「小娘」からの卒業

ご機嫌いかがでしょう。シャッツです。

今朝、知人に
「シャッツ、あったときに比べると
顔がクールになったよね。」

と一言いわれました。

その知人にであったのは役一年半前。


マネージャーや企業から


「笑顔がチャーミングでキュート、
天真爛漫なモデル」


を求められてるときでした。

その時からすでに
自分の中に明らかに違和感があることに気づいてました。

その日の現場に用意した衣装が、
「ブランドネームがついてるものはNGだから別なものを着て!」と却下になり

代わりに用意されたのは
他人の私物のキュートなデザインのAラインワンピース。

控室からも出るなと言われるが
控室には暇を潰せる代物は何も用意されておらず、
一人で長時間を潰しました。

仕事の段取り説明も、立ち位置も十分な説明をされぬままに
本番をむかえ。どう動くべきかわからず周囲をキョロキョロしてきまう。

ライブ中継をみた知人や母親から

「おどおどしてて不安になった。」
「あれだとド素人」

そう言われ、
自尊心に傷がつき。
帰宅してから声をだして
大声上げてウワンウワン泣いた。

自分は適当に扱ってもいい「田舎の小娘」と
思われてるんだ。
だからそうやって扱われるんだ。

強く見えるようになったら、自分のことをなめる人はいなくなるはず。

「小娘」なんか卒業してやるんだ!
そう、胸に誓ったくらいの頃に
あった知人であった。
 

その知人は
当日僕がそう思ってたことだなんて知りもしないだろうに。


それでも、
あの日から、

そんなエピソードすら
知人に言われてから
思い出すくらいになったのかと思うと。

強そうになれたのかなと
ふと思う。

「なめる」「なめられない」

なんて本当はちっぽけなことで。

自分自身が
相手に上下の概念を捨てて接すること。

これがきっと
僕の求める
「強くなること」
そう気づけるようにはなってた。
これが
小娘からの「卒業」かどうかは
正直わかりませんが。

だから、
胸貼って歩いていけばいいよ、

一年半前の
「小娘」シャッツ。

時間飛行ができるのなら
そう伝えに行きたい。
そんな正午です。

写真は悔しいことが
起きる前頃の
相方とのツーショット。

二人ともマニッシュになったのぉ。