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[読書記録138]これからのリーダーに贈る17の言葉

これからのリーダーに贈る17の言葉
佐々木 常夫 著

リーダーとは、人を動かして「結果」を出す人である。これはよく言われる「リーダーの定義」である。
組織においてはリーダーに人事権をはじめとする武器が与えられる。それを使って部下を動かせというわけである。武器を見せて部下を動かすのは本当のリーダーではない。
リーダーとして大切なのは、己の中に、「自分の志をなんとしても実現したい」というピュアな思いがあるかどうかである。そして、つらくても、苦しくても、その思いをとげるために自らを、その志に向けてリードし続けることができるどうかでその思いが本物であれば周りの人は動きだす。
この本では、上司の武器を使わず本物のリーダーシップを得るために17の言葉を送っている。

気づき①上を見て生きろ。下を見て暮らせ。
上を見て生きるとは、志に従って生きるということであり、「下を見て暮らせ」とは、目の前の仕事で1つ1つ結果を出すことによって足下を固めていくということである。

気づき②信頼を求めるな。それは、自ら作り出すものだ。
信頼こそが組織の力の根源といってもいい、そしてリーダーとは、この信頼を作り出す人間である。
職場が雰囲気が悪い、部下が信頼できないなと悩む人は、自分自身が信頼に足る行動をしていない。
信頼に足る行動とは?
約束を守る。嘘をつかない。間違ったことをすれば、誤った上で改める。人の悪口は言わない。ときわめてシンプルである。

気づき③すべての人を活かせ。
どんな落ちこぼれでも手をかければ必ず育てることができる。なぜなら、一般的な会社での現場業務に凡人にできないほど難しいものはほとんど存在しない。仕事の「やり方」さえ教え込めば、多少能力的に劣っていたとしても立派な戦力となりうる。
人を育てられるかどうかはそれは、ただただ
リーダーの熱意と粘り強さにかかっているといっても過言ではない。

行動すること
1.志を持って目の前の仕事に結果を出していく。
2.信頼を得るために自身の行動を改める。
3.すべての人を活かす。採用したなら熱意をもって粘り強く教育する。

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