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【INSIDE-SPARKLE LEGAL】津城耕右 弁護士

 本インタビューシリーズは、スパークル法律事務所に所属する弁護士の「ありのままの姿」を紹介する企画となります。「真面目2割・遊び8割」というインタビュー方針のもと、各弁護士が普段何を考えているのか、どのようなキャラクターなのか、そして事務所の雰囲気をお伝えします。

 最初に登場するのは、津城耕右弁護士(X:@ktsushiro)です。津城弁護士は、中央大学法科大学院を修了後、2016年12月に弁護士登録を行い、国内法律事務所で勤務した後、2022年6月にスパークル法律事務所に入所しました。



弁護士になるまで~中央大学との深い縁~

Q1:いつ頃から弁護士を志しましたか?どのような学生でしたか?

 中学生の頃から漠然と法曹に興味がありました。私くらいの世代の方だと結構「あるある」だと思うのですが、テレビドラマの『HERO』『離婚弁護士』を見て格好良いなと感じたんです。キムタクと天海祐希さんがそれぞれ主演のしていたドラマで、流行っていたのです。

 ただ、当時はドラマの中の検察官や弁護士に漠然と憧れたというのが正直なところで、司法試験を意識したのは、中央大学に入学してからでしたね。 小学校、中学校、高校時代は、剣道をしたり、友達と遊んだり、ゲームをしたり、ごく普通の生活を送っていたと思います。

 大学の学部を選ぶ時も、法曹へ憧れる気持ちも変わらずありましたが、どんな職業に就いても応用が利くのではないかなと思いながら法学部に進学しました。

Q2:司法試験の勉強はどのように取り組まれていたのですか?得意な科目はありましたか?

 司法試験を意識して、勉強を始めたのは、中央大学に入学後でした。中央大学では1年次から法曹を目指す学生向けの講義があるので、それを受講する中で、具体的な目標になったのだと思います。それで、2年次からは民法のゼミに入りましたね。

 1学年で大体7人、全部で15人くらいが所属しており、民法の中でも契約法を学ぶゼミでした。民法は当時から結構好きでした。

 民法ゼミは、飲み会をしたり、合宿で温泉に行ったりと、交流も深くて、仲が良いゼミでした。弁護士を中心に法曹になった人もいて、今でも付き合いがあり、刺激を受けています。

Q3:大学時代には、部活動にも取り組んでいたと聞きましたが、どんなことをされていたのですか?

 はい、応援団で活動していました。司法試験の勉強も始めていたのですが、大学2年次に、一緒に勉強していた友人が、応援団で活動していて、その話を聞く中で興味がわき、中央大学応援団に入ることにしました。

 応援団は、駅伝や大学野球、アメフトの試合などで応援する部活動で、練習を含めると毎日のように活動がある週もありました。

 応援団には3つの小グループがあって、学ランを着て応援するグループ、チアリーディングのグループ、楽器を吹くブラスバンドのグループがありました。自分はブラスバンドのグループで、ホルンを吹く担当でした。当時は、私も含めて楽器の演奏はあまり経験がないという人が多く、先輩に教えてもらって練習して吹けるようになりました。

 大学時代は、勉強と部活の両立で忙しかったですが、充実していました。とても楽しかった思い出です。

Q4:大学とのつながりを感じる機会は、現在もありますか?

 振り返ってみると、自分は大学とのつながりが結構深いのかもしれません。

 今でも、箱根駅伝には、毎年大手町に行って応援団OBOGと現地で観戦していますし、応援団のOBOG会の役員もやっています。役員には、これまでお世話になった応援団への恩返しになるかなと思い、引き受けました。応援団のOBOGは法曹の方もいて、様々なところでつながりがあり、先輩方のお世話になることも多いです。

 また、中央大学ロースクールの実務講師もしており、司法試験を目指すロースクール受験生の論文答案を添削しています。これも少しでも後輩の役に立てればと思ってやっています。

弁護士の素顔

Q5:弁護士業務をする上でのモットーはありますか?目指す弁護士像はありますか?

 モットーといえるかは分からないのですが、企業法務ではクライアントの方のほうが事業内容に詳しいので、謙虚にクライアント事業のキャッチアップをした上で、正確かつ徹底的なリサーチをすることを心がけています。

 また、事業部と法務部の違いや関係性など企業内の組織構造への配慮をしつつ回答を行うことを常に考えています。

 目指す弁護士像としては、月並みですが、ジェネラリストとしてのベーシックな部分を築きながら、スペシャリストとして専門分野を今後も磨いていきたいです。

Q6:仕事以外で、普段は何をされているのですか?

 趣味と言えるのは、登山野球観戦、あとは、読書ですかね。登山歴は、5-6年、野球観戦歴は、応援団以来なので10年少しくらいですね。登山では、北アルプスにも行きました。プロ野球では、埼玉西武ライオンズを応援しています。

北アルプス・燕(つばくろ)岳からの朝日と津城弁護士

 読書では、特に小説をよく読みます。著者だと池井戸潤山崎豊子など、シリーズ作品だとハリー・ポッターが好きです。ハリー・ポッターシリーズは本を全巻読んでいて、映画も見ていますね。

Q7:趣味の小説は、どれも正義感の強い主人公が出てくるものが多いですね。ご自分をどのような性格だと思いますか?ハリー・ポッターの4つの寮で例えると、どの寮のタイプになりますか?

 最後は、難しい質問ですね。この質問は、グリフィンドール(編集注:主人公のハリーポッターが入った寮であり、正義感が強く、目立つ主人公タイプの魔法使いが選ばれる寮とされる)と答えさせようと誘導している質問ですか?(笑)自分で正義感が強いなんておこがましくて言えないですよ。

 まぁ、強いて言えば、人間の関係性を大事にするという意味で、ハッフルパフ(編集注:物語ではあまり出てこないが誠実・友情をモットーとする寮)でしょうか。(了)



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