酒飲みが参加するもくりは地雷の宝庫だった件(同人女のブログ)
こんにちは、なでこです。
コロナ禍でお世話になった通話アプリ「mocri(以下、もくり)」がサービス終了になると聞き、なつかしい思いになったのと同時にもくり関連のイヤな記憶が2~3浮かんできたので(笑)突然、その内容をしたためておこうと思い立ちました。
…の第2回。
前回はこちら↓
今回は「酒飲みが集まるグダグダのもくりで地雷話をされてしまった」という恐怖体験を話していきます。
界隈の「嫌われ者」Wさんに誘われたもくり
数年前、私が所属していた「A×B」界隈にWという女性がいらっしゃいました。
Wさんは幼少期からオタクだったことも影響してか、絵と字の両方をたしなむ多才な方だったのですが、
場の空気や作家さんの意図を読めないタイプで、いろんな作家さんにカンちがいな感想を送りつけ、ウザ絡みした結果、界隈では「触れるなキケン」的な立場になっておられました。
(※もちろん本人に悪気はいっさいない)
そんな厄介者Wさんを私は常日頃から遠目に見ており、積極的に自分から話しかけることはありませんでしたが、こちらの意図とは裏腹に、どうやらWさんからめちゃくちゃ好かれていたようなのです。
たしかにWさんから小説の感想をいただいたときは丁寧にお返事しましたが…思い当たる節はそれだけです。
とはいえ、界隈から邪険にあつかわれることの多かったWさんにとって、私はある意味「救世主」のように見えていたのかもしれません。
そんな日々が続いていたある日のこと。
突如、WさんからDMで「お酒を飲みながらもくりをしませんか?」というお誘いをいただきます。
Wさん曰く「私(なでこ)とは気が合うのでぜひ、もくりで飲み会したい」とのこと。
もちろん私はWさんとは距離を置いておきたかったし、彼女の作風は好きじゃなかったので(←好きじゃなかったんかい・笑)一度はお断りしようとしました。
それに私はお酒があまり飲めないので…。
ですが仲良しのXさん・Yさんがこのもくりに参加されると聞き、このおふたりが参加するのであればとしぶしぶ了解することになりました。
え?なんか知らん人おるやん…
そしてむかえたもくり当日(たしか金曜の夜だった気がする)、残業のため遅れて参加したトークルームには私以外の5人が集結しておりました。
このときはじめて、参加者が私をいれて「4人ではない」ことを知りました。
どうやら主催のWさんが事前に許可を得ず、その他ふたりに声をかけたらしく…しかも私の苦手なZさんも参加しているじゃあ~りませんか。
(ZさんはA×B界隈にいながらも雑多推しであることに加え、主語デカなところが苦手でした)
正直「うわ~、最悪な場所にきてしまった…」と感じました。
いますぐこの場から逃げたい。だけどすでに出来上がっている雰囲気をブチ壊すのはあきらかにマナー違反。
くう、どうすればいいんだ…考えろ!考えるんだ!!
この間、イチかバチか0.2秒の領域展開…(←意味もなく言いたいだけ)
結局、その場の雰囲気をブチ壊したくない中間管理職の私は、おとなしくその場にスっと座ることを余儀なくされたのでした。
「獄門疆(地獄の宴会)開門…」
(呪術2期見たからとりあえず言いたいw)
酒が進むにつれて盛り上がるアレ
私が参加したのは22時。
もくり開始から1時間以上が経過していたこともあり、その場にいた参加者はかなり酔っぱらっておりました。
特に主催Wと主語デカZはお酒を相当飲むらしく、いつにも増してグダグダ。私がトークルームにログインするやいなや、タメ口で絡まれてしまいました。
正直、不愉快でした。私は仲良くない人からタメ口きかれたくない性質なので。
でもまあ私はメンバーのなかで一番若かったからしょうがない。お酒が進むと気がゆるくなるのもしょうがない。
だからイライラゲージが高まるのを心の奥で感じつつも、私はひたすら彼女たちのタメ口を我慢し、早くもくりが終わることを願っていました。
ところが、ついに空気のよめないWが本領を発揮し始めます。
そう…タイトルにも書いた通り、何の前触れもなく私の地雷カプについて萌え語りをし始めたのです。
私の主戦場は「A×B」でした。そしてWが話し始めたカプは「攻め」ちがいの「C×B」。
A×B推しの大半はC×Bが地雷だというにもかかわらず、主催Wは平気でC×Bの話をするのです。
ちなみに主語デカZも雑多なので、C×Bの話に乗っかる。ついでにはじめましてのPもC×B作家だと知る。
ただの地獄~~~~~~~(笑)
W「C×B作品が増えないかと思って、A×B作家QさんにC×B書いてほしいってリクエストしたらブロックされてさ~」
Z「A×B界隈って心せまい人多いよね。どっちもいいカプなのに」
P「C×B推しはA×B推しの人も多いんだけどね。どうしてなんだろうね?」
これら三人の織り成す盛大な不協和音…
身にしみるぅううううう\(^o^)/
しかも私の苦手な設定(たとえば近親相〇)の話も平気でする。そして当たり前のように3Pとかの話もする(複数人エロも苦手)。
うおおおおお( ;∀;)
やめてええええヽ(;▽;)ノ
Wから事前に聞かされていたもくりのタイトルは「A×B推しのつどい」なんだけどね!?こっちは完全に「A×B」の話をすると思って参加してるからね!?
なんの罰ゲームよ(笑)
だけどお酒のせいで配慮を欠いた彼女たちにとって、私の地雷なんて知ったこっちゃない案件。お互いが好きなように暴れまくる。
結局、私は適当に相槌を打ちながら別の作業をしておりましたとさ。
もちろん心の刃をギッラギラに研ぎ澄ませながら…。
酒飲みもくりに参加した反省点
今回の件で私が学習したことは2つあります。
①問題児と深い関係をつくってはいけない
Wさんがなぜ界隈から嫌われているのか──それは配慮ができないからです。
実を言うとWさんはA×B・その他界隈を問わず、空気の読めない発言・凸をくりかえすクセがあり、多くの作家さんを苦しめていました。
そのときは相手を怒らせてしまった、あるいは困らせてしまったと反省し、けじめとしてアカウントを削除するのですが、その数日後には別アカウントで転生してきます。
もちろん転生しても名前は同じなので多くの作家さんに先行ブロックされていました。
一方、実害がない(=迷惑かけられたことがない・凸されたことがない)フォロワーさんは転生後のアカウントをフォローします。なぜならWさんは多くの作家さんにいいね・RT・感想をくれるからです。
同人の世界に身を置いていると、たとえ数を気にしていなくても反応があるとうれしいもの。
私も例にもれず「反応がもらえるから」と理由をつけて、Wさんを毎度フォローしなおしていたんです。
しかしながら、この判断がまちがっていました。
そもそも界隈の問題児とつながることはリスクにつながります。
アカ消し&転生をくりかえすWを早期に見限っておけば、私もこんな苦痛を強いられることはなかったのでしょう。
ちなみに今回のもくり問題を受けて、即座にWさんのフォローを外すことはありませんでしたが、その数か月後にWさんが問題を起こしてアカ消ししたタイミングで私は彼女と縁を切ることにしました。
それから彼女とはいっさい連絡を取っていません。
②お酒を飲む場には行ってはいけない
お酒を飲むと、どんなに酔わない人でも気が大きくなるもの。
ふだんは分別のある親切なひとだったとしても、酒がひとたび入ると丁寧な言葉遣いや気遣いができなくなってしまいます。
もちろんその場にいる全員が酒飲みであれば、それでも構わないと思います。
WさんがZさんに失言をしたとしても、Zさん自身も酒に酔っているため、それなりにスルーしてくれることでしょう。
しかし私のようにお酒を飲まない人間は、オンオフ問わず飲み会でイヤなことを言われたら鮮烈に記憶に残ります。
それって結構しんどいんですよ。
だって大半の場合、彼女たちは過去の発言を覚えていないのですから。
冗談めかしに「あのときのWさんは(私の)地雷話をしていましたよね。すごく不愉快でした」と言ったところで関係が険悪になるだけ。
だからお酒の飲めない私が参加することに無理があったのだと思うようにしました。
音声通話の舞台が変わっても気をつけたいこと
さてコロナ禍でおおいに繁盛した「もくり」がサービス終了になるため、今後は別サービスの利用が加速するかと思われます。
その筆頭がDiscord(以下、ディスコード)。
ディスコードは現在、オンラインゲームでコミュニケーションをとる多くのユーザに利用されています。
この記事を読んでくださっている皆様にも、ディスコードを利用する機会が出てくるかもしれませんね。
しかし、もくりからディスコードに舞台が移ろうが、だれかれ構わず通話するのはオススメしません。
特に同人活動で「相手とはじめて通話する」場合には、相手のことをよく知るようにしてください。
音声通話は一発勝負です。DMやチャットのように書き直し、打ち直しができません。
あ!いまの発言無しね!
変なことしゃべっちゃった!ごめんね!
と取り繕っても、後の祭りになってしまうことも大いにあり得ます。
それに音声通話で話した内容は、その場にいた誰かにリークされる可能性もあります。(前回の記事を参照)
つまり発言に責任を持ちながら会話をする必要があるのです。
また、音声通話は録音をしていない限り「言った・言わなかった論争」を引き起こすことがあります。
たとえばお金が絡むような話をする場合、あるいはアンロソ執筆者で集まって会議をした場合には必ず録音をしておきましょう。
複数人が集まると十中八九、もめごとが起こります。
あなたの身を守るためにも録音をするか、メール・DMでやりとりするのがおすすめです。
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