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栗日記 リハビリ編44

「ボヘミアン・ラプソディ」でラミの演技を見比べてみると、雰囲気が違いすぎてもはや比べられない。

演技って本当に凄い。

コメディにはやっぱりこれぐらいの大団円が似合う。

ヒュー・ジャックマンが本人役で出てきて大分ビビった。


死にたがっていた私を死なせてくれなかった上に、左手まで持っていった神様が若干憎い。

実際には、もっともっと重篤な障害が残っているはずだったところを、左腕の後遺症だけで許してくれたのだろう。

なぜ私は両脚も背骨も脳も、無事で済んだり、回復したりしたのだろう。

これからきっとよくなる。

きっとうまくいく。

全部これで良かったと思えるようになる。

そのために1日1日を丁寧に過ごす。

コロナ禍になる前に東京から地元に引き上げてこれたのは幸運だったと思う。

私が今東京で暮らしていたら、確実に外出自粛はしていない。

好き放題方々に出かけまくって、街頭インタビューに捕まって
「不要不急の外出をする若者」
として地上波に晒しあげられていたかもしれない。

左肩周りに筋肉がついてきて前よりは明らかに軽く感じるし、リハビリの人からも「変化はある」と言ってもらえた。

親指のリハビリは忘れがちで、他の指に比べて関節が硬くなる。

指のリハビリは関節の可動域を広げるもので、ちょっと痛い。

自分の指が動かない方向へぐいぐい押すのだ。

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