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晴れ時々曇り日記

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日々の自分、日々の気づき、不登校な娘の記録。 いいことわるいこと、晴れたり曇ったりの日々の暮らしを記録していきます。
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#安心

「不登校への理解」を深めたパパ。

不登校メカニズムにはざっくり言うと初期、中期、後期というような時期があって、その長さは人それぞれ。 ただ、その時期に合わせた言葉がけや対応が大切だということを、自分なりにいくつか学んできたことがあった。 ぴぃを信じられるように、なりたい母親になれるようにと、不登校カウンセラーさんのメルマガやSNSを見て、自分なりにこれならできるをたくさん参考にした。 そのために、自分の中にあった「普通」をたくさん捨てた。 自分の気持ちをたくさん押し殺して、言いたいことも言えず、我が子

久しぶりの授業参観前日に心乱れる娘。

今日はぴぃの授業参観があった。 参観できるのは保護者一名、さらに、4時間目までの授業を分散しての参観となった。 私が参観できるのは3時間目の国語の時間と割り振られていた。 国語の授業では、生徒一人ひとりが自作の詩を発表するということは、1週間前からぴぃに聞いていた。 私が国語の時間に参観することも伝えてあった。 ぴぃは当初、「詩を発表するの恥ずかしいな〜」と少し照れたように言う程度だった。 ところが、昨日の夜になって突然、「あの詩を発表したいくない!!ヤダヤダヤダ

スーパーマンみたいな先生に救われる親子。

ぴぃさん、中学校生活も3週目に入り、理解ある優しくて力強い先生を味方につけ、たくましく登校しています。 学校に行く、毎日通うということだけで、どれだけエネルギーを使っているかと思うと、もう帰ってきてからのことで、あーだこーだ言う気にならない。 「制服はシワになっちゃうから、脱いだらかけてよ。」 「提出物や持って行くものがあるなら先に言ってね。」 そう思ってはいるが、「全部は無理」と思って耐える。 放課後、部活に行ってから帰ってくるぴぃさん。 4時ごろ帰ってきて、i

強迫症の再燃!?と共に見つけて得た安心。

最近症状が寛解していることで忘れがちなぴぃの病気。 強迫性障害 ぴぃの場合は主に「不潔恐怖」が強く、汚れ、シミ、キズなどを見つけると、それが菌であり、触れるとすぐさま死に至るというところまで囚われる。 その「強迫観念」を、我が家では『ミッケ』と呼んでいる。 不潔恐怖によるミッケが現れると、たちまち脳内がパニックになり、手洗いが止まらなくなったりという「強迫行為」に及ぶ。 ぴぃの場合、発症から3年間、寛解と再燃を繰り返し見えてきたのは、「不安」「ストレス」「疲れ」「緊

入学前の中学校に訪問。安心の確保。

ちょっと前に、ぴぃがこの春に入学予定の中学校に電話をした。 ぴぃのような生徒が入学した場合の中学校側の対応と、サポートについてはどんな取り組みを行なっているかを確認したかった。 生徒指導の先生が担当で応対してくれた。 ぴぃのこれまでの経緯を簡単に説明すると、直接会って相談内容を伺うと言ってくれ、改めて時間を作ってもらった。 そして今日、直接中学校へ出向き、担当の先生とお話をしてきた。 まずは、ぴぃの病状について「知識不足で申し訳ない」としながら、理解しておきたいと言

犬も人も信頼は連鎖する。

同じマンションの幼なじみの家に、6歳になるワンコがいる。 そのワンコは6年間、ワンコのお友達がいなかった。 というよりも、散歩中によそのワンコに会うと、牙を剥き出し、威嚇するように吠え、飛びかかりそうになってしまうんだとか。 そろそろ1歳になろうとする我が家のワンコ。 よそのワンちゃんが大好き、むしろかまちょがひどくて怒られるほど。 それでも全くひるむ様子もなく、空気も読めない。 とりあえず、幼なじみのワンコと面会させてみようということに。 我が家のワンコを見る

1日1つです。焦らず、急がず生きましょう。

昨日、久しぶりに1人でぴぃの病院へ行った。 「中学校のことを意識して、焦りを感じてるようです。」 と伝えた。 病院の先生は、ずいぶん前から母子分離を促すようなことを言っていた。 お家以外の居場所、家族以外の第三者。 私もずっと、ぴぃには必要だと思っていたけど、ぴぃ自身がそれを望んでこなかった。 でも、お友達とおしゃべりしたくて学校に行くことや、私の付き添いなしで学校で過ごすこと、お友達とお出かけする経験を経て、私がいなくても大丈夫という状態はぴぃも感じてると思う。

一緒にいると安心だけど、離れたくなる時もある。

放課後、久しぶりにぴぃのお友達がやってきた。 オンラインゲームで深まったCちゃん。 いろいろあったけど、なんだかんだとCちゃんとは繋がっている。 気づけば、ぴぃが最近はまっているリズムゲームにCちゃんもはまり倒していた。 それが嬉しくてしかたないぴぃ。 キャーキャー言いながら楽しんでいる声に安心する私。 一喜一憂・・・しないわけないんだよ。 いつもいつもぴぃのことばかり考えちゃうんだよ。 ぴぃが嬉しいと私も嬉しいし、ぴぃが楽しいと私も楽しい。 ぴぃが悲しいと

眠れない夜には楽しみを、不安には安心を。

昨夜ぴぃが久しぶりに眠れないと言って起きてきた。 時刻は夜中の12時半ごろ。 部屋に入ったのが、11時前だったから、それまでいろいろと考えごとをしていたらしい。 そしたら、不安になっちゃって、怖くなっちゃったようだ。 私のベッドに潜り込み、しがみついて震えていた。 そんな夜もあるよね・・・てか、「明日が怖い」そんな夜ばかりだよね。 改めて、ぴぃは強いなと思えた。 こんなに不安で怖い夜を、もう何年も1人で・・・と思うと、ぎゅっと抱きしめて、背中をさすってやることし

娘の絶対的信頼と絶対的安心を持ち合わせた姪っ子。

昨日から姪っ子が泊まりにきていた。 ぴぃの一個下で、一番気の合うぴぃのいとこ。 コロナのせいで、会うことすらできなかった大好きないとこ。 駅まで迎えに行き、会った瞬間から、今日駅まで送り届けるところまで、ずっとずっと楽しそうにしていたぴぃ。 どこへ行って何をするにも2人の世界で楽しみ、引率の私はほとんどいらないくらいだった。 おかげでスーパー銭湯でもゆっくり露天を楽しむことができた。 寝ている時以外はしゃべっていない時間はないんじゃないかというくらい、時間を惜しむ

大好きな人を悪者にしたくないからと自分を責め、強迫と戦う娘。

日曜に、お風呂からなかなか出れなくなってしまったぴぃ。 お風呂でおいおいなく声が止まらないので、話を聞きに行く。 理由はわかっている。 大好きなお姉ちゃんが遊びにきてくれて、一緒にご飯を食べた後、手を洗わずにコントロールを握っていたことと、ぴぃの部屋にある大好きなアニメグッズに触れていたこと。 前回も同じようなことがあったから、私も注意していたのだけど、手を洗ってもらうタイミングを逃してしまった。 ぴぃは自分さえ耐えればいいと、その場はなんとか踏ん張って楽しんだ。

「こだわりが強い」のは生きづらさじゃなくて、納得したいという強み。

今日はぴぃと一緒に、仕事で少し遠出をするパパにくっついて行ってみた。 私自身、ドライブだけでも、少し家から離れてリフレッシュしたい気分だった。 ただ、ぴぃを連れて行くには何かしらの楽しみがないとと思い、行く先の街にアニメイトがあるかどうかをチェック! ありました。しかも地域最大級の品揃えとか。 アニメイトが大好きなぴぃは「行くしかない」と言って一緒に来てくれた。 広かった。とてもとても広くて品揃えも良い。 ぴぃが満足しているのが分かると、私の気持ちも満たされる。

診察室で起きてる恐怖をひた隠す娘。

昨日は、月に一回の通院日。 診察室に入るなり、真っ先におもちゃを手に取るのがぴぃのお決まりパターン。 昨日は、縦に積んでピラミッド状に組み立てるブロック。 先生の「どうでしたか?」と言う問いかけに、「あんまり手を洗ってないし、パニックになることもなかった。」と、適当に返事をするぴぃ。 それ以上は、ブロックから目を離さず何も話さない。 さっきまで車の中であんなにしゃべってたくせに、学校が楽しかったとか、興奮してたくせに、それは言わないのか… 私は、先生とぴぃで会話を

強迫性障害の子どもの声と、その家族へ(後編)

いつものように、ゲームもYouTubeもない、一番話がはずむお風呂での会話。 私「ぴぃ、〇〇ちゃん、ぴぃと同じ、ミッケで学校行けなくなってるんだって。」 ぴぃ「え?どんな感じ?」 私「不安が強くて、何度も確かめたり、誰かを傷つけたかもって怖くなって、パニックになってしまうことがあるみたい。」 ぴぃ「ぴぃと同じじゃん。こんなに近くに同じミッケの子がいるなんて。」 私「〇〇ちゃんは、まだ3年生だから、怖い気持ちをうまく言葉にできない状態みたいなの。」 ぴぃ「そりゃそう