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初めての入院〜患者の気持ち


こんにちは。今回、一泊の検査入院をしました。出産以外で入院した事がなく、20年ぶりの入院なのでほぼ初入院となります。

入院目的は心臓カテーテル検査です。冠動脈に狭窄が見つかり血管造影で程度を確認するための検査です。検査自体は30分ですが動脈にカテーテルを入れるため入院となります。

なので、気楽に〜と思っていました。が、、、、、

コロナ禍の今、入院するにはPCR検査で陰性確認ができないと入院出来ません。朝9時に病院に行き唾液によるPCR検査をしました。容器に唾液を出すだけですが2ccの唾液を出すって結構大変でした。顎下腺、唾液腺を刺激しまくり4回くらいでようやく採れました。

入院当日の2週間前に外来で入院時の説明を受け、その時は理解したと思い、説明書や入院の案内もあったので大丈夫だと思っていました。しかし、色んなことで説明と違っていた事がありました。

1.PRC検査の結果は13時半頃電話で伝えます。陰性の時は14時に入院です。→実際は陰性の場合、連絡なし

2.入院するときは○階のナースステーションに直接きてください。→受付で入院手続き後、○階のナースステーションへ          

3.入院費用は後日、郵送となるので病棟からそのままお帰りください。→病室で入院費の書類をもらい会計してください

この3点が説明を受け、自分が理解していたこととだいぶ違っていました。PCR検査の結果に関しては説明書にも結果の電話を受けてから入院と記載があったので14時まで待っていました。入院手続きに関しては記憶をたどり、私の勘違いだったと思います。入院費用に関しては外来で説明を聞いてそうなんだーと思った記憶が記憶があります。

ここで言いたいことは、病院の説明が悪いではなく、初めて聞く内容に関して、たくさん情報を伝えられるとわかっているようでわかっていないという事を実体験できたという事です。

今まで訪問看護で説明する、伝える事はたくさんありました。現在もコロナ陽性者に療養の流れを説明すること、濃厚接触者にも説明することがあります。看護師は何度も同じ内容を伝えていますが、患者にとって初めてであれば初めて聞く話です。それを忘れてはいけないということを伝えたいです。

何度も何度も同じ話をしていると早口になったり、こちらのペースで話したり、患者や利用者がはいと相槌を打ったことで理解していると思ったり。

でも、初めてでたくさんの情報を一度に理解できる人の方が少ないと思います。特に普段接しない医療関係では特にそうではないでしょうか。

説明書やパンフレットがあっても実際行われている事と違っていると確認のしようがありません。

このnoteでは「伝えること」をよくテーマにしていますが、今回の経験は自分の伝え方や伝えたことを後で目で確認できる大切さを振り返る事ができました。とても大事な経験でした。

それ以外は病棟の看護師さんや主治医も優しく温かく、不安な気持ちを和らげてくださいました。ひとつとっても嬉しかった事は初日担当の看護師さんが来年3月に退職予定らしく、訪問看護をやりたいんですって言った事です。20代の若い看護師さんだと思いますが、若い世代の看護師さんが訪問看護に興味を持ってもらい、実践することが大事だと思っているので、すごくすごく嬉しかったです。

検査結果は冠動脈の狭窄は心配ないという事でした。緊張してちょっと痛い検査でしたが、心配ないよと主治医に言われ安心できたので検査をしてよかったと思いました。

読んでくださってありがとうございます。この記事を読んでくださったのも何かの縁だと思っています。いつもありがとうございます。


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