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【現役人事が解説】オンライン面接で好印象を獲得するtips|事前準備編

こんにちは!副業WEBライターのsora(そら)です。
もうすぐ4月、新生活や新社会人の方々が多くなる時期ですね。
新社会人が増える一方、世の中は人材不足かつ「大転職時代」と言われるほど、転職活動によるキャリアアップが当たり前となっています。

今回はオンライン面接が多くなってきた昨今、【現役人事が解説する】オンライン面接で好印象を獲得するtips(事前準備)について記事を書きます。

副業WEBライター|sora(そら)について
大手企業での人事経験は3年以上|オンライン面接を担当した回数は約500回|業界により多少のバイアスはあると思いますが皆さんの転職活動のtipsにはなるはずです!


結論

この3選を押さえていれば事前準備は完了です。希望業種の会社への応募や転職エージェントとの面談にステップアップしてください!

【事前準備tips3選】

はじめに|人事の社内での役割とは?

【彼を知り己を知れば百戦殆うからず】
紀元前5世紀、中国春秋時代に書かれた「孫子」という兵法書の一節です。

*ウィキペディア フリー百科事典より出典

まずは応募する企業の第一関門となる人事の役割を理解することで面接通過のハードルを少し下げることができるはず。

人事は社内の人材が欲しい部署と応募者、転職エージェント担当者とのハブの役割になります。つまり社内の代理店!
人事はクライアントである社内の人材を希望する部署に応募者の提案を行います!
そのため、下手な提案はできません。なぜなら人事が担当部署になぜこの応募者を推薦したか事前確認されます。そして人材が不足している部署の責任者多忙!そのため人事からの応募者プレゼン(レコメン)で面接をするかしないかを判断します。

昨今転職エージェントを活用した転職成功者が増えているのもここに関係しています。
それは、人事が自分で応募者情報をまとめるよりも転職エージェントにまとめてもらった資料(レコメン等あり)を活用した方が人事が社内プレゼンしやすいからだと思います*あくまで個人的見解です*

人事の社内での役割がわかると履歴書や職務経歴書、その他応募関係書類がどれだけ重要か!人事が社内で戦いやすい資料を用意することが転職の近道となるということが理解できます。

では、どうやったら人事が社内で応募者情報を理解し、伝えやすいか?
察しのよい方ならば相手(人事)の気持ちに立って考えることで、面倒くさい事前準備がどれだけ大切か、かつある程度のクオリティを担保する必要があるか等がわかると思います。

事前準備❶|履歴書用の写真は近所の写真館へ

最近ではスマホで撮影してプリントしたり、駅前にある高性能の証明写真機でパシャリ!と簡易的かつ効率的に済ませる方が多いと思います。

あなたのこの写真、意外と人事は見ています。

それは事前にあなたの雰囲気やイメージが掴めるものはこれしかないから!
例えば、見た目重視のモデルや役者のオーディションでは経歴ももちろんのこと、写真は最重要要素です!

それは面接も同じ!最近だとスマホで撮影した写真や証明写真のクオリティも高いからいいじゃん!と言われる方々も多いと思いますが、人事のプロでなくても素人でも簡易的な撮影かちゃんと撮影したものなのかは一発でわかります。

また、とある業界のアナウンサーの試験等、モデルのポートフォリオのような写真を数万円かけて撮るのは当たり前と言われています。
流石に一般企業の転職でここまでする必要はないかと思いますが、相場1,000円〜2,000円前後で撮れる履歴書用写真だからこそ、ケチらず近くの写真館に行ってささっとプロのカメラマンに撮影してもらうことを強くお勧めします!
*地域や場所にもよりますが写真館で撮影してもかかる時間は大体30分程度です。

転職活動が上手くいかなくてお祈りメールが続くと、落ちた理由の粗探しをしがちです。そこであの時写真館でしっかり撮影していればと思うこと自体やその時間がもったいないです。
頭のリソースは有限ですので効率的に活動しましょう!

事前準備❷|履歴書は簡単なものでOK!

履歴書用の写真はしっかり撮れって言ったのにどういうことって思われる方もいると思いますが、履歴書は簡単なものでOK!
人事は履歴書をそんなに見ていません。多分。
履歴書で確認することは応募者の個人情報に関わる部分と年齢、転職回数、その他備考くらいです。
備考の部分も大体は「貴社の規定に準じます。」もしくは「希望年収」や「勤務地希望」を見るくらいで、自己PRや趣味、資格(すごい資格があれば別)はそんなに見ていないと思います。多分。

そのため下記のようなシンプルな履歴書でOKです!
この中の「JIS規格の履歴書」「シンプルな履歴書」テンプレートで十分です。

*出典|doda履歴書テンプレートより

最近だと必要事項を入力するだけで簡単かつ無料でダウンロードもできる「yagish」というサイトもあるので、ぜひご活用ください!

*出典|yagish(ヤギッシュ)ブラウザで作れる履歴書・職務経歴書

なるべく力を入れるところと抜くところを明確にして、効率的に事前準備を進めていきましょう!

事前準備❸|これがあれば人事はうれしい「自己PR書」

履歴書と職務経歴書で事前準備は完了でしょ!まだ何か作るの!って思われる方も多いはず。
何度も言いますが、応募書類は人事の社内でのプレゼン書類!
そして「自己PR書」はあなたの強みや経験をまとめたサマリ。

転職回数が多い方は職務経歴書のページ数も多く、書いてあることも多くなりがち。
しかも過去就業された会社ごとに得た経験をまとめているため見る方(人事)も結構大変です。

そして人事はその書類を読み込んであなたという人物を理解し、社内にプレゼンしなければなりません。
相手の立場に立って考えれば、A4 1~2枚程度でまとめられた自己PR書があると社内プレゼンがしやすいと思いませんか?

自己PR書はオリジナルで作らなければならないですが、職務経歴書の過去就業した会社ごとであなた得たスキルや経験をまとめたものであるため作ってみると案外簡単です。
事前に作成した職務経歴書の重要部分だけを抜き出せば完成!

そうです!自己PR書は、職務経歴書の簡単なサマリです!

職務経歴書のそれぞれの会社ごとで得られた経験、スキルだけを抜き出して、それぞれ簡単なタイトルを付けてワードがエクセルで簡潔にまとめれば完成!

この書類を作るときに考えることは、書類をもらった相手が理解しやすく、かつ話しやすいか。

自己PR書をうまくまとめることができれば他の候補者からも一歩リードでき、オンライン面接の場での自己PRも上手くいくはず。
きっと転職活動もスムーズに進みやすくなリます。
*転職エージェントによっては作ってくれるところもあるはずです。ただエージェントの担当者スキルに左右されるため、楽をせず自分で作った方が無難です。

終わりに

ここまでご覧いただきありがとうございます。
以上が【現役人事が解説】オンライン面接で好印象を獲得するtips|事前準備編です。
次回は【オンライン面接|本番編】の記事を書きたいと思います。
ぜひご覧ください。

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