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変と凡のあいだにー「とても疲れやすい」

どうも、SOSU Loverでございます。

変と凡のあいだに」と題して、「今まで歩んできた人生の中で感じた生き辛さ」をテーマに語っていきます。

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今回は、「疲れやすい」ということについて。

多くの人が当たり前のようにこなせることが、自分にはできないことが多いです。臨機応変に行動したり、上手にコミュニケーションを取って相手と作業したりするのは、僕にとって至難の業です。

特に、僕は適切な日本語がなかなか出てきません。出てくるときもありますが、出てこないときは全然出てこなくて、会話が止まってしまうこともあります。沈黙が続くと、ますますパニックになってしまうという始末で、相手とのやり取りで恥ずかしい思いをしたことはたくさんあります。

親しい人とおしゃべりをするときは気楽なのですが、そうでないときは「どういう日本語を使ったら良いんだろう?」と迷ってしまい、頭の中は既に忙しい状態になります。つまり、無駄に体力を消費してしまうのです。

電話対応に苦労した会社員時代

会社員時代、特に苦労したのが「電話対応」でした。日本語がなかなか出てこなくて対応に苦労するというのはもちろんですが、もう一つ苦手だったのが「リスニング」です。音声の言葉だけを聴いて正確にインプットすることが難しいのです。

どう説明すれば良いのでしょう…?

普通、日本語が耳に届いたとき、「ああ、相手はこういうことを言っているんだな」とわかるはずです。しかし僕の場合、日本語が耳に届いても意味のあるワードになかなか変化しません。つまり、言葉は耳に届くんだけれど、理解するのにかなりの時間を要するのです。

(もちろん、内容によります)

時には、超特急のように相手の言葉が耳を通り過ぎてしまい、何を言っていたのかがまったくわからないこともありました(このような経験は、皆さんにもあるのではないでしょうか)。僕は、これがしょっちゅうあるのです。

電話だけでなく、日常の会話でも起こります。相手の話を聴いている時、耳には届いているのですがなかなか内容を理解することができないことが多いです。聞き返したりすることもありますが、なかなか頭に情報が入ってきません。また、どういう意図で話しているかを汲み取れないことも多いです。

そんなことが日常生活で起こりまくるとどうなるかというと、人と会話することにかなりの体力が消費されてしまうのです。一人では生きていけないので、他人とのやりとりは必要です。ただ、そのやり取りが僕にはハードワークとなってしまっているのです…。

体力がなくなり、周りのことに手がつけられなくなる

会社員時代、電話対応に苦労したことは上記に書いたとおりです。電話対応を終えると、体がかなりぐったりしてしまいました。そして、電話対応をする前にどこまで仕事を進めていたかもわからなくなりました。

作業効率がものすごく落ちました。進捗が悪く、自分のポンコツさに自信を失う毎日…。段々と、働く意欲は低下していってしまいました。

今もそうですが、僕は「気が利かない」と判断されてしまうケースが多いです。「周りをよく見て、〇〇をすることこそが新人として求められることだ」と言われたことはあるけれど、それができるのなら苦労はしません。自分が今やっている作業に全精力をかけて取り組まないといけないという状況では、周りへの気配りをすることは非常に難しかったのです。

もちろん、できることなら周りに配慮した行動を取りたいわけですが、それをやろうと必死になると、目の前のことが疎かになってしまいます。不器用なんですよね。自分のことで精一杯なのです。物事を正確にこなすために、ごっそりと体力が持っていかれてしまう。どうしていいかわからず、どうにもできない状況となってしまうのでした…。

子どもたちの「存在」に助けられている

そろばん教室での指導においても、まだまだ大人としてできないこと、配慮が行き届かないところはたくさんあります。ただ、子どもたちにはとても助けられています。

それはなぜかというと、

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