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映画の話53 ボヘミアンラプソディ

 繊細で傷つきながら、それでも妥協することなく自分の中のロックを貫く姿に深い感銘を受けました。それまでのバンドにはない全く新しい境地を切り拓いたクイーンは、今でも唯一無二の存在だと思います。全くぶっ飛んだバンドだと思います。
 映画では、その栄光と、プロモーターや周りの人たちにうまく利用されたりしてもなお、優しく生きるフレディの姿が描かれます。そしてあまりにも孤独すぎる姿も。容姿や人種、今のLGBTQへの差別や偏見も浮き彫りにされます。
 どんなに社会の風潮から痛めつけられてもピュアな生きざまができるからこそ、稀代のロックスターになったのだろうと思いました。
 名作だと思います。

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