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お豆腐をノベルティに!?「常温保存」で美味しいお豆腐の可能性を広げたい 〜森永乳業(株)堀江さんに聞く

本展にご出展いただく企業様に、商品の誕生秘話や、想いを語っていただく企画をスタートしました。記念すべき第1回目は、森永乳業 堀江さんにお話を伺いました!


今回ご出展いただく「森永 絹とうふしっかり」は1989年発売のロングセラー商品。30周年を迎えた2019年1月、日本初の長期常温保存が可能な豆腐として新たに発売しました。常温保存で賞味期限が7.2ヵ月(216日)という特長を活かし、ノベルティとしての活用を検討されています。

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森永乳業株式会社 営業本部 市乳統括部 堀江亮太さんは、この部署14年のベテラン。マーケティング業務を経て販売業務もされています。絹とうふは、スーパー等には流通せず、宅配をメインとして、社員食堂、行政の備蓄、自衛隊や南極観測隊にも利用されています。


――お豆腐を販促のノベルティにしようとしたきっかけはなんでしょうか?
堀江:携帯ショップさんやガソリンスタンドさんへ提案したところ、ティッシュなどの代わりに販促品として利用できると共感していただきました。
常温で保存できる豆腐にインパクトがあり、お客さんとの会話も広がるとご好評をいただいています。また、数年前に茨城の利根に工場ができて生産量が増えてきたこともあり、ノベルティ活用を考えました。

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――Japan マーケティング Weekに出展を決められた理由は?
堀江:検索をしたら上位に出てきたためです(笑)
また、以前伺った販促EXPOでも食品が出展されていて、この大きな展示会でいろいろな業界の方にもお会いできると感じて出展を決めました。スーパーには売っていない商品をより多くの方に知っていただきたいと思います。

――商品が生まれた背景をお聞かせください。
堀江:もともと長期常温保存の飲料は以前からあり、その製造技術を豆腐に応用しました。豆乳を固めて豆腐を作ったらどうか、というアイデアは実は4〜50年前からありました。

製品化に成功した頃、国内では大企業が豆腐を販売するのにはさまざまな規制がありました。そこでアメリカでの販売を検討したのですが、当時アメリカでは豆腐は謎の食べ物で、受け入れられるまでには大変な時間がかかったのです。
当時森永乳業の社員だった雲田康夫さんが、スムージーなどの形で地道に広めていき、やがて健康食として知れわたるようになりました。雲田さんはアメリカでは「ミスター・トーフ」と呼ばれているそうです。

(森永乳業さんの本社に飾られていた、海外展開用の商品)

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――豆腐にするにあたり苦労された点は?
堀江:豆腐は固めるために豆乳を充填→加熱➝冷却という工程があります。
牛乳は容器に詰めるだけで良いのですが、豆腐は固める段階での温度調整や加熱時間などが難しく、繊細なところがあるので大変でした。また、色が変わりやすく、豆腐を容器からスムーズに出せるような処方にも苦労しました。
本当は賞味期限を1年〜2年にしたいのですが、最高の鮮度を維持するために7ヶ月としています。

――どのようなシチュエーションで商品を使ってもらいたいですか?
堀江:ノベルティで驚きやおいしさ、健康をお伝えしていければと思います。コミュニケーションの一助となれば幸いです。
ノベルティに「健康」「栄養」「おいしさ」という付加価値があれば皆さんに喜んでいただけると思います。

――ノベルティでお豆腐をお渡しするときに添えたい言葉は。
堀江:「これなんだと思います?」でしょうか。
渡した方から「え?これ豆腐?!」というリアクションをいただけたらいいなと思います。

――簡単に楽しめるおすすめの食べ方をひとつだけ教えてください。
堀江:青の「森永 絹とうふ」は、一番豆腐の味がわかる「冷奴」がお勧めです!長期常温保存食品ですが、出来立ての香りを楽しむことができます。

赤の「森永 絹とうふしっかり」はお鍋に入れたり、麻婆豆腐をお勧めします。濃い味の料理にも負けない豊かなコクを楽しんでください。私自身も料理が好きですが、崩れずに調理しやすいです。

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――これから取り組みたいサービス展開や商品についてお聞かせください。
堀江:機能性に優れた当社のさまざまな素材をより多くの方にご提供し、健康を実感していただきたいと思います。そして使っていただくシーンをもっと広げていきたいです。

また、最近では「ローリングストック」を広めています。非常食を日常食品として消費していただく考え方で、普段使いのストック食材としても、非常食としてもお使いいただける方法をお勧めしています。

――堀江さんが仕事をされる際に心掛けていることはありますか?
堀江:一般の方にも面白く、わかりやすく伝えたいです。
栄養分などの専門的なお話はお客さんに興味を持っていただくのが難しいので、できるだけ面白く、分かりやすく伝えていきたいと考えています。

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――リアル展示会に期待したいことをお聞かせください。
堀江:多くの方とのコミュニケーションで、幅広い方に当社商品を知っていただくと共に、絹とうふノベルティへのご意見ご要望も伺いたいと思います。
私達が気付かない業界や活用方法もあるかもしれません。オンラインでは知りきれない世界をリアル展示会で体験したいです!


お話を聞いていて、堀江さんの「お豆腐の可能性」をもっともっと広げたいという思いが強く伝わってきました。

近いうちにあなたの町のお店で「森永 絹とうふ」をノベルティとしてもらえるかもしれません。通販サイトでも販売しているので要チェック!


森永乳業さんもブースを構える「第13回 Japan マーケティング Week 夏」は、4月21日(水)~23日(金)、東京ビッグサイト南展示棟で開催です。

会場全景

ご来場を希望されている方は、事前に招待券を申込みいただくと入場料5,000円が無料になります。ぜひお早めにお申し込みくださいね!

◆【無料】招待券ダウンロード ≫
https://regist.reedexpo.co.jp/expo/ISOF/?lg=jp&tp=inv_dst&ec=SPW&em=note

◆もっと展示会の詳細を見る   ≫ 
https://www.sp-world.jp/ja-jp/lp/2021listing02/jmw.html

※皆様に安心してご来場いただけるよう、徹底したコロナ対策を実施します   ≫  https://www.sp-world.jp/coronavirus/