書くということは
自分の中で書くということ。
昨日そのほかのこともいろいろ考えていてなかなか考えがまとまらず、更新ができませんでした。
いいわけです。すみません(苦笑
書くということはやはり考えるということと密着しているんだなあと思った今朝、とりあえず自分の中で書くということはどういうことなのかをまとめてみたいと思います。
書くことで考えがまとまっていく
これはもちろんコラムやエッセイ的なものは自分が考えたことを書いているので考えがまとまっていくのですが、それだけではなくて、物語もやはりこういうところに位置付けられているのだと思います。
え、物語も?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私自身もフィクションの物語を書くことで考えがまとまっていくというのは思ってもいなかったのですが、描いてみて自分がどういう思考を持っているのかというのがかなりクリアになりました。
主人公が全く違う人間だったとしても、自分自身の感情や思考癖、好き嫌いがわかってないと描けないんですよね。
講座の当初、自分の感情や好き嫌いを書き出すといいと言われていたことが当初は何に役立つのかはわかりませんでしたが、確かにこの辺は重要だと思います。
NewsPicksの講座を受けながらもいろいろ感じたのですが結局のところ、
自分が経験した何かを出さなければ物語は描きづらい
ということでした。
講師の大友監督も、佐渡島さんも仰っていたのですが
歳を重ねてからの方が作家は描ける
というような話。
これらはいろいろ人生経験した方が感情も経験も豊かになるからなんですね。
私は元々作家志望の人が作家になっていくようなイメージだったのでそうかーとびっくりしたのですが、
元々作家でない人が40すぎて作家になっていることは多い
というお二人の話を聞いていて勇気づけられたものです。
もちろんファンタジーもあるわけで、全部が経験している必要はないのだと思うのですが、感情だったり状況だったりその辺が豊かな方が物語は当然かけるのだと思ったわけです。
このことは一昨日記事で少しまとめた感情掘り下げていくような話にもつながったりすると思います。
一昨日の記事はこちら
周囲のものも見えてくる
これは不思議な体験でしたが、物語を書くと主人公がいたとしても他者の気持ちもイメージして書くので周囲のことも見えてきたりします。
特に今回の作品は少しずつ自分の体験をミックスさせてフィクションにしながら描いていったのもあり、
何が起きていて
相手はこう思っていたのかもしれない
というようなことも見えて面白かったし、自分の過去の理解への深まりにもなりました。
今自分が描くことでしたいこと
こうした二つの中で私が描くことでしたいことというのは、何か人が生きていく上でヒントにしてもらえるようなものを描きたいということです。
自分の経験が少しでも人に役立つだろうと思ってまして。
それは私が時折、大学などに呼ばれてお話しさせていただくとそういうフィードバックが返ってくるからだったり、まあ自分でもだいぶ変わった人生を生きてきたなあと思ってはいます。
そして人に役立ててもらって何かのヒントに使ってもらうということだけではなくて、自分のどうしようもないような出来事も、そうやって昇華されていくならばきっと
過去の私も救われるだろう
そんな思いもあります。
もちろんフィクションではありますが。
経験が生きてのフィクションなので。
そんな感じで書いた第1作。
ようやく、表紙も直りまして(苦笑
Kindle unlimitedでは無料で読めますので。また、漫画本1冊程度のお値段にもさせてもらったので若い方にもぜひぜひお手に取っていただければ。
と思います。
よろしければ餌を与えてみませんか?(=サポートお願いします)喜びます(=がんばる活力にします)