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20240217 通院メモ 新年度の人事に向けて、合理的配慮を求めることのクリニックと相談

今日は、毎週土曜日のリハビリ・プログラム。
しかし、今日病院へ行くことの目的は、リハビリよりも今後の仕事についての話をソーシャルワーカーさんとお話しすることでもあった。

事の経緯を整理すると、双極性Ⅱ型障害を患っていることから、復職するに当たっては再発が懸念材料でもあった。
通っているクリニックは、再発率がかなり低いのだが、それは打てる手だてをたくさん打っているからだ。
たとえば、法律に基づいて雇用側の義務をしっかりと果たしてもらうため、雇用者にたいしてのセミナーを開き、そのセミナーで精神疾患などの障害に対しての土台となる知識を身に付けてから、個別の話をクリニック側が説明するといったことが行われている。
精神疾患になるのには、当然職場環境というものがとても大きな要素としてあるからだ。
クリニックとしては、患者本人にも結構厳しいリハビリを行っている。
それは、自分も長い間通っていて、実感しているところでもある。
素直にダメ出しがある。
「あわなければ、違う病院に行けば?」というスタンスもある。
だから、Googleなどで口コミ評判を検索してみると、ものすごく評価が分かれている。
合う・合わないというのは当然あって、その選択肢は患者側にもあるのだから、行く・行かないを決めることも出来るわけで。
しかしながら、そんなに経験はないが、数少ないお世話になった精神科や心療内科と比べても、とても論理的、理論的、エビデンスに基づいた取り組みをしている病院であるのは、通っていることで実感できる。
製薬会社などに関する仕組みなどについても、良い面・悪い面をしっかりと説明してくれる。
だから、初診に5時間ほどかかったりもするのだ。
とても、面倒見の良いクリニックなのだ。
だからこそ、患者には厳しいと感じるところでもある。
その厳しさは、そのまま雇用の側であったり、家族にも向けられる。
なので、精神疾患にかかったことをきっかけに、家族のサポートを受けられず離婚される方もいらした。

話がそれてしまった。
そんな具合で、今のクリニックに関しては信頼感が大きい。

仕事のことに関して書いていくと、復職するに当たって再発防止のために合理的配慮を職場に求めるために、障害者手帳を取得した。
合理的配慮があれば、復職しても再発する可能性は低いとのクリニックの判断が合った。
それを前提に、復職後の人事についても話をしていくことでクリニックと段取りをしていった。
ところが、復職面談に当たって当時の直接の管理職や人事権のある部署の担当者と話をすると、合理的配慮を求めての復職や人事についての要望を求めるのならば、復職させないとの話が出てきたのだ。
すでに2年休職している。
休職期間が延びた場合、どうなるのかを質問すると、休職期間が3年に達した段階で復職できないと判断されれば諭旨免職となるとのことだった。
つまり、クビになるということだった。
はたして、そんなことがあるのか?と疑問に思い、様々な関係機関や弁護士さんにも相談をした。
結局、自分の働いている環境や職種にかんがみ、雇用側の合理性があるとのことで、異議を唱えるということは難しいとの結論に達した。
そのことから、復職を優先させることになり、合理的配慮については職場の都合に合わせた形のモノとなった。

そうして、復職してⅠ年半が経った頃、障害者手帳を持っている状態での今日に対しての調査が入った。
障害者手帳については、コピーを提出したり、同意書などに署名をした。
違う組織にはなるが、同じ職種で勤めている妻の職場でも同様の調査が有ったのだが、その際に本部からの説明の書面が有ったとのことで持ち帰って見せてくれたのだ。
その書面を見て見ると、合理的配慮について相談する窓口が有ることを知った。
また、その書面の中には元々厚生労働省が示しているガイドラインに則って合理的配慮を行うことにするとの管理職や人事に対しての指示書もあった。
自分の上司や人事担当者から聞いていた話と全然違うことがその時点で解る。

その書面に書かれている相談については、二つの方法が書かれていた。
一つは、直接の管理職経由で人事担当、そして本部へと相談する経路。
もう一つは、直接本部の担当者に対して相談する経路。
どちらを利用しても良いと書かれており、管理職はそのことを障害者手帳を持っている人に対して説明するようにとなっていた。
しかしながら、その説明はなかった。

なので、その書類を下に直接本部に電話をかけ、相談することにした。
一つは、合理的配慮を求めることはダメなのか?ということ。
もう一つは、復職前に合理的配慮について医師から管理職に対して説明するので、クリニックに管理職が出向き、話を聞いてもらおうとしたのだが、人事担当者の指示で行くことが出来ないと事があったのだが、医師やクリニックに話を聞きに行くなという指示をすることは有るのか?という事だった。
当然、回答としてはどちらも「否」だった。
つまり、私に対して説明していたこととの齟齬が有ることが解ったのだ。

そうしたこともあり、ならば来年度の人事に向け合理的配慮についての確認をしたいという考えに至った。
今の管理職についても、クリニックのお話を聞いて欲しいということを伝えると、セミナーを受けて医師の話を聞くという段取りや、底にお金がかかることから拒否された。
医師が管理職に対して伝えたいことを聴いてきてもらい、それを私から話すようにという指示が出た。
そのようなことをクリニックに説明して、来年度に向けての話をしっかりとしていく必要が有ると考え、相談することにしたのだ。

ちょっと、新年度が始まるまで、1ヶ月少しある。
その期間で、ひとまず文書化し、練り上げていくことになった。
伝えたいことを整理するために2週間後の次の診察時までにメールで送り、それを下に時間をとって考えてくださることになった。
また、作成した文書は管理職に提出するとともに、本部の相談窓口にも提出してみようということになった。

今年度の仕事の状況を見て見ると、やはり仕事の環境が自分の特性に合わない、負荷の大きな状況になっていたことで、体調を崩しやすい状況に陥ってしまった。
ほぼ、有給休暇も消化してしまっていて、残り日数も少ない。
そうした状況になってしまったのは、職場の環境であったり管理の行き届いていないところもあったり、それが要因となって再発に陥りやすい認知になっているとも考えられるとのことだった。
それは、自分でも重々感じている。
これ以上、辛い思いはしたくない。
人生を棒に振るような状況にはなりたくない。
再発は、色々とダメージがでかいのだ。
そうなりたくないのだ。
だからこそ、出来ることをやっていこうと考えている。
そうした打ち合わせが今日は出来て、ちょっとほっとしているし、勇気をもらった気分でも有る。

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