探究学習やSDGs学習がこんなふうに問われる #3 (最終回)
そういえば、今の3年生さんで、コロナで一斉休校を余儀なくされた昨年4月〜6月の間に、当時、肉体的にも精神的にも命を削りながら働いていた医療従事者への応援メッセージを広く世間から集めて届けた人がいました。
そのアクションは新聞でも一面に掲載されました。でもたぶん本人が一番嬉しかったのは、当の医療従事者の方々からのお礼のメッセージだったと思います。
このアクションは、誰でも思いつく、でも誰もやらないものでした。そしてただ言葉を集めただけのものでした。
実際、#StayHomeの当時、できることはごく限られていました。たったそれだけのことが医療従事者の心を深く射抜き、また社会的にも高く評価されたのです。
出来もしないすごいことばかりをまるで他人事みたいに偉そうに言うのではなく、やろうと思えば誰でも出来るささやかなことを自分ごととしておこなったそこに、多くの人たちは共感したのだと思います。
ピンチをチャンスに変える、というのはこういうことなのではないでしょうか。
だからこそ、みなさんも改めて自分だけのポートフォリオの素材を日ごろから書きためてください。
すごいことを考えなくていいです。毎週の探究学習でやった内容を1行ずつ書きとめていくだけでも構いません。やってみましょう。
サポートあってもなくてもがんばりますが、サポート頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです。