ソイストーリー

いじめられっ子→チャラ男→教師→バンドマン・教師。これが私の軌跡。

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最近の記事

『自殺したい』〜いじめられっ子がチャラ男を経て、教師になるまで〜

『自殺したい』 自由帳に書いた言葉。誰かへのSOS。 その名の通り自由に書いた。 教師にも親にも言えない。 いや、言わない事が最後のプライド。 最後の意地。 いじめられっ子の。 そんなの何の強さでもないのに、間違った強さと必要のないプライドが、いじめられっ子の唯一の生きる糧だった。 歪んだその正義感が、自分の存在を蝕み、生きる希望を削っていく。 「どうして僕だけ。なんで僕が。」 この言葉が何度頭の中を駆け巡ったかわからない。 悪意のない純粋な快楽の矛先を

    • いじめっ子にこそ助けが必要

      加害者であるいじめっ子こそ、ケアやフォローが必要だと私は考えます。それこそ、通院すべきだと思います。 いじめを行うって、異常なんです。 普通の精神状態じゃないんです。 だからこそ、一度献身的なケアが必要なんです。 加害者こそ、一度集団から外れ、適切に処置をし、ケアが必要なんです。 なーんて事を言うと 偽善者や綺麗事を並べたがる、いじめの実態を知らない、経験していない大人が、 「被害者の子が可哀想!そっちをケアすべきだ!ひどい!」 なんて言ってきます。 そうい

      • 教師のバトンプロジェクト

        数日前に行われたこのプロジェクト。 教師という職業をまた憧れの職業へ! と銘打ち始まったようだ。 まぁ良い響きはしますが… なぜ、憧れの職業じゃなくなったかを文部科学省は考えているのだろうか。 時間の拘束、労働環境、労働時間、 どう考えても憧れるものではない。 働き方改革だ!と言っているお偉いさん達よ。 公務員の働き方を改革せずに何を言っているんだ?というのが個人的な意見。 このプロジェクトは目論見とは裏腹に、ネガティブなツイートが出回り、それについて苦言を

        • 子育てで大切な事

          それは1人の人間として見る事です。 自分の子ども。という厚く、主観的な視点は、子どもを意図せず苦しめます。 自分の子どもはこうであってほしい。から こうあるべきだ。と次第に変化していき、 それがエスカレートすると、こうしたい! と自分の子どもに自分の夢や理想を押し付けてしまう。 子どもにとっては苦痛でしかない。暴力と言ってもいい。 子どもにとって親は生きていく上で必要なもの。当然逆らえない。期待にも応えたい。 が、子ども自身の夢や子どもの想いを置き去りに 自

        『自殺したい』〜いじめられっ子がチャラ男を経て、教師になるまで〜

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        • いじめられっ子の軌跡
          4本
        • 教育論全般
          4本

        記事

          『本当の"鬼"ごっこ』〜いじめられっ子がチャラ男を経て教師になるまで〜

          〜無音の絶叫〜 本当の鬼は無邪気。ただただ、無邪鬼。 無垢で、無機質で、無慈悲な邪鬼。 ことの発端は、私がたまたま別の児童の机に触れてしまった事が、きっかけだった… 本来、鬼ごっことは、鬼になった人がそうでない人を追いかけ、鬼をなすりつけ合うという社会の縮図のような遊びだ。 が、 いじめの中で行われる鬼ごっこは、笑顔で走り回る人間こそが鬼で、その台風の真ん中にいる当人は恐ろしく静寂で、脆弱な台風の目になる。 "僕"から見る彼らは、まさしく鬼だった。 『うわー!

          『本当の"鬼"ごっこ』〜いじめられっ子がチャラ男を経て教師になるまで〜

          『自殺したい。』〜いじめられっ子がチャラ男を経て教師になるまで〜

          自殺願望を2度抱いてギリギリまで行った、自分の生い立ちをツラツラ書いていきます。 〜小4〜 最初の願望は小4の時。隣のクラスは学級崩壊する程荒れていた。隣のクラスが荒れていれば影響を受けてしまうのが子どもというもの。 自分自身も真面目ないい児童ではなかったが、悪さはしない方だった。だが、妙に勉強ができ、認められたいという承認欲求の塊だった児童の私は良く授業中に手を上げていた。 悪目立ち 今思えばこうだったのだろう。ストレスの捌け口としてはいい的だった。 〜内容〜

          『自殺したい。』〜いじめられっ子がチャラ男を経て教師になるまで〜

          いじめのメカニズムを知った日

          子どもがいじめをするきっかけは、なんだっていいんです。正当な理由でなくとも、ある程度集団で「こいつは攻撃してもいいよね?」という共通認識さえあれば。 今は時代と共に変わってきましたが、昔であればランドセルの色が違う、肌の色が違う、髪の色…etc そして、子どものいじめは巧妙です。大人にはわからぬようにコッソリ、そして他のクラスメイトには、ハッキリわかるように行われます。 立場や力関係をシッカリわからせるためです。悪く言えば見せしめです。 そして、毎日行われていく「いじ

          いじめのメカニズムを知った日

          『自己紹介』〜いじめられっ子がチャラ男を経て、教師になるまで〜

          「自殺したい」と自由帳に書き綴った小4 線路に寝っ転がり、死のうとした高1 これが私の人生で2度死のうと出来事です。 小4の時は親に見つかり断念。 高1の時は線路の揺れに耐えきれず断念。ガタガタガタと顔が震えている様は実に滑稽だったでしょうね。 きっと本当に死ぬ気はなかったのだろうと今なら思います。生への執着、未練があったのだと思います。 そんな高校時代までの学生生活から一変、大学生になり、髪を染めた僕は急にモテはじめました。 ここからが、チャラ男に変貌していく

          『自己紹介』〜いじめられっ子がチャラ男を経て、教師になるまで〜