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【お料理】 甘夏の砂糖漬け (調理時間:10分)

・優しい風味の自然なおやつ。
・運動の後やお茶うけに。

2〜3月になると、職場の先生がご実家の庭に生っている甘夏をたくさん持って来られます。
最初にこの甘夏と出会った時のことはよく覚えています。

その先生がすごく迷惑そうな顔で、「これ実家で大量にもらったんやけど、、」と職場に持って来られました。
子どものころから庭にある木からたくさん取れるそうで、あまり嬉しそうではないご様子。

私は甘夏や八朔の類はけっこう好きな方で、なによりその甘夏があまりにも綺麗だったので、試しに剥いてみたところ、、、
「おいしい!こんなおいしい甘夏、なかなかないですよ!」
その先生も半信半疑で食べると、「え、これこんなにおいしかったの!?」という反応。
売れない役者が一気にレッドカーペットを歩くような存在に格上げした瞬間を見ました。

☆材料はこちら

・甘夏
・グラニュー糖

これだけです。
もとの甘夏の酸味にもよりますが、お砂糖の量はだいたい甘夏1個に対して、カレースプーン(大きめのスプーン)1.5杯ぐらいでしょうか。
甘めが好きな方は2杯ぐらいでもよいでしょう。

こういうがっしりした柑橘は、剥くのが手間だということで敬遠されているのかもしれませんが、秘密兵器があります。
その名も「ムッキーちゃん」。

これがけっこう楽しく剥けるんですよね。
製造元さんが、剥き方の動画をアップしていらっしゃいました。

そんなに高いものではないので、ぜひ試してみてほしいなと思います。
皮を剥き、薄皮も剥いたら、清潔な瓶に入れて、お砂糖をかけます。

シャカシャカ振って、冷蔵庫に入れておきます。
1日も経てば、お砂糖と果汁が馴染んできます。

私は3日後ぐらいがシロップと甘夏が馴染んできて一番美味しいと感じています。
なので、その前に我慢できずに食べてしまってもいいように、2瓶ぐらいは一気に作ってしまい、瓶が空いたらまたすぐに作ります。
甘夏のローテーション制度です。

甘夏を剥いて、お砂糖をかけて数日おくだけなのに、皆が喜んですぐに食べてしまうので、この時期の私は一日に何個も剥く作業に追われます。

軽い運動の後やお風呂上がり、お昼寝の後のおやつにも最適です。
優しい風味で疲れが癒やされていくのがよくわかります。
冬〜春には、こういった柑橘はたくさん出回りますし、頂いたりすることもよくあると思います。
ぜひ作ってみてもらえると嬉しいです。




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