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『幸せ』の分母を増やしたい

いつもお読みいただき、ありがとうございます!
自然栽培農家のそよかぜ農園です。

『幸せの分母を増やす』
この言葉は、sioのオーナーシェフ
鳥羽修一さんの言葉です。

この言葉を聞いたときに
「あ、そういうことだったのか!」
と私はとても腑に落ちたのでした。


-腑に落ちたわけ-

そよかぜ農園のやさいセットは
他と比較していただくと分かるのだが
結構控えめな価格。

とてもアバウトに言うと(同じサイズで)
そよかぜ農園のセット…¥3,000送料込
一般的な自然栽培やさい…¥4,000前後+送料
(なので、送料込¥5,000くらい)

それに対して「安すぎるかな〜…」
と考えたりしたが、ばーんと値上げする
というのには何か違和感を感じていた。

安すぎるのではないか、という気持ちと
うちの年間を通してのクオリティとしては
まだまだこのくらい…

みたいな狭間で、そのまま止まっていた。

そして、この言葉に出会った。

『幸せの分母を増やしたい』

この言葉を聞いた時「そうかー!」
とビビビーッと衝撃が走った。

安めの価格設定であることに、うーん…?
と思ったりもしたが
私たちのやりたいことはここだったのか!
と思えたのだ。

ただ、「安くして買ってもらおう」
なんて気持ちは微塵もない。

そういう方とは定期宅配は長続きしない。

また、送料込¥5,000というのも
そんなに高いということはない。

というのも、減農薬と無農薬とを比べた場合
その生育は歴然と違っている。

無農薬、そして自然栽培の難しさを考えると
この価格も妥当な価格だと思う。


-ちょっとした幸せを届けたい-

ただ、価格設定を高くした場合
買っていただける幅は狭まる。

その分、ちょっとした幸せを届けられる
割合がそもそも少なくなってしまう。

私たちがやりたいのは、そこなのか?
と考えた時、それはなんだか違う気がした。

暮らしがちょっと楽しくなるといいな
野菜が美味しいとちょっと豊かになるな
前よりちょっと体調いいかも

そんな感じで、そっとそこにいる的存在で
日常に溶け込んだおやさいを届けたい。

そんなに特別でもないけれど
特別でないわけでもない
ちょうどいい存在

そのくらいが、私たちにはお似合いだな
と思うのだ。


-枠を超えた、その先に-

そよかぜ農園はやさいだけではなく
実際にこっちに来てもらって、リアルに会い
五感で感じて、楽しんでもらいたい。

生産者/消費者、というのではなく
その先をイメージしているし
枠を超えた先にわくわくを感じるのだ。

一見無駄だと思われる
何年も費やしているセルフビルドの家も
植林のスギヒノキをガンガン切り開くことも
果樹の苗木を失敗しながらも植えることも
すべて繋がっている。

"ここに来て、楽しんでもらえたら嬉しい"

セルフビルド中の家にはゲストルーム
も作っていて、泊まれるようにする。

間伐されたスギヒノキは美しいし
絶好のキャンプ場にもなる。

まだまだ小さな果樹たちも
ゆくゆくはお届けしたいし
イツモノお菓子にも贅沢に使いたい。


ここで存分に楽しんでもらいたい!
ということは、ここに暮らす人が重要で
何より人間性を磨くことが大切なのだ。

これが難題…

これからも、謙虚さと好奇心をもって
日々暮らしていこう。


『幸せの分母を増やす』
これが出来たら、自分たちも幸せになる。

その幸せを感じる自分たちからは
いいやさいが育ってきてくれる
そう思っています。


今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!

-そよかぜ農園-

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