新型コロナウィルスの自分でできる感染対策~飛沫感染対策編

現在、一都三県緊急事態宣言が発令されております。市中感染が蔓延しており、いつ感染するかと不安でお過ごしの方が多いと思います。

新型コロナウィルスは飛沫感染と接触感染が感染経路です。これらを理解し対策することで感染予防ができます。正しい知識を身につけ、ご自分やご家族、友人や知人、職場の仲間を守りましょう。

飛沫感染の定義              『咳やくしゃみによって飛び散った体液の粒子のことを意味する飛沫の内に含まれているウイルスや細菌によって感染が成立する病原体の感染経路』定義を読むとわかったような気になりますが、簡単にいうと咳やくしゃみ、会話によって飛んだ唾液の中にウィスルがいて、吸い込んだり、何らかの形で粘膜に付着することでウィスルが体内に入り感染することです。

対策はどうすればいいの?          飛沫感染を防ぐことは飛沫を吸い込まないようにすることが大事です皆さん、マスクつけてますよね。マスクは100%ではありませんが効果はあります。周囲の飛沫を吸い込まないこと、自分の飛沫を飛ばさないこと、両方の意味があります。でも、気を付けてほしいのはマスクの材質です。 現在は不織布、ウレタン、布マスクが主流ではないでしょうか。素材によって繊維の粗さがありウィスルを通しやすくしてしまうものもあります。一番ウィルスを通さないのは不織布。通しやすいのはウレタンフォームです。息がしやすいものはウィスルと通す、息がしにくいものがウィスルを通しにくいとざっくり覚えてもらってもいいですなぜ、不織布以外のマスクが登場したかは昨年の春に戻ればわかりますね。不織布マスクが日本国内で手に入りにくくなり、その代わりに販売され始めました。夏の暑い時期は不織布マスクは暑くなり熱中症も心配でした。そこで重宝されたのはウレタンフォームです。夏はコロナウィスルも元気がなく、今ほど感染力は高くありませんでした。ですが、今は冬でウィルスは元気いっぱいです。そんなときはウレタンフォームのマスクは不適切です。不織布マスクの販売も安定しているので、不織布マスクを使用したほうが飛沫感染の予防になります。

会食はなぜだめなの?            会食は向かい合わせでマスクを外して食事をします。そのため飛沫が飛びやすく、とんだ飛沫が食べ物に付着しそれを口に入れることで感染しやすくなります。どうしても食事をしたいのなら隣に並んで1m離れてまたはアクリル板を設置して食事をすることです。背中合わせが一番いいのですが、それでは意味がないですよね。あとは食事の時間は無言で食べ、食事が終わってからマスクをして話す。これは安全です。ですが、咳やくしゃみは不意に襲ってくるので、その時はすぐ口が防げるようにタオルを用意しておきましょう。

会食は4人以下ならいいの?          基本的に人数は関係ないです。ですが人数が多くなると声も大きくなるので4人以下としたのかと推測します。現状では4人以下でも避けたほうがいいというのが私の考えです。普段合わない人や普段マスクをして会話をしている人との会食は非常に危険です。いつも顔を合わせている家族で食事に行くのはいいですよ。

基本的なことですが、ここを理解することで正しく恐れることができます。正しい知識を持つことが大事です。飛沫感染は新型コロナウィスルに限ったことではありません。風邪、インフルエンザなども含まれます。今、正しい知識を得ることでほかの感染症の対策にもつながります。

知らないことで恐れず、正しく恐れましょう。

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