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(映画のようなCMレビュー)I like コマーシャルs

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収益を目的とした記事では御座いません。
映画を文字で楽しくしてみたいだけで御座います。

~冒頭~

こんにちは。
2020年3月から白血病の治療をしております。
病院で暇なので、映画を観ます。

「映画は見たいけど時間そんなに無いっす。」
そんな方におススメします。
「CMをみましょう。」
仕事でよく「GRP」なる3文字をよく耳にしていましたが、
広告効果の測定に使われる指標のことで、
テレビコマーシャルを放映した本数に
それぞれの番組の視聴率を掛けた数値らしいです。
「広告費用を1億円かけて1000GRPでこれをこうで。。。」
とかやる訳ですよ。。よくわかりませんが。。
かつてはテレビコマーシャルが主体だった為15秒の尺で
コマーシャルを制作をしていたので、
商品単体の認知を上げること(ローソンのからあげ君!!的な感じ)や、
企業名を認知してもらうこと(タケモトピアノー!!的な感じ)に終始していたのですが、広告媒体がインターネットに移行していくと
「続きはネットで!!」的なものが増え、
現在ではネットだけで完結するようなものも増えています。
ネットの良い所は尺がいくらでも取れるのです。
なので企業側は「商品単体の認知」や「企業名の認知」だけではなく、
「我々はこういう企業です。」とか
「こんなことしたいんです。」とか
企業理念や企業イメージが出てきています。

2時間映画みる時間がない方
10分あれば見れるストーリーがあります。
そんな中でおススメのCMをご紹介させて頂きます。

~西部・そごう~

「わたしは、私。」

まずは最低限このCMを理解する為の炎鵬情報。
このCMに出てくるのは
大相撲力士の炎鵬晃。
相撲取りとしては小柄な体系が昔から続く。
学生時代には輝かしい相撲での勝利を重ねていた。
相撲の道を諦めようともしたが、大学卒業後は横綱・白鵬の内弟子として、宮城野部屋へ入門。
公表されている彼のデータは身長169cm、体重96kg。
幕内力士の平均身長は約185cm、平均体重は165kg前後です。
身長も体重も一番と言って良いほど小さいのですが、
彼は2019年5月場所で新入幕を果たし、体重100kg未満の力士としては22年ぶり幕内での勝ち越しを決めました。
100kg前後の力士が180kgの力士を投げるのです。
彼の相撲は相撲ファンを超えて様々な人に愛されています。

そんな訳で上記のCMです。
日本語とは不思議なもので
「しかし」という言葉は使い方が大事です。
同じ文章でも
「肯定的」→「しかし」→「否定的」ネガティブな文章
「否定的」→「しかし」→「肯定的」ポジティブな文書
こんなロジックを考えられるCMディレクターに素敵です。
発想力の勝利。

「東大生が挑戦。簡単そうで意外と解けないテストって何?」

高貴だと思うものには特にレッテル貼りをすることが多いと思うんです。
だからこそこんなタイトルが成り立つと思うんです。
東大に合格した子を持つ親は「へへーん、うちの子東大生なんです!」とか言っていそうでじゃないですか。
でも、この映像を見ると当たり前なことに気づかされます。
東大に受かったことが大事なのではなく、
自分の立てた目標を達成させたことが誇らしいんですよね。
親が生きている内には、たまには電話でもしましょう、みなさん。

~BEAMS~

「BEAMS40周年企画『今夜はブギー・バック』で観るTOKYO CULTURE STORY」

40年のTOKYOファッションと音楽の軌跡を4分で見せてくれます。
70年代にoutdoorとかsurfstyleとかみるとやっぱりファッションって回転し続けてるのかと思ってしまいます。
音楽ではシティポップからアシッドジャズまで森高千里や野宮真貴、クラムボン、しゃちほこ、Suchmosなどなど他にも楽しいメンバー。
ファッションの軌跡を見て改めて思うのが、Japanizationというものは良くも悪くも続く小さい島国の歴史であって、ファッションや音楽に関しては良いJapanizationなんだと思います。
池松壮亮って良い表情してますよね。

~TOYOTA~

「Loving Eyes -Toyota Safety Sense」

「父の目」と「娘の目」を主題にして、
「車の目」で守るというよく出来たCMです、
youtubeのコメント欄は海外のコメントで溢れています。
はぁー、我が家の娘も結婚しちゃうよねー。。
まだ、5歳だけど。。。

~相鉄グループ~

「100 YEARS TRAIN / 相鉄都心直通記念ムービー」

2019年11月30日に相鉄新横浜線として新しい区間が開業して、相互の乗り入れが開始となりました。最長で海老名から川越まで行けるとか。
100年の歴史を経て相鉄線が都心と直通することを記念して制作した映像です。
大正から令和まで車両、衣装、美術品なども当時の様子をリアルに再現したそうです。その100年をつなぐのは二階堂ふみと染谷将太。
そして、くるりとサカナクションのマッシュアップです。

mashupって結構難しいと思うんですが、この2つの曲の相性の良さとアレンジメントの上手さが際立ちます。

繋がらないが繋がる演出が演技でも音楽でも見られます。

~キリンビバレッジ~

「キリン 午後の紅茶「あいたいって、あたためたいだ。もう一つの物語」篇」

ドラマ「義母と娘のブルース」を観ていた人には上白石萌歌と井之脇海のコンビはたまらないでしょう。
撮影地は熊本県南阿蘇村。CMは2016年冬から2017年冬にかけて撮影がこの期間されていました。
2016年4月14日の木曜日、21時26分以降に熊本・大分を中心に最大震度7を観測する数回の大きな地震が発生しました。
このCMではそれまでのCMを回帰しながら2018年に再度撮影された映像を含めて作られました。
私人生で一度阿蘇に行ってみたいです。
日本の中でも美しい風景がここにはあるはずです。
噴火や地震、豪雨と苦しいことが沢山あるかも知れません。
歌や映像は人の力にもなりえます。

~三菱電機~

「ニクイねぇ!シアター」

今度はお姉ちゃんの方です。
ちなみにこのCMが私の妻の「一番好き」らしいです。
上白石萌音さんは歌も上手です。アニーローリーは歌ってないけどね。
またどこかで紹介したい。
普段からありがとうはどんどん伝えましょう。

~TIFFANY&Co.~

「ティファニー・ブルー」

下記、私の遍歴です。

・高校ティファニー期
高校生になるとアルバイトとかはじめて、彼女出来るとリングとか頑張ってプレゼントするじゃないですか。
ティファニーさんって素晴らしいのが、シルバーリングとかで高校生でもどうにか手に届くラインがあるんですよ。
そして、あのティファニーブルーの箱に入れてもらってドキドキで彼女にプレゼントするんですよ。あの達成感たるや堪りませんでした。
・大学4℃期
大学生時代にもなると、ティファニーって少し割高感を感じ、
4℃とか、ヴァンドーム青山とかに手をつけ始めるんですよ。
なんか同じ値段でもこちらの方がクオリティー高くないって?思ったりしました。4℃期が長かったな。20代お世話になりました。
・結婚田中貴金属期
一応、ブライダルリングなどで色々と巡る訳ですよ。
一応ね、一応ハリーウィンストンとかも見るんだけど、
高くて怖くてお店にすら入れないんですよ。
何か門番いるでしょ、あの店とかハイブランドの店ってw
最終的に出した結論が田中貴金属。
同じ値段で一番クオリティ高いのはここじゃないってなったんです。
ちゃんと銀座とかにもお店あるし、石からリングから色々と選べましたし。
・結局ティファニー期
そんで今です。結局ティファニー期って言いますのは、
結局、あの外箱の美しさに戻るんですよ。
どうせリングを渡すなら、あの箱で渡したいになるんですよ。
「他ブランドより5万多く払えばあの箱付いてくるんですよね」
的な発想ですw

だから、言いたいことはティファニーってブランドイメージを高校生から育てられて結局ここに戻るって本当の意味でハイブランドだし、
日本を市場としてしっかりとマーケティングしてくれている感覚を覚えます。
成田凌も杉咲花も素敵です。
LANYのGood Girlsという曲も素敵です!

~末尾~

はい、CM紹介したいんだか、日記書きたいんだか、
思い出話したいんだかよくわかんないですよね。
それがわたしだぁー!!
はぃ、すぃません。。
電車に乗っている20分をこんな映像で
時間を過ごすのも悪くないです。
クリエイターは色々な場所にいるもので、
15秒で作る天才も、3分で作る天才、
2時間で作る天才もいるものです。
病院から出られなくても、
ITの技術を通じて何かと出会えるとは
なかなか良い時代に生まれたものだ!
明日も良いものと巡り合いたい。
そんな感じで今日は終わります。
きりーつ、きょうつけー、れいm(。-_-。)m
さよーなら。