そりまちともこ

看護師です。沢山の出逢いのほとんどが人生の大先輩です。それぞれの人生を見せていただき自…

そりまちともこ

看護師です。沢山の出逢いのほとんどが人生の大先輩です。それぞれの人生を見せていただき自分の人生をよく考えるようになりました。自分も病気になったことで支えてもらうことの大切を感じ、自分も人として看護を通し支えたいと思い、経験を積み重ねてきました。現在の想いや考えをお伝えしたいです。

最近の記事

【あいさつ】 あいさつは大事 言わなくてもわかっていること でも気持ちよくあいさつできる人ってどのくらいいるかな コミュニケーションのきっかけになる 大きい声で相手に届くようにあいさつをする 無反応でも続ける 積み重ねることがきっかけになるかもしれない

    • 【ご縁】 縁は私の大切にしていること 仕事やプライベートで関わった人々 沢山の人がいる中で顔見知り、知り合い、友人、同僚、恋人、家族 何かしらのご縁があり繋がっている 私はその人々から学びを得ている 嬉しいことも悲しいことも怒りも すべてが私の学びへとつながる すべてに感謝

      • 看護と五感

        おはようございます。今日のテーマは大きくてざっくりしていますが、原点に戻ってみたいと思います。 看護の看は手と目が組み合わさった漢字。 看護は手と目で看る。 これは看護学校の時に授業で聞いた記憶があります。手と目で看る。すごく大事な感覚です。ですが、本当は手と目だけではありません。五感すべてを使って感じ取ります。 五感を使って、患者さんに異常がないかを観察し、何か変だなと気づくことが大事です。測定機器や数値だけに頼らず、自分の感覚で観察することも大事です。 「何か変

        • ひとつの区切り

          今年の1月から保健所に派遣で勤務していましたが、契約更新せず9月30日で勤務を終えました。 行政で働くことは初めてで、今までの描いていたイメージがだいぶ変わりました。何事も聞いた話だけでなく、実際体感しないとわからないものだとよくわかりました。 勤務を継続することも可能でしたが、コールセンター、保健所を経験したので、療養ホテルで看護師はどのような形で関わっているのか知りたいという思いから10月からは療養ホテルで勤務します。 色んな経験をすることで自分の引き出しが増え、今

        【あいさつ】 あいさつは大事 言わなくてもわかっていること でも気持ちよくあいさつできる人ってどのくらいいるかな コミュニケーションのきっかけになる 大きい声で相手に届くようにあいさつをする 無反応でも続ける 積み重ねることがきっかけになるかもしれない

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        • ひとつの区切り

          吹奏楽に燃えた学生時代

          小学校3年生の終わる頃、器楽クラブに見学に行ったのがフルートとの出会いでした。それから40年。今でも趣味で続けているとは思いもしませんでした。 小さい時は内気で自分から何かをしたいと言ったことがなかった私だったそうで、母は自ら器楽クラブに入りたいと教室で手を挙げたことに驚きフルートを買ってくれました。 中学校、高校と当たり前のように吹奏楽部に入りました。中学はコンクールの地方大会に出場できる実力校でした。高校は県大会へ行ったことのない弱い学校でした。 高3の最後の夏。県

          吹奏楽に燃えた学生時代

          自分自身を大切に思うこと

          50歳を超えてから自分を大事にすることの大事さを初めて気づきました。きっかけはうつ病を再発し、訪問看護ステーションの管理者をしているときに休職したことでした。 今まで私は自分よりも周囲の人を優先して考えていました。それが普通だと思っていましたし、結婚し2人の子どもを育て、常に家族を優先することが通常でした。仕事も自分優先ではできない仕事です。もともと、自分優先という考えはなかったので、大変でもそんなものと思っていました。 管理者の時はスタッフ優先にすべてを考え、自分を犠牲

          自分自身を大切に思うこと

          8月のジレンマ

          今日で8月で終わりますね。8月は新型コロナウィルス感染症の陽性者が第5波となり、毎日のように過去最高の陽性者を記録していきました。 保健所で仕事をしている私も日々増加していくのを実感していました。7月2週目から増え始めた陽性者は8月2週目から4週目まではピークを持続しているような人数で、今週に入り減ってきているかなと思えるようになっています。 精神的に一番しんどかったのは五輪が開催されている時期でした。ニュースでは過去最高の陽性者数と報じられた後、五輪の華々しいニュースに

          初めての入院〜患者の気持ち

          こんにちは。今回、一泊の検査入院をしました。出産以外で入院した事がなく、20年ぶりの入院なのでほぼ初入院となります。 入院目的は心臓カテーテル検査です。冠動脈に狭窄が見つかり血管造影で程度を確認するための検査です。検査自体は30分ですが動脈にカテーテルを入れるため入院となります。 なので、気楽に〜と思っていました。が、、、、、 コロナ禍の今、入院するにはPCR検査で陰性確認ができないと入院出来ません。朝9時に病院に行き唾液によるPCR検査をしました。容器に唾液を出すだけ

          初めての入院〜患者の気持ち

          コミュニケーションの答えは相手にある

          このテーマの文言は私が毎日のように見ているカジサックのYouTubeの中の「カジサックの小部屋」で言っていた言葉です。 以前、言葉で伝えるという記事を書きました。私が伝えたい事を言葉で表わすとこの言葉がぴったりで、聞いた時に「そうそう!それをずっと言いたかった」とスマホに向かって言ってました。 仕事でもプライベートでも伝えた事に対して相手がどう受け取るかは相手次第。自分の意図する事と違う捉えかたをした時は自分の伝え方が悪かったと思うようにしています。そんなつもりじゃなかっ

          コミュニケーションの答えは相手にある

          看護師30年生

          看護師になり30年目です。 小学4年生の頃には私は白衣の天使、看護師になると決めていました。なぜそう思ったのか覚えていないのでなんで看護師になりたかったの?と聞かれても答えられませんでした。 病院勤務の看護師5年。訪問看護師20年ちょっと。有料老人ホーム2年。看護師という仕事を通して、いろんな人、家族と関わりました。すべてが人生勉強になっていると感じています。 看護師は「療養の世話」と「診療の補助」という二つの業務が法律で決まっています。この業務の奥深さを年々感じていま

          言葉で伝える

          言葉で伝えるって簡単な事であって難しい。自分の考えを言葉にすることが得意な人と苦手な人もいる。私は若い時はどちらかというと苦手なほうだった。今も自分のことを話すのは苦手だ。でも20代後半から自分の知識を人に伝える機会が増えたことで人に伝えることをすごく考えるようになった。初めはわかりやすく伝える事に重きをおいたが、だんだんそれだけではないことがわかってきた。 伝えた相手がどう理解したか。 これはすごく重要だと思う。よく看護師が「○○さんにいくら説明しても入らないのよ」とい

          経験っていらないの?

          3年前に訪問看護のとある研修で講師の先生が看護師の資質で不必要なものの中に経験を入れていたのを聞き衝撃を受けました。              私は経験を大事にしてきたからです。なぜそのようにいわれるようになったのか考えました。経験だけで判断することがリスクがあるためだと考えました。  私は経験した事を引き出しにしまうと前回も書きましたが、その時に身体のメカニズム、医学的な根拠などを紐付けして落とし込んでから引き出しにしまいます。紐付けするときに疑問に思うと調べて、だからそう

          経験っていらないの?

          看護師に必要なもの

          何年か前に高校生だった娘に看護師に必要なものってなんなの?と聞かれた事があります。私はその時「想像力かな」と答えました。 『想像力』                               看護師は病気になった人、介護している人、その家族や関わる人たちと関わる事が多いです。相手の気持ちを推しはかるには想像力が必要です。       なぜ相手の気持ちを推しはかる必要があるか。               相手の気持ちを100%知ることはできなから。            

          看護師に必要なもの

          新型コロナウィルスの自分でできる感染対策~飛沫感染対策編

          現在、一都三県緊急事態宣言が発令されております。市中感染が蔓延しており、いつ感染するかと不安でお過ごしの方が多いと思います。 新型コロナウィルスは飛沫感染と接触感染が感染経路です。これらを理解し対策することで感染予防ができます。正しい知識を身につけ、ご自分やご家族、友人や知人、職場の仲間を守りましょう。 飛沫感染の定義              『咳やくしゃみによって飛び散った体液の粒子のことを意味する飛沫の内に含まれているウイルスや細菌によって感染が成立する病原体の感染

          新型コロナウィルスの自分でできる感染対策~飛沫感染対策編

          新型コロナウイルス感染症を通して看護師が感じたこと

          第3波といわれる現在。まだまだこれから新規感染者が増えそうな勢いです。 今年2月から新型コロナウイルスのニュースやSNSをみてきました。 ひとつ疑問に思ったことは、新しい感染症でありどんなウィルスで症状や経過がどうなるのかすらわからない状態からスタートしているのに、なぜ対比した見解で分断されるのだろうということ。 【コロナはただの風邪。茶番。陰謀説。】 コロナウィスルは風邪のウィスルです。ですが、新型コロナウィルスは新型とついてある通り、今までのコロナウィスルとは違う

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          家族を自宅で看取る

          『2025年問題』 ご存じでしょうか。2025年に高齢者が増加し死亡者も増えるため、病院でのお看取りが困難となり、在宅でお看取りする人も多くなるため準備を整えなければいけないといわれています。 国の方策でも在宅療養を推進しており、診療報酬の改定により病院の入院日数は短くなっています。そして、在宅(自宅、高齢者施設含む)でのお看取りができるように体制を整えています。 20数年訪問看護師をしていますが、ここ7,8年でご自宅で亡くなりたいと希望する人が多くなってきたように感じ

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