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20220113 通院メモ 感謝の気持ちが湧いてきたことで怒りが鎮まる

今日は、職場の面談日。
復職後の人事について、先月末から色々と提案があった中で返事をすることになっていた。
前回の面談について、自分の障害の特性、どうしたことがトリガーとなって双極性障害が悪化しやすいか、自分の仕事に対する様々な認知、そうしたことを見つめ直し、そしてクリニックの医師やリハビリの先生、ソーシャルワーカーなどと何度も相談、そしてこの面談に向けて気になることをリストアップしてグループワークのテーマとして出して、様々な人の力を借りる中で、自分なりの結論を出した。
当然ながら、医師と相談した中で言われた内容が、結論を出すことの一番大きなベースとなっている。
前回、双極性障害を発症したときからの付き合い、経過を見続けてくれている。
リハビリの先生も同じ。
2014年の1月からだから、8年もの付き合いになる。

今日、職場の面談に出かける前に、クリニックのリハビリの先生と話をしていて、
「話をしたとしても、全部が全部通じるものではないので、一度に全部わかってもらおうとしなくても良いですよ。」
と声をかけてくれた。

この言葉で、すごく肩の荷が下りた。

自分の障碍や特性といったものをわかってもらうというのは、ホントに難しい。
何せ、見た目はどこにも傷を負っていないし、体調が安定していればしんどそうにも見えない。
精神障害とか発達障害というのは、脳の中で起こっていることだったり、それにともなう体質的な所でもあるので、わからなくて当たり前なんだと思う。

最初から諦めているわけではないが、時間をかけて話をし続けていくしかない所もあり、そこを諦めるというのは何だか自分を諦める様な気がしてしまう。

自分を諦めてしまったら、何もかもが終わりの様な気がしてならない。
自分を諦めることをしない様にしようと復職に向けて決意したとき、そこには大きな壁やら色々なものがあるのも想像できた。
でも、今の自分ができることを積み重ねていって、自分のペースで対応していくしかない。
そのときに、今回の面談に向けて取り組んだ様に、周りに助けを求めたり、アドバイスをもらったり、練習したりとたくさんの人の協力があってやっていけることでもある。
全部自分一人で抱え込まないで、今回の面談に向けて取り組むことができただけでも、自分にとってはとても大きな自信につながっている感じがある。

自分の抱えている問題をグループワークのテーマとして、クリニックに通っている他の患者さんにも考えてもらったりしただけに、ただただ感謝しかないなぁという思いが、ドンドンと湧いて出てきている。

正直、話を聞いていて傷つく様な言葉もたくさんあった。
それが頭の中をグルグルと回って、腹の立つ時間もすごく長かった。
しかし、それよりも多くの人の協力を得て、やることをやったということの満足感の方が今は強い。
それで、気持ちが落ち着いた。

明日のクリニックでは、皆さんに感謝の気持ちを伝えることから始めようと思う。

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