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絶対に通ってはいけない精神科あるある


通ってはいけない精神科についてまとめてみました。精神科を選ぶ際の参考にしてください。また、自分が今通っている精神科がある場合も、本当にその精神科でよいのかを考える指針にしてください。

実際に精神科に通っている方々に聞いた話なので信憑性はあるかと思いますが、あくまで人から聞いた話と実際に自分が体験したことを基に書いたものです。ご了承の上お読みください。



まず、精神科というものについての前提として、感じの良い医師を探すのが難しい、と考えてください。

つまり、優しくて話しやすくて悩みも聞いてくれる医師は恐らく少ないでしょう。私が耳にしただけでも、なかなか酷い医師がおりました。例としては、

〇精神障がい者手帳の存在を教えてくれない、患者に言われない限り言わないため6カ月以上通っていても患者が自分で調べないと分からない
〇薬だけ出して、それが効かないなら薬を増やすべきと言いどんどん薬の量を増やされ体調不良になる
〇態度が横柄で見下した雰囲気の医師がいる(私の経験上)
〇患者を精神論で否定する


私が聞いた話では、結構精神科を転院している方が多くいました。中には5回以上転院して色々な治療を試したという学生の女性もいました。


精神科に行きたいという方は、大抵精神状態がかなり悪く、追い詰められている方が多いはずです。今はコロナの影響で患者も増えているようで、予約が取りづらい状況のようです。


人気の高い精神科は2カ月以上待たされる?


私の場合、地元のとある精神科に予約しようとした際、電話したら

「現在予約は受け付けていません。今は新規の患者を受け入れる余裕がないので。ホームページに書いてありませんでした?」

と突き放したような口調で言われました(笑)もちろんホームページを見て気づかなかった私にも落ち度があったとは思うのですが、冷たく突き放された身としては大分応えました。

その精神科には結局行っていませんし予約を受け付けているかも知りませんが、利用者さんによると医師は優しいそうです。行ってないので分かりませんが、人気があるところは、そもそも予約が取れない場合もあります。


また、受付が冷たい場合もあるので、電話する際は心した方が良いかもしれません。個人的には、今通っている精神科も電話口では受付の対応はちょっと塩対応です……実際に会うとそんなに塩ではありませんが。

ただ新規予約の場合は、電話しないと予約が取れない場合が多いです。


現在私が通っている精神科は、初診でいきなり来週でも予約が取れると言われたので割と空いているようでしたが、医師の口調は優しいですしそこそこ対応は良いです。診察を待つ間も必ず患者は控えていますし、評判も良い方です。

※私が現在通っている精神科は地元のハロワの相談員に評判を聞きました。ただ本来は教えてくれないので、情けで教えてくれただけですが……


たぶんですが、ホームページにあまり情報がないことも、比較的空いている原因ではないかと思います。私が予約待ちした精神科は、ホームページに対応する病気や医師の情報が詳しく載っていましたが、今通っている精神科はあまり書いていないので、評判を知って来る方が多いようです。


ネット予約可能かつすぐにでもいける精神科は辞めた方がいい理由


なかには、ネットで予約ができる超大手の精神科もあります。調べればすぐ出てくるメンタルクリニックです(笑)そこで掲載されているマンガはかなり参考になって面白いですが、正直おススメはしません※名前は出しませんが、調べたことがある方にはわかるかと思います。


そこの場合ですが、非常勤医師が多く、毎回担当医が変わるシステム。また常勤の医師を指名して主治医になってもらうことも出来ますが、曜日がかなり限られていて、しかも常勤医師二人に診ていただいたものの、二人とも態度が横柄で傷ついたので辞めました。


暫く通っていましたが、発達障害の診断はできないらしかったので、紹介状を書いてもらい移転しました。ちなみに初対面で感じの良い男性の非常勤医師に、相談してその場で紹介状を書いていただけました(笑)


ちなみに、色々書きましたが、すぐに予約していける精神科のメリットは、すぐにでも精神障害の診断が欲しい方にとっては良いということです。

私も不本意ではありましたが適応障害の診断を初診で受けていますし、その診断書のおかげで特に恨まれずに辞めることができたのも事実です。


また、会社を続けるのが厳しい、辛いという方も、休職制度があるのであれば診断書をもらい休職することをお勧めします。

薬も簡単に入手できるので、そういう意味では良いかもしれませんが、正直非常勤の医師ばかりで回すシステムはどうかと思っています。


通い続けるのであれば他のクリニックで、きちんと常勤の医師がいて、質問にも親身になって答えてくれる方が良いでしょう。


口コミは正しい?Googleで評価が低いクリニックについて


Googleマップの評価で、かなりボロクソに書かれている場所を見たことはありませんか?


特に精神科は、精神を病んだ方が通うため、理不尽な口コミをする方が多いと思われるかもしれません。ですが、もしあまりにもひどいレビューばかりの精神科であれば、行かない方が良いかもしれません。


私の通っている精神科も試しに検索しましたが、若干可笑しなことを書いている人も数名いたものの、良い評価をしている方もいました。

実際批判している方の言い分は、発達障害の診断を受けたがテストのやり方が気に食わないというものでしたが、ちょっとイチャモン臭い雰囲気だったので、書いている内容が正しいかどうかは大体読んでみて判断できるかと思います。

※私も同じ診断を受けましたが、投稿主のように馬鹿にされた、不当だという感情は抱きませんでした。ただ、発達障害の診断の仕方としては、身内同伴の面談もあったため、個人的には親の前で話すのが辛いな~とは思いました(笑)


また、精神科のなかには、

「口コミに書かれた情報は信じないでください」

とわざわざ張り紙をしているところもあるようです。ただ、そういう精神科はよほど評判が悪いと思われるので、寧ろ行かない方が賢明では?という意見を伺いました。就労移行で聞いた話ですが(笑)


発達障害の診断を行うクリニックについて


数が少ないので、わざわざ遠くの精神科に行く方もいます。

また、巷では発達障がいグレーゾーンと呼ばれる方々の話も聞きますが、精神科の医師によっては「グレーゾーンは存在しない」と言ってくださる方もいるそうです。


実際、グレーゾーンというのは存在しないと私も思います。なぜなら発達障害の症状があるにもかかわらず診断するほどではないと判断されたら、その患者はどうするべきか、途方に暮れるしかないのではないか、と感じるからです。


それは無責任に思います。発達障害の症状はありグレー状態にもかかわらず診断を受けられず、ADHDの症状があっても薬を飲むことさえできないというのは、ある意味最も絶望的な状態でしょう。


また、そういうグレーゾーンはないがHSPに当てはまる場合、不安障害のカテゴリーに入るようです。臨床発達心理士の方に聞いたところ、HSPでも不安障害とされて精神障害者手帳を取得することは可能だとはっきり仰っていました。


つまり、もし発達障害でなくともHSPであれば手帳を取得することは可能ということになります。ただし、そういう認識を持った精神科医は恐らく少数かと思われるので、まずは信頼できる医師に出会うことが最重要になります。


ただもし発達障害と診断されなくとも、医師に相談して別の障害がある人間としてオープン雇用され、PCスキルを活かして大企業で働く女性もいたそうです。つまりどうしても就職先がない場合、相談すればそういうこともできるというわけです。


発達障害はその人の置かれてる社会的立場も考慮される障害です。その人が困っていない場合、診断する必要はないとみなされる可能性もあります。なので、いかに困っているか、今まで大変だったかを伝える必要があります。


発達障害で有名な精神科が予約が取れない理由


発達障害についての専門的な精神科もあるにはあるのですが、そういう人気のある精神科は予約が取れないようです。

また、人気がありすぎると、大人の初診は受け付けていない場合もあるようです。子どもの診察だけで手いっぱいで、大人になってからの発達障害者に関しては初診を受け付けない場合もあるのです。


私自身発達障害についての知識はだんだん身についているので、そういう情報が多くて申し訳ないですが、子どもの頃から親に精神科に通いつつ治療をさせてもらっている子どもは幸せかもしれないなと思いました。

※私の場合、診断を受けてはいるものの、正直子どもの頃は周囲にそこまで問題児と思われていませんでした。ただ小学生の頃から引っ込み思案で、周りから浮いていただけですね……学習障害や多動性がないと、分かりづらいものなのかもしれません。


治安の悪い地域のクリニックは避けるべき


そもそも、治安の悪い地域というものはあるかと思います。その地域が近かったとしても、全体的に評判の悪い精神科が多いようです。


実際に通っていた方によると、薬だけ出してOKという感じで、脅しのようなこともされたようです。

治安の悪い地域に精神科を建てるという時点で、若干おかしいなと思ってもいいかもしれません。普通は治安のよい場所に設立するものだと思いますし、医師にとっても素行の悪い患者が来る可能性もあるのでリスキーなはずでしょう。


精神科で相談したい場合はメモを渡すべき


精神科の選び方とは若干違いますが、診察時間が短い場合も多いので、もし話したいことが多ければメモを渡すと良いです。


口で伝える場合、どうしても時間がかかってしまうので、メモで渡した方が向こうもわかりやすくて自分にとっても話しやすいというメリットがあります。

ただ、できれば診察時間をきちんととってくれるところが良いです。私の通っているところは、一応質問には全部答えてはくれます。時間もそれなりに取ってくれているかなと思いますが、15分くらいかな?と思います。


もし長く相談したい場合は、やはりカウンセラーのいる精神科をお勧めします。ただしかなり高額ですが、それでも相談することで楽になることもあるので、カウンセラーもいる精神科であれば、安心ではないかと思います。


まとめ


精神科を選ぶ際に気を付けるべきこと

〇精神論で患者を突き放す
〇薬による治療以外は何もせず、薬の量を増やすだけ
〇レビュー評価が低すぎる
〇非常勤の医師ばかり
〇治安の悪い地域にある
〇カウンセラーがいるかどうか


ただ、すぐにでも通える精神科を探している、または早く診断書や薬が欲しい場合は、とりあえず精神科を予約していってみても良いかもしれません。

その代わり、あまりよい対応は期待せず、診断をしてもらい薬をもらうだけの存在と思った方が良いです。


私は基本的に、精神科医は福祉制度について患者にあまり情報を与えようとしないと思っています。

特に精神障がい者手帳の取得や、自立支援医療制度については医師が教えてくれない場合もあります。そのため、いかに自分で知識を集め、医師に積極的に提案するかが重要になります。


ちなみに、自立支援医療制度については、発達障害でも受けられるかどうかがわからなかったため、このnoteの読者さんからのコメントで知りました。


教えていただいたおかげで、本当に助かりました。読者様方には大変感謝しております。


医師は私が制度の存在を知っていて、それを受けたいと言ったから了承してくれましたが、もし言わなかったらわざわざその制度の存在を教えてくれなかったのではないかと思います。


もちろん、私が生活が困窮していると言えば教えてくれたかもしれませんが、無職とはいえ余裕があるように見えたのでしょう。無職の時点で余裕はないのですが……


ちなみに、実は精神障がい者手帳の申請をする際に提出する医師の診断書には、自立支援医療制度を同時に申請する場合に書く欄が存在します。

つまりそういう欄があるのですから、自立支援医療制度を申請したいかどうかを確認するべきではないかと思いますが……教えてくれなかっただろうなと思いました。態度で察した程度ですが。


長くなりましたが、お役に立てれば幸いです。



↑発達障害についての情報はこちらのマガジンにまとめています。診断を受けた経緯や診断の内容等が書かれています。ご参考までに。



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