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飛び降り自殺レポ漫画11〜14

レポ漫画なんぞ公開したところで私が幸せになれるわけでもない。

入院中に私が経験した色々なことは、それぞれ特になんの価値もないものだと思う。

絵に描いて形にするとはどういうことなのか。

今日の診察では、比較的自分の言葉で喋ることができた。

いつもA4の紙に日記を打ち出して持っていってるけど、それは私が口下手すぎて、ほとんど黙っているだけで診察が終わってしまうから。

日記+自分の言葉で報告という形にしたい。

紙には言いにくいこととかも書けるし。


どの時代にも素晴らしい絵画を描き上げる絵の達人がいて、鎬を削っている。

人類が踏んできた闇の歴史を糾弾するような絵もあれば、言葉の通じない者、文字を解せない人々に神話を理解させる意図で描かれた絵もある。

絵は単純な娯楽だとかだけではなく、社会的にも担う役割があった。

ひとつの神話を、たくさんの人たちが死ぬ思いをして絵に仕上げているなんて面白い。

絵画や画家についてのエピソードを仕入れたら、次はやっぱり美術館で実物を見たくなる。

そういう意欲が湧く本。


これからどんな形で私が絵や漫画を描いていくかは決めていない。

他にすることがないから、暇つぶしに描いている感はある。

でも本当はもっと能動的でありたい。

目的に向かって生きている人は美しいでしょう?

私には何もないのです。

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