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85.好きな人の恋を応援する

『開かずの間』の東浩成です。
夕方、木更津駅前。
自転車を引きながら、以前あかりさんと、こうして歩いた日のことを思い出してた。
あかりさんが逃亡したあの日、本当はもっと、イイことを言いたかった。
でも、やっぱ相変わらず俺は俺で、ダサかった。
結局、自転車の後ろには乗ってもらえずじまい
けど、この自転車のかごに鳥の糞が付いてて、それ見て笑ってくれたからいっか。
まぁ、無理に笑う必要なんてないと思うけど。

あれから、いろいろ考えたんだ。それで…
俺、引き下がろうと思って。
ほら、好きな人の恋を応援するのも、いいかなって。
あかりさんは、一人で葛藤しながら、それでも翔君の母親になろうと考えて…
好きな人には、幸せになってもらいたいから。


何しょぼくれてんだ!
どーもー、201号室のキャバ子です。
悲劇の少年ぶっちゃって。
何あんたみたいなポンコツが、カッコつけたこと言ってんのよ。
好きって言ったのか?


いや…
ってか、ちょっとキャバ子!今日これは、俺の記事!


バーカ!まだ言ってないの?あんたは、それで納得できんの?
いい、自転車は前にしか進めないの!
これは、今日見てるみんなも覚えときな!
多くの若者は二人乗りをする。それは、同じ未来を見て、前にしか進めないからなの!
目は口ほどに物を言う。あの言葉の本当の意味、分かる?
目は人の心を映し出してしまう鏡なの。本当の気持ちは目に映ってる!


見える見える見える
わたしも入れてください!どうも、205号室の稲垣さんです。
行きたかったのは、後悔の向こう側ですか?
哀愁を漂わせるのには無理がありますぞ!
なんせ、あなたは東さんなので


ちょっと!稲垣さんまで!今日これは、俺の記事なんですって!


え?そうなんですか?
落ち込むのはフラれてからでも遅くないですよ。


フラれる前提じゃねーか!

#失恋 #乱入 #たまひらハイツ

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