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映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』クロスレビュー

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ロシア語翻訳者、ライターなど複数の寄稿者による 映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』 のレビューをお届けします。 6月よりユーロスペースほか全国順次公開予定。 http… もっと読む
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映画『ドヴラートフ』を俯瞰する #5

(この記事は #4 の続きです) 「言葉」を愛したドヴラートフ 最後のポイントとしてドヴラ…

Mittechen
3年前
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映画『ドヴラートフ』を俯瞰する #4

(この記事は #3 の続きです) ありのままの表現者を貫く 第3のポイントとして、ドヴラート…

Mittechen
3年前
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映画『ドヴラートフ』を俯瞰する #3

(この記事は #2 の続きです) 不屈の作家ドヴラートフの誕生 第2のポイントとして、彼の…

Mittechen
3年前
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映画『ドヴラートフ』を俯瞰する #2

(この記事は #1の続きです ) レニングラードの非公式芸術サロン第1のポイントとして、レニン…

Mittechen
3年前
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私たちはソ連にいた! ~1970年代の青春~

 映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』を見て、私は「青春のモスクワ」に思いを馳…

父、アレクセイ・ゲルマンの遠い木霊

 アレクセイ・ゲルマンJr.『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』(2018年、以下『ドヴ…

予備知識なしで感じてください

ドヴラートフ、最初に知ったのは英訳の『スーツケース』。出したかったなぁ。力不足で成文社さんから『かばん』として出て、うらやましかったなぁ。まだ重厚長大がロシア文学のレッテルだったあのころ、ドヴラートフはまったく違って見えた。映画のなかのドヴラートフは本で見た本人の写真よりずっとかっこいい。ブロツキイはこんな感じだったのかなとも思う。1970年代のソ連の作家や画家たちの数日間を切り取った映画を、いま上映して観客に理解してもらえるのだろうかと心配になったけれど、いやたぶん同時代だ

映画『ドヴラートフ』をめぐって #3

▶「やさしい大男」の存在感 役者もみんな素晴らしかったが、特にドヴラートフ役のミラン・マ…

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映画『ドヴラートフ』をめぐって #2

▶映画に見る「いま」の風景 映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』は 1971年のレニ…

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映画『ドヴラートフ』をめぐって #1

▶アレクセイ・ゲルマン・Jr の作品! ロシア映画『ドヴラートフ』のことを教えてくれたのは本…

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ソビエト文化の光と影

1970年代のレニングラード、そこに生き、不遇の中で苦しみ、互いに励ましあって生きる作家、…

作家セルゲイ・ドヴラートフの伝記映画

雑貨屋Mitteさんからのお誘いで、6月20日から公開される映画『ドヴラートフ レニングラードの…

K Seino
3年前
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雪解け後の凍てつき

 映画「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」(ロシア、2018年)の公開が近い。特殊な時…

露傍の石
3年前
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Who is Mr.Dovlatov?

映画『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』2020年 劇場公開決定! ロシアの伝説的作家・ドヴラートフ。その知られざる人生、希望と共に生きた6日間を切り取る! 監督は『神々のたそがれ』アレクセイ・ゲルマンを父に持つ、アレクセイ・ゲルマン・ジュニア。ベルリン映画祭 "銀熊賞" 、ベルリーナー・モルゲンポスト紙 "読者賞" を受賞。 6月20日、渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開! 【予告編】 【映画公式 サイト】 http://dovlatov.net/ 【