果たすために目の前を見つめて突き進んでいる。

ナナは音楽を通して愛する人の背中を突き刺すように、ハチは自分を姫と信じて迎えにきてくれる王子様の意思を支配する媚薬と監禁する檻を拵えて。

同じように見えて全く異なる束縛の哲学を持つ2人が織りなす劇に私達も惑わされていたのだと気がついたのは社会人になってから。

窮鼠はチーズの夢を見る/水城せとな


去年公開された映画の原作。興味は映画が先で観賞後に漫画を購入。
人を愛するのにこんなに全身全霊でぶつかれるのすごい。

流され太郎の大伴とそんな彼をなんとしても手に入れたい今ヶ瀬の駆け引きがたまらない(語彙力)
今ヶ瀬は大伴を手に入れたいのに振り向かれると嬉しいはずなのにもどかしくなってしまうのがあ"ぁ"って
誰かZippo頂戴

本当に愛する人への『正しい束縛』の例を見た気がする(束縛に正しいも間違いも存在したらたまらないけど、比喩として受け取ってくださいな)

やがて君になる/仲谷鳰

これも百合とかいうジャンルに囚われない恋愛漫画のくくりに入れていいと思う。

「好き」を押し付けられてる燈子(画像右)と「好き」を掴めない侑(画像左)。巻数を重ねるにつれてお互いが望む本当の「好き」の形が現れるんだけどそこにたどり着くまでの葛藤やすれ違いが切ない。登場するキャラクター全員推したくなる作品。

燈子の同級生で、物語の展開に大きな役目を持った佐伯沙也香という女の子がいるんですけど、その子が主役のスピンオフ作品「やがて君になる 佐伯沙也香について」っていう題の小説も3冊ほどあるのですが、これもたまらなく切なくなるから全巻読んだ人いたらこっちも読んで(オタク特有の早口)

ゆるキャン△/あfろ

大学時代に付き合ってた人が買ってたのを借りて読んだらハマった。

何か事件が起こるわけでもなく、ただ女子高生達がキャンプを楽しむだけの漫画。このゆるっとした内容できらら系列なのもなんか珍しい。

クールなソロキャンパーだったしまりんがなでしこと出会った事でキャンプの視野が広がっていくのがなんか幸せだったり。

毎回彼女達が行く場所の壮大な景色を描くあfろさんの画力もすごい(語彙力)し、アウトドアの知識も増えてワクワクする。
2022年公開の映画も楽しみ。

\エイガミロヨ/

のんのんびより/あっと

これも大学時代にハマった。
日本のどこかにあるすごいど田舎にある小中学校混ざった分校に通う5人のなんて事のない日常。

私の祖父母の家もここまでではないけど絶妙な田舎で「ササキさんちのおじさんまた野菜くれた」的な田舎特有のイベントとか出てきてあるある〜!って懐かしくなって癒される。

主人公でありシュールな鬼才を持ち合わせるれんげを中心に世界は動いていると言っても過言ではない。

にゃんぱすー。

そんなれんげ達が通う学校はモデルがあるんです。
埼玉県小川町にある「小川町立小川小学校 下里分校」っていうんですけど、廃校ファン、のんのんファン双方から有名なスポットになっていてNPO法人が管理してるらしいですよ。
NPOだって、すごいねー


車のある人はぜひ行ってみて(雑すぎる説明)

ギャルと恐竜/ 原作:森もりこ、漫画:トミムラコタ

アニメはなんだかんだで全話見てたなぁ。
前半アニメで後半実写という謎すぎる構成で色んな意味で目が離せなかった。

何話か忘れたけど実写パートに蒼井翔太出てきた時は某クソアニメと同じ枠に入るのか…?と恐怖を感じた。
夜更かし苦手な俳里さんは予約勢だったんだけど、ギャルと恐竜の後に秘密結社鷹の爪を観るというね。

あれ、これ漫画紹介の記事なのにアニメの話になってるぞ。こういうゆるい絵柄も大好きだし1話完結型だからゆるっと読めるの、最高に好きなんだよね!(無理矢理締める)
どの巻から買っても良しなのが最高。

ブルーピリオド/山口つばさ


これは現在進行形でどハマりしておる漫画。
芸術の秋&Twitterでもよく見かけるタイトル&最近藝大をテーマにした本を読んだ&絵柄すごい綺麗!!という事で試しに2巻だけ買ったのが始まり。

買った時はすぐ読まないで放置していたけど、ふと「買ったなー」て思い出してページをめくったら、なんの力が働いたか知らないけど、その世界に引き込まれていた。

絵を描くという事。
誰しもが一度は通ってきた道なのに、その行為に囚われ一心不乱に筆を、鉛筆を、木炭を紙にぶつける人の姿がリアルに描かれていて気がついたら私ものめり込んでいた。

芸大への道のりの厳しさは勿論だけど、そこに飛び込んでから先の葛藤と孤独、アイデンティティと言った見えない壁の意味合いが強すぎて読んでて所々胸が苦しくなる。

でも壁にぶつかる彼らを応援したくなる作品。
1巻で出された美術部の課題、自分の好きな分野でやってみようかな…

おわりのまとめ

なんとなくで書いた記事が認められるってこんなに嬉しいものなんですね。
これからも色んなことを文章で表現して発信していきたいなぁ。

今回記事に取り上げた物以外にも色々読んできたけど、それでも深く心に残ってる作品だけピックアップしました。

漫画ってすごいよね。絵と物語文字、表現の基本が全部詰まってるもん。
その色んな要素の組み合わせで唯一無二を生み出して色んな可能性と希望をくれる漫画家さん達は本当に尊敬しかない。
この物語を世に出してくれてありがとう。出逢わせてくれてありがとう。

そして長々とここまで読んでくださった皆様も本当にありがとうございます。
読んでくれる人がいるってだけで文章書く楽しさに改めて気がつくことができたし、意欲も湧く。これからも読まれる文を書きたいなぁ〜

みなさんのおすすめの漫画あったら是非コメント欄にて教えてくださいな。
ここに書いた有名なものでも、ウェブ漫画でひっそりと公開されてるものまでなんでもお待ちしてます。

追記。
2021-10-25 この記事も公式さんからまとめに入れてもらいました〜嬉しいぜよ。

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