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バイト先が閉店になり

わたしの、ラスト勤務から今日で1週間が過ぎました。そして、お店もその4日後に閉店いたしました。

 閉店を告げられたのはちょうどひと月前でした。土日祝だけこのカフェでバイトして、他の日は別のお店で今も野菜などの販売をしております。noteのプロフィール欄にもダブルワークと書いておりましたが、修正しないといけないかな。

noteを始めてからの私のプロフィール

 約1年という短い期間でしたが、とても楽しくて充実した日々でした。 

 今から2年ほど前に、アンチエイジングに特化したお店のインスタを見て、その鮮やかなお料理に感動しました。食べに行ってみたいなぁと思っていましたが、そこには行けませんでした。

 調剤薬局でのパートの合否通知を待っている期間に求人サイトで見覚えのあるお店の名前を見つけた時、え?あの店と同じお店が近くにオープンするの?とワクワクしました。
 働きたかった!でも、調剤薬局の内定が出るかもしれないし、オープンしたらお客さんで絶対行こう!と。
 そして、オープンしてからすぐお客さんとしてランチを食べにいきました。素敵なお店でした。私が以前見つけたお店と、料理の監修が同じ方でした。

その後、私は調剤薬局を3ヶ月で辞めてしまいました。(詳しくは以前書いたこちら↓)

そして、再びお客さんとしてその店に行き美味しいランチを堪能しました。
 それからひと月ほど経った頃、土日スタッフ募集の求人がインスタに出たのです。

 働きたいなぁー。52歳のおばちゃんを雇ってくれるだろうか?オシャレカフェだしなぁー。でも、諦める前に聞いてみようと思い問い合わせました。『52歳のおばちゃんでもいいですか?』と‥。
 結果、採用していただき、翌週から約1年でしたが、お店が閉店するまで土日、祝日とお世話になりました。
もちろん、飛び抜けて最年長です。

 私は主にホールスタッフでした。
娘ほどの年齢のとても可愛い女の子がキッチンをやっていました。
 この子が本当に素晴らしくて、なんていうのでしょう、頭がキレるのです。
 優先順位の判断や、盛り付けの上手さ、スピード、超マルチタスクで同時に色んなことがこなせるのです。キッチンはいつもピカピカでした。

 わたしは、全くキッチンを手伝うことなく、ホールに専念。
 どちらも、自分の仕事のテリトリーは守りたいという共通の考えが功を奏し、キッチンとホールの仕事をしっかりわけてお互いの仕事に専念するというスタイルが確立されていきました。私たちは2人でやる土日祝日のこの時間が大好きでした。
 ほぼ9割、彼女と2人で土日はやっていたので、とても仲良くなり、私は日に日に彼女が可愛く頼もしく思えてきて、仕事が楽しくて仕方なかった。色んな話も沢山した。

 そして、アンチエイジングに特化したお料理やスイーツの説明をお客様にしていくうちに、食や食材、栄養素などに更に興味が湧き、もっと知りたい、もっとちゃんとした説明をお客様にしたいと思うようになり、約半年、食生活アドバイザーの勉強をして今年の7月に資格を取りました。
 自分でもびっくりでした。この歳で勉強したいと思う日が来るなんて。
 もともと、何か興味を持つとトコトンのめり込むタイプなのでこれは必然だったのかもしれませんね。

 来店されるお客様は、身体に優しく良いものをと思うお客様が多く、お料理の説明などは皆様とても興味深く聞いてくださり、怒鳴られたり、嫌なことを言われることも一度もありませんでした。
 本当に素敵な場所でした。常連さんも沢山いました。

 あと、何回で終わっちゃうねとキッチンの女の子と話しながら11月は過ぎていきました。お客様も閉店を知り、とても残念だと言っていただけることがこのひと月続きました。

 最後の日は、開店準備から今日が私の最後の勤務ということを口にせず、2人で黙々と作業をし、オープン後もいつものように仕事をしていきました。
 私は最後の日だけど、彼女はクローズの日まであと何回か勤務がありました。

 お客様がほぼ来なくなる時間をねらって、わたしは彼女にサプライズのお花を花屋さんに配達手配していました。
 お花を見ても、何事かわかっていない彼女に『〇〇ちゃんにだよ!今まで本当にありがとう』『楽しかった』と伝えた。

最初にお客様で行った時のプレート


インパクト抜群のカレー


愛すべきお料理たち。
大好きなお店とそのコンセプト
ここで会えたすべての人たち
お客様、スタッフ、採用してくれたオーナー

感謝でいっぱい

人が怖くなって仕方なかったあの頃に
ここに来られて良かった
人を好きになれた
寂しくて仕方ない

ありがとうのお花

彼女に
『じゃあね、お疲れ様、ありがとうね』
って言って、裏口から帰る時
あー、終わっちゃう、これでおしまい‥
と、一気に涙が込み上げて
『やばい、泣く、泣いちゃう』と言いながら扉を閉めた。

彼女からの手紙を、帰宅して落ち着いてから読んだ。号泣。こんな私を好いてくれて、ありがとう。2人して、お互い『大好き、大好き』と伝え合い私のカフェ勤務は終わりました。

今は抜け殻

土日の過ごし方がらわからない

とりあえずもう一個のバイト先に
ダブルワーク先が無くなったので
土日働かせて欲しいと頼んで、シフトを入れてもらった。

 何しよう‥‥これから




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