こねたてのパンパパン

BPD(境界性人格障害)を大体回復した経験を、生い立ち→症状→治療的な流れで書いていこ…

こねたてのパンパパン

BPD(境界性人格障害)を大体回復した経験を、生い立ち→症状→治療的な流れで書いていこうと思います。患者本人のためにも周囲の理解のためにも。ほぼ備忘録であり、医学的な面について責任は負いません。幼児育児中のため遅筆。パンは全く関係ありません

最近の記事

今はトラウマの治療受けてます!SE療法ってやつ。境界性人格障害とか発達界隈の人は一度トラウマの面からアプローチしてみるのもありだと思う!対処療法ってより根治を目指すかんじ。

    • BPDと発達障害持ち女の近況報告!

      とりいそぎ!発達障害ありの人の家事育児生活は大変ですよ。 前回どこまで何を書いたか確認する余力もないのですが、最近の動向を少し。 ある医療機関でパート勤務してたんだけど、めっちゃ来客?患者?多いし、イレギュラーが多発する仕事だったので、私にはすごく負担が大きかったようで、土日と夜にメルトダウンみたいな症状が出るようになった。 とてつもなく、逃れようもない焦燥感と不安感、恐怖。眠れもしない。 日中は全く症状なし。 たぶん、いろいろプライベートでもあった時期ではあるけど、仕事の

      • うつ日記upしました😩読んでくださった方にコメント頂いてみたい気もするけど、批判怖いからできない。。

        • 働くことにおける困難さ(発達障害・境界性人格障害持ちの私の話)

          今日とってもいい事例が発現したので、今までのことも含めてお話しますね。今鬱の底です。 わたしは今月頭からディスカウントな大型スーパーみたいなとこで働いています。生鮮から日用品から雑貨まであるお店です。 そこの商品管理になりました。 なんとなく品出しぐらいかなぁと思っていたんですがガチの商品管理で発注・在庫管理などのちのちはやっていかないといけないそう。 私は洗剤・シャンプー・ペーパー・掃除関連商品など日用品担当なのですが、とにかく品数が多いので(例えば洗剤のアタックだけ

        今はトラウマの治療受けてます!SE療法ってやつ。境界性人格障害とか発達界隈の人は一度トラウマの面からアプローチしてみるのもありだと思う!対処療法ってより根治を目指すかんじ。

          何年ぶりかの近況。境界性人格障害の参考にどうぞ。

          以前の記事を読み返していないのですが、ある程度状態が落ち着いていたときなのではないかと思います。 現在私は30代半ば、まともな治療に出会ってから8年ぐらいでしょうか。境界性人格障害の人の辿る軌跡の1つのケースということで現状を記しておこうと思います。 時間があまりないので走り書きて申し訳ないです。 現在はPMS月経前症候群がひどいです。というかその時期に人格障害が強く出ます。今がそうなんですが。すごく…逆恨みめいた気持ちとか、とにかく他人を許せない。殺したいぐらいの憎しみ

          何年ぶりかの近況。境界性人格障害の参考にどうぞ。

          当時の私についての考察②&長期的な鬱におけるタスクフォーカスの効果

          ②というか前回の記事を掘り下げてみたいと思います。 たぶん私は誰かに愛して欲しいではなく、自分で自分自身を愛せていなかったのだと思います。BPDの人の虚無感孤独感て結局はインナーチャイルド(チャイルドっていうのがどうもしっくりこない…)、今まで親に無視され、さらに自分でも無視してきた自分にタスクフォーカスできればすこーーしずつは改善可能なのではないかと。 私は発達障害の診断を最近受けたのですが、眩しいとかうるさいとか視界がごちゃごちゃしてるのがすごく苦手です。でも忙しいか

          当時の私についての考察②&長期的な鬱におけるタスクフォーカスの効果

          人格障害真っ只中だった私への夫・元彼の対応+当時の私に関しての考察

          これは未だに何が正解だったのかわからないので備忘録的に書いていくだけになってしまいますが。 元彼は他記事で書いているようにひたすらサンドバッグのように耐える人でした。どんなに私がむちゃくちゃでも「好きだよ。愛してる」と言ってくれました。 彼と共にいることで私のBPDの症状が改善することはなく、結婚後、東京で私の症状を改善させてくれた先生は「元彼のそういう対応は良くない」的なことを言っていました。ですが、1度お会いした著名なカウンセラーさんは「その彼のおかげで今までの膿とい

          人格障害真っ只中だった私への夫・元彼の対応+当時の私に関しての考察

          パラダイムシフトの話、加筆したので良かったら見てください。それなりに人のためになりそうなことも書きました!

          パラダイムシフトの話、加筆したので良かったら見てください。それなりに人のためになりそうなことも書きました!

          『僕が僕であるためのパラダイムシフト』を受けての鬱の治し方考察(加筆)

          先日Twitterですごくバズっていた漫画の書籍版です。無料で全て読めましたがクリエイターさんに敬意を込めて&今後いつでも読みやすいようにKindleでも購入しました。BPDの人はだいたい鬱も持ってると思うので一読する価値ありだと思います。 ただし、10人中10人がこれを参考にして回復できる!というわけではないかなと思ったので以下に理由を述べていきます。 この本、ある男性が鬱を克服していくまでの過程が描かれているのですがTwitterでは賛否両論すごく飛び交っていました。

          『僕が僕であるためのパラダイムシフト』を受けての鬱の治し方考察(加筆)

          BPD回復のあゆみ②心療内科編(病院探しの参考にどうぞ)

          メンタルヘルスに悩む人、特に病院選びに悩む人に読んでもらいたい話をいたします。何かしら役に立つかも。例によってダラダラ長くなったので、メインのところが知りたい方は下の方にスクロールして、東京時代からお読みください。目次分けする余裕がなくて…。とにかく駆け足で書かせていただきます。 では、私の心療内科遍歴を辿りながらお話させてもらいます。 まず、大学で真っ当な生活が送れなくなり心療内科へ。そこでは金持ちなおっちゃん先生がゴルフの話とか日常の話をしながらパキシルを適当に処方す

          BPD回復のあゆみ②心療内科編(病院探しの参考にどうぞ)

          BPD回復のあゆみ ①書籍編

          以前書いたnoteと内容が重複してる部分もあるかと思いますが、流れと受けた治療、自ら取り組んだことをまとめていきます。 まず私がBPDでは?と気づいたのはある方が私のmixi(時代…!)に足跡を残してくれていたことでした。その方のプロフィール欄には妹さんがBPDである、と言った旨のことが書かれており、そのとき初めてBPDという病気を知りました。 検索してみると、なんと私の事ばかりが書かれているではありませんか。 今まで自分はただの鬱だと思っていたので(当時行っていた心療

          BPD回復のあゆみ ①書籍編

          いつもありがとうございます!

          私の決して読みやすいとは言えない文章を読んでいただきありがとうございます。 ご支援くださった神のような方もいらっしゃり、わわわー!続きを書かねばー!と思っていたのですが、娘が手のかかる系で夜泣きも2歳半になる現在もひどく、睡眠時間を確保するのに精一杯という状況でなかなかじっくり書き進めることが困難を極めております。 が せめてこの私のnoteの存在意義を… BPDで困っている人のお役に少しでも立ちたいという初心のもとに 取り急ぎ、私が回復へ向かった治療や自分なりの方

          いつもありがとうございます!

          殴り書きすぎたKくん編①、たくさん加筆修正いたしました😋

          殴り書きすぎたKくん編①、たくさん加筆修正いたしました😋

          Kくん編 ~境界性人格障害全開期~①

          Kくん編を時系列に沿って語りつつ症状について挟でいこうと思っていたのですが、ダラダラとなりそうだったので、Kくんとの日々の中で炸裂した(私が思う)BPD的症状を挙げつつ解説してみようと思います。 ①性行為への過度の依存 大学生ですしエッチなことが好きでずーっとしてるよって人も多少はいるでしょう。何をもって症状とするかで少し迷ったんですけど 当時は、性的なことに関して「好きだからする」ではなく「そこにしか救いはない」「しないとやってられない」「その瞬間しか安らぎがない」って

          Kくん編 ~境界性人格障害全開期~①

          Kくん編 ~境界性人格障害全開期~⓪

          ※記事を読み始める前に必ず『とっても大切な注意事項』について読んでください。 私のBPD真っ盛り、Kくん編です。 と思ったのですが前置きがかなりながくなったのでこちらをKくん編 エピソード⓪とします。 Kくんは同じサークル棟の美術部の部室前でいつもタバコを吸っていました。身長180cm、細マッチョ、少し長めのツイストヘアで切れ長の一重。そしていつも気だるげ。バンドマンタイプが大好物の私は即一目惚れです。 「美術部のとこにいつもかっこいい人がいる」とあらゆる知り合いに触

          Kくん編 ~境界性人格障害全開期~⓪

          大学時代編 ~境界性人格障害の枝葉~

          ※記事を読み始める前に必ず『とっても大切な注意事項』をお読みください。 大学時代編です。 県外の大学へ進学し、一人暮らしを始めました。最初の1ヶ月ぐらいは同級生のみんなと同じように過ごしていましたが、2ヶ月目ぐらいから圧倒的に朝起きられない、1限に出られないという日が多くなりました。大学生にありがちなことなような気がしますが、少し時期的には早すぎですね。 サークルは憧れだった交響楽団に入りました。小学校から続けていたトランペットを辞めて、ちょっと素敵だった先輩のいたホル

          大学時代編 ~境界性人格障害の枝葉~