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年間120万人をおふろで癒したぼくが、noteでお伝えしたいテーマ

このnoteの発信軸は日本の文化ともいえる“おふろ”の魅力についてお伝えすることを表のテーマとしています。

家のおふろ・銭湯・スーパー銭湯・日帰り温泉・温泉旅館・サウナ。我が国でのおふろの楽しみ方は実に豊富で多彩です。期待できる効果や効能も数えきれないですよね!

最も注目すべき点としては、身体的、精神的な健康への関与でしょう。

温泉療法専門医の早坂信哉医師による調査では、毎日湯船に浸かる人は、浸からない人と比べて幸福度が高く、健康寿命も長いという調査結果が報告されています。

見知らぬもの同志がはだかでくつろげる治安の良さ・豊富で清潔な水資源・大地の恵み天然温泉・家庭でもゆぶねに浸かれる整ったインフラ……

あたり前のようですが、実はこんなに恵まれた国ははかにはありません。

こういった優れた環境をフルに活かしたおふろの魅力や、楽しみ方、しらなかった有益情報
と、温浴事業に長く携わってきたからこそお話しできる裏話的内容も盛り込んでお届けします。


自己紹介をさせてください(A面)

新卒で宝飾品の販売を全国展開していた会社に12年以上勤めていた私が、たまたま出会った酒販店の経営者から、新規事業としてスーパー銭湯をしたいが手伝ってくれないか! と誘われたのは、いまから約25年前のことでした。

たくさんのビールを飲んでもらえる場所を創ること、あとは任せる! それが私に課せられたミッションだったのです。

未経験ながら、責任者として自業部を立ち上げ、18年間で3つの温浴施設を順次開店しました。

現場に立って、年間120万人の笑顔を湯ぶねごしに見てきたのです。

宝飾品も人の幸せを演出する仕事でしたが、着飾ったお客様に特別や優越な気持ちを提供するサービスとは本質的に違った喜びが温浴事業にはあったのでした。

おふろの中はいうまでもなくはだかです。ブランドのスーツであろうが、ユニクロのTシャツであろうが、着て入浴することはできません。

もちろんダイヤモントのペンダントをつけて入浴する人もいません。シャネルの洗面器と石鹸箱は持ち込んでもいいですが、そんな人もいません(しらんけど)。

バッチリメイクを決めたご婦人よりも、風呂上がりのスッピンでもほてった朗らかの笑顔のほうが素敵に感じました。

「人間はだかでみなおなじ」自転車でやってきても、フェラーリで乗りつけても、同じ入浴料金をお支払い頂きパンツもシャツも脱いでいただきます。

提供する飲食部門も含め、運営全般を任された時間は。さまざまな体験をさせていただき、はかでは得ることのできない、貴重で幸せな時間でした。

その後、現場を離れ独立をして、この経験を活かし多くの温浴事業者様のバックアップをさせて頂いております。これまでに銭湯・スーパー銭湯・サウナ・温泉付きホテルなどの運営のお手伝いをさせていただいております。

なるべく簡単に説明しますので、ちょっとだけ経営の立場からのはなしをさせてください。

おふろの仕事に不可欠なのは、やはり使命感をもって経営にあたることです。それは、しっかりと自社のお客様に向き合うことに尽きます。

そういった視点で施設の特徴や、地域環境をみわたすことで、足りていないこと、やるべきことが自ずとみえてくるのです。これは、私自身の勉強にもなり、やりがいを感じることができました。

コロナ禍においては、温浴事業も大きな打撃を受けました。

おふろの事業は、建物や設備など固定経費比率がとても高い事業です。損益分岐点という一定の売上を割ると、持ちこたえるのが厳しい仕事なのですね。飲食店のように一定の助成金や補助金で延命するのはむずかしい世界でした。

この期間に私はコロナ明けを見据えて積極的に投資してもらうように、事業再構築計画の提案をしてきました。獲得権利を得た補助金は総額8,000万円以上。補助金を獲得できた施設はコロナ明けの運営で、飛躍的な成長をすることができたと思います。

ところで、補助金を獲得できる施設とそうでない施設のちがいははっきりしています。

顧客視点に立ち、お客様マターで考える施設であるか否かが、そのちがいはとても大きい。

施設にとっては大事なことはわかるが、施設重視、設備重視の視点(たとえば設備の修理だとか、メンテナンス)ばかりの計画しか認めない方針の施設では、どんなに取りつくろった計画でも審査は通りませんでした。

くるしい時にこそ、お客さまの笑顔を取り戻す発想が必要だったのです。

こういった体験や裏事情からお話しできる良い施設の選び方など、内部に精通しているからこそわかる情報も可能な範囲でお伝えします。

お伝えしたいnoteの裏テーマ(B面)

体験を活かし、おふろの魅力を伝えるというのが主旨のnoteですが、もう一つ裏テーマを持ってこのnoteを運営しています。

今年還暦をむかえる私は、数年前から強度の弱視となり障害手帳保持者となりました。

白杖がなければ外出はできません。人の顔も本を読むこともできない状況です。自ずと今までとは生き方を変える必要に迫られております。

幸い、モバイルやP Cは白黒反転をして文字を大きくすれば見ることも、入力することも問題ありません。長文は目で追うことが難しくても、音声機能を使えばどんな長編小説でも読むことは可能です。

Mac・iPad・iPhoneのアップル三種の神器を使い分ければ情報収集も、発信もできる良い時代で助かりました。

そこで、得意分野のおふろの話をメインテーマに、障害があっても! 60歳からでも! 新たな挑戦はできるし、生きかたも変えられる。そんな内容をこのnoteで、ライティングの力を使って発信する場にしたいと考えています。

私の日常は、わかりやすくいえば真冬の浴室で立ち込めた湯気の中、10センチ先も見えないような世界。しかし、見えづらい世界に生きているからこそ見えてくる社会を表現したい。

一見、弱みと思われることが実は強みになる! ものは考えよう! 心の持ちようです!

湯気が立ち込めるおふろの中にいるような視力の状態から、おもしろおかしく生きていくプロセスもお伝えします。

自己紹介で言いたいことのまとめ

このnoteの発信軸は、60歳で強度の弱視となったおっさんがおふろに関するお役だち情報をあれこれ発信します。

今までの体験談だけではなく、これから体験したことの再検証や、新情報をお届けします。この投稿を通じて、特に同年代の方々の健康と前向きにいきる気持ちに共感いただけたら嬉しいです。

最後に、お願いがあります。

しあわせな人生のレシピ。おふろでくつろぐ時間はそこに欠かせない素材です。あなたの人生を豊かにする、そんなおふろにまつわる話、人間模様をお伝えしています。

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