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どこにアプローチするか🌟

スピリチュアルではよく
インナーチャイルド、トラウマ、ブロックが扱われています。

精神的な問題のほとんどの原因を、ここに置いてみて探っていくやつです。

たしかにこれは強い影響力はあると思います。

また、淡々と生きていると体感しづらいところでもあるので、ある意味で魅力的なテーマでもあります。

ただ、時にここではない所へ良い解決策があることもあります。

というのも

例えば
「子供の頃に親に強く叩かれた」
という体験があったとして

Aさんはインナーチャイルド、トラウマ、ブロックに影響していない
Bさんはインナーチャイルドが傷つき、トラウマになりブロックが発生した
ということがあったとします。

ここで、AさんとBさんの違いはなんでしょうか?

もちろんこれから書く内容だけで断定はできませんし、徹底的に追求していけばこれらのカテゴリーに行き着くことも多いでしょう。ですが、じゃあ現実的にこれらの問題解決後もした方が良いアプローチがあったとして、しかもその方法が現状の問題の解決策にもなりうるとしたらどうでしょうか?
さらに、そもそも肉体に刻まれたDNAとしての反応を一個人の問題にするのはどうなのか、ということも考えられます。個人の問題ではなく、歴史上のDNAレベルの問題を個人の問題へと置き換えるのは、一生終わらない蟻地獄への入り口でもあるのです。(ケースにもよりますが)
そして、人間は複雑なため一つの思考では万事解決とは至りませんが
多くの因子に『繰り返しありありと思い出しているかどうか』があります。
Aさんは繰り返し叩かれた体験を思い出さない、もしくは思い出しても「そんなことあったな、でも今やりたいことがあるからいいや」というスタンス
Bさんは「あの時あんなことされた、悔しい、なんで自分だけ、畜生」とことあるごとに思い出すというスタンスであったとして。

人間の脳は、思考と現実の区別がつかないといいます。つまり
肉体を持ってありありと叩かれたことを体験すること、と
思考で叩かれたことを思い出すことに
脳内での差があまりないのです。
ましてや感情を伴い強くリアルに思い出すと、その差はさらになくなり
何度も思い出すことで、実際に何度も叩かれたような状況になります。

すると、小さなダメージだったことが蓄積し続け大きなダメージになり、いわゆるインナーチャイルドが傷ついた、トラウマになった、ブロックになった、ということもあります。

そして、この『何度も思い出す』ことを制御する方法が『客観視』です。
客観視することで、冷静に自分の思考を観察して、そこに感情を挟ませないことで、ただの記憶へと変わっていきます。トラウマとは記憶に感情が巻き付いた状態だからです。すると何度も思い出すことも減り、仮に思い出しても感情を伴うことが減るため、ダメージの蓄積も少なくなり、結果トラウマがトラウマではなくなる、もしくはそもそもトラウマを作らないことにも繋がります(もちろんあまりにも強すぎるダメージは個人での対応は難しいですが)

そして客観視するためには、タンパク質、ビタミン、ミネラルは欠かせませんし、低血糖症の改善も大切です。人間は精神論で頑張る前に、肉体から物理的にアプローチした方が解決が早いからです。『客観視しましょう』とはいうけど、そのために必要な栄養面はどうなのか? 地球はまだまだ物質優位の世界です。物質が全てというつもりはありませんが、精神論だけで問題解決ができるなら、とっくにみんなハッピー満開な毎日を送っているはずです。そして、問題解決した後も、適切な栄養や睡眠、運動が健康に大切なことは言うまでもありません。
筋トレして筋肉を肥大させるためには、適切な栄養が必要なことは言うまでもない周知の事実です。それは客観視においても同様なのです。エネルギー源なしに脳を自発的にコントロールすることは困難でしょう。

逆を言えば、適切な栄養を確保し、適切な脳の使い方を意識しているかどうかで、状況は大きく変わるということもあります。気分が良くなってから動こう、ではなく、とっとと行動してしまえば作業興奮の仕組みで続いてしまうこともあるのです。

何が言いたいかというと
そもそも基本的な健康管理をしているのか、ということです。自分と向き合うことは大切ですが、それはあくまで『客観視』のスキルを整え、解決したい問題があり、そのために答えを探るための向き合いでなければ、逆に忘れていいはずの過去のことを蒸し返し、グルグル考え続け、思考の渦に飲まれることにもなるからです。基本的な健康管理を怠っているが故に精神的に不安定になり、もう忘れてもいいことを思い出し続け、結果小さな傷が大きな傷になる事態もある、ということなんですね。

先ほども書きましたが、現在の地球は物質優位の世界です。徐々に非物質へ移行しますが、まだ時間がかかります。肉体を健康的にすることが一番の解決策になることも大いにあるのです。

現にこれまでに私の記事を見てくださった方はご理解あると思いますが、エネルギー面においても、肉体を健康にすることが最も効果的な解決策とお話しさせて頂きました。

叩かれた⇨傷ついた⇨トラウマになるのは普通
ではなく
叩かれた⇨傷ついた⇨でも繰り返し考えはしなかったからトラウマになっていない
とするならば
どこに解決の糸口があるかというと

思い出すかどうか、感情を強く伴っていたかどうかなのです。

この決定的な因子が『客観視』と言えるでしょう。

ということで
どこにアプローチするか、という記事でした💡

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