資産運用を名探偵に聞いてみた。
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資産運用を名探偵に聞いてみた。

福井 優樹(@soylike 英語、本好き)

「資産運用?」 もうすでに、思考停止する直前です。この4文字熟語はおそらく、はるか遠い世界の人達が使うことができるとても高貴な言葉だと思っていました。いや、恐らく私は生涯を通してきっと、言葉として発することはないと断言してもいい位です。
 
 事前情報では、「資産運用」 は「日経平均」 と密接に関係があるらしいことが分かりました。
 また、日経平均は「経済」 と言う言葉と切っては切れない縁らしいです。
 近くの本屋さんへ行き、うわべだけで知ってしまった、経済についての知りたい歯車が、完全に空回りしていると感じつつ、「経済」 のコーナーを見て回りました。すごい数の本が出版されていることに気づきます。
 その中でふと過激なタイトルに目が止まった。「お金は銀行に預けるな」 すごいタイトルである。心の中で、「銀行以外預ける場所あるの?まさか、自宅でタンス預金?まぁこの考え方も過激か……」 と思ってしまいました。
 
 しかし、この本、タイトルも過激であったが、内容を一言で言うと「してやられた」でした。
 今までの私は資産運用と聞くと、耳を塞ぎ、目を閉じ、「資産運用は株式投資と、投信信託でとても怖い何か」 と見えない恐怖から、見て見ぬふりをしてきました。
 
 しかし、本書はその「怖い何か」 の正体を一つずつ解き明かしてくれます。私のイメージする、資産運用は、「資産運用で失敗すると明日生きるお金も無くなってしまう」 と思っていました。実はこのイメージ間違いだったのです。
 なぜこのイメージが心の根底にあるかというと、資産運用は義務教育の中になく、自分から情報を取りに行かないと、待っていても来ないことが分かりました。本書ではこの資産運用を一歩一歩分かりやすく解説してくれます。
 具体的に言うと、資産運用で投資信託や株を購入する時の自分なりの疑い方を身につけることができます。
 大変失礼な話ですが、疑うことを得意とする方と言えば、名探偵シャーロックホームズさんだったり、コナン君ではないでしょうか?(お二人のファンの方ごめんなさい)数々の難事件を解決した彼らが共通してきた行動とは、莫大な知識による裏付けです。特に身内を疑う際は細心の注意を払うと聞きました。
 そうなのです。投資信託や株を購入する際、自分自身のお金で購入するわけですから、最新の注意を払って疑って購入すべきなのです。むしろ、するべきです。
 
 私は何冊か初めての資産運用の本を読んだのですが、本書の様に資産運用の基礎を詳細に書いてある本はありませんでした。
一言でいうと「資産運用を始めるために必要な、金融商品を疑うための知識の本」 です。

 この本を知る前は、資産運用の金融商品を見ていると、これは年率数%です。明確な数値があり、逆に恐怖心を感じていました。本書はその恐怖心を薄めてくれる方法を明記してあります。
 薄める方法として、一番最初に出てくる基礎となる言葉。「金融リテラシー」です。この言葉を見た時は「あ。もうだめだ。ついて行けそうにない」と言うのが本音でした。

 しかし、700円少し出して、購入してまったので、せめて、10ページ位は読んでからにしようと自分に鞭打って読み始めました。すると、どうでしょうか。するすると快適に読んでいました。10ページはあっと言う間でした。なぜなら、自分が今欲しい知識が目の前に並んでいたからです。難しいと思っていた経済用語。実はこれ私の一方的な思い込みに過ぎないことを教えて頂けました。
 なぜなら、本書は一つ一つの専門用語を身近な例え話で表現されています。お金を預けているだけで損をしている「機会損失」 の話。金融とギャンブルの違いなどを丁寧に教えて頂けます。
 私自身、資産運用というのは、失礼な話ですが、ギャンブル性が高いのではと感じていました。

 しかし、本書を読み進めていくと、ギャンブル性を回避する方法の基礎知識を明記されていました。その方法とは「分散投資」 に他ならないことが明記されています。月々1万円から、コツコツ投資できることも学びました。 
 私はてっきり、数百万円からだろうと思っていたのです。

 実は今話したこのことも「金融リテラシー」 の一部なのです。そうです。「金融リテラシー」 と言うのは自分が努力し得た金融の情報や知識を、自分自身で疑い読み解くことなのです。また、金融リテラシーに終わりはありません。日々進化しているので、日々更新しなければなりません。

 どの世界でも、楽をしてお金が増えることもないということも本書から教えて頂けました。それは、日々の仕事と同じだと思います。日々の努力の結果がリターンとしてお給料に反映される。金融リテラシーもそうです。1年2年で覚えることは決してできません。
 けれど、自分が努力した分、金融リテラシーが高まることも本書から教えて頂けました。私はまだまだ、未熟すぎる金融リテラシーしかありません。
 しかし、学んでいく上で、金融に対する恐怖心を取り除けるよう努力していきます。そんな気持ちにさせてもらえる1冊です。

最後までお読み頂きありがとうございました。
資産運用の入門で購入した一冊です。まだまだ、資産運用に関しての知識は未熟ですが学んでいきます。
(添付リンクはアマゾン様に飛んで行きます)

本の題名:お金は銀行に預けるな ~金融リテラシーの基本と実践~
著者名:勝間 和代
出版社名:光文社新書

https://www.amazon.co.jp/dp/433403425X


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福井 優樹(@soylike 英語、本好き)
今までの英語勉強の方法を中心に書いて行こうと思います。(たまに読書感想、日常の出来事も) 何とか英検2級までたどり着きました。TOEIC505点(次回2021/11月受験予定)夢は「国境なき医師団」へ参加することです。