行動を変容させるための「時間」「環境」「意思」の関係性

世の中には、変える事ができないもの、変える事ができるものがある。

変える事ができないのは、みんなに平等に与えられてる「時間」

そして、変える事ができるのは、自分の「意思」

その中間に位置し、それぞれの状況により、変える事ができるのに範囲があるのが、「環境」

この関係性を整理しておくと、

自分の「行動」をより良くできるように思う。

その際、まず基準になるべきものは何だろうか?

「環境」をできるだけ良いものに変えたとしても、
「時間」は変える事ができない。

「意思」を変えたとしても、
「時間」は変える事ができない。

という事は、「時間」を一番の基準にしながら、「環境」「意思」を変えていかなくてはいけない。

大津高校の平岡先生の有名な言葉に

「24時間をデザインする」

という言葉がある。

変えられない24時間、平等に与えられた24時間を、できるだけ良い「環境設定」をして、

「意思の力」を最大限に発揮し、「行動」をデザインしなさいという事なんじゃないかと思う。

ここで、「環境」「意思」という言葉を紐解いてみる。

この2つの言葉とセットになるべきものは「行動」だ。

「環境」には変える事ができる範囲があると言ったが、特に、小学生の場合は、その制限が多い。

親の力を全面に借りないと、行動範囲を広げる事ができず、

状況によっては、限られた「環境」しか準備できない事だってある。

また、あの「環境」の中でチャレンジしたいと思っても、距離の制限は必ず発生する。

その点、「意思」は自由だ。

自分自身でいくらでも限界を突破していく事ができるし、逆に妥協もできてしまう。

だが、「環境」「意思」この両者を最後に成立させるピースは「行動」である事を忘れてはいけない。

「環境」をできるだけ良いものに変えるのには、慣れから脱却するための勇気と行動力が必要だし、

「意思」の力を発揮しようとしても、思うだけでは、妄想に過ぎず、

そこに「行動」が伴わないと、本当の意味で「意思の力」とは言い切れない。

だから、「行動」を伴える範囲を考慮する事が大事だし、

「行動」をもって、「環境」「意思」を変えていくという発想も必要だ。

その上で、基準となる「時間」という枠に当てはめる。

そうする事で、24時間をデザイン事も人生をデザインする事もできると思う。

「時間」こそが一番価値あるもので、決して縛られてはいけないものだ。

平等に与えられているからこそ、「環境」「意思」の力で、「時間」を自分のスタイル・目標に合わせてコントロールできるようになって欲しい。

この関係性を意識して自分の「時間」を見直してみると、きっと「行動」が変わり、もっと良い人生が送れるはずだ。

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