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空通信vol.87_【京都の大学生が送る】京都の魅力発信インタビューVol.2【Antique Belle】

はじめに・・・

 こんにちは。取材記事投稿2回目のポパイです。今回は、東西線京都市役所前駅から近くの、姉小路御幸町にあるAntique Belleさんにインタビュー。
 インタビューを受けてくださったのは、店主の前田さんです。
Antique Belleさんは京都のアンティークショップの中でも老舗で、店内には、各国の様々な年代の骨董品が並んでいます。

古い物に惹かれる学生時代

----なぜ骨董屋を始めようと思ったのですか?

 学生時代から古いものが好きだったんです。例えば、古着、バイク、骨董品や音楽など、古い物に惹かれていましたね。蚤の市に行っては、大正時代のお皿を買ったりしていました。学生なのでお金がなく、あまり多くは集めることは出来なかったけど、少しずつ集めていましたね。古着屋でアルバイトをしていました。なので、骨董屋を始めた主な理由は、とにかく古い物が好きというのが理由ですね(笑)
 大学卒業後は、バイトをしたりしていました。30歳ごろに骨董品を開業しようと考えていました。

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好きなことを仕事に

----仕事内容を教えて下さい。

 私は主に仕入れを行っています。仕入れ先は、業者のみの競り市や個人のお客さんも購入できる蚤の市、個人宅での買付、他店舗での購入など様々です。同業者の他の方だと、インターネットオークションで仕入れたりしているみたいです。
 私のお店では、仕入れる量や仕入れる回数共に競り市が圧倒的に多いです。個人宅で買付では、買い取って欲しいという連絡があれば、基本的にはどこへでも行きますよ(笑)年間の個人宅の買付は、約10回ぐらいですね。
 販売やInstagramの更新は、お店にいる4人のスタッフに行ってもらっています。
ただ、今日のように私がお店に立つこともありますよ。

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----1日のスケジュールを教えて下さい。

AM5:00 東寺の競り市に仕入れに行く
AM11:00 骨董屋のお店での仕事(販売や、各種作業)
PM4:00 経営している飲食店での仕事

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----この仕事の楽しみはなんですか?

 この仕事はセレクトショップのようなもので、自分の気に入った物を仕入れてお店に置くことができます。また価格も自分でつけることができ、骨董品も同じものが無いので、自由度が高く、様々なものに触れることができるので、“飽きないこと”が、仕事の楽しさに繋がっていますね。
 さらに、お店に来てくださるお客さんとの会話で、新たな骨董品の知識を得られるのも仕事の楽しみの一つですね。お客さんの方が骨董品についての知識を持っていたりするんですよ(笑)

----どんな骨董品が好きなのですか?

 古い物だけど、モダンに見えるものが好きですね。幾何学的なデザインで、現代でも通用するものに惹かれますね。

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飲食店にも通じている?!

----飲食店も経営されていますが、骨董屋との繋がりはありますか?

 骨董屋で売っている、アンティークのお皿などは、私が経営しているお店に使っていますね。基本的に、骨董屋で売っているアンティークのお皿などは、普段の生活でも使って欲しいなと思っており、そんな普段使いできるアンティークのお皿を販売しています。

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一生飽きない仕事とは

----前田さんにとって骨董屋とはなんですか?また、今後の展望を教えて下さい。

 私にとって骨董屋は、飽きない仕事ですね。毎日違うアンティーク品に出会えて、お客さんから新しい知識を教えてもらって、本当に飽きないです(笑)
 今後は、骨董屋はこのままゆっくりやっていきたいなと考えていて、他に子供食堂をやりたいなと思っています。なぜかというと、子供の笑い声などがあったら良いじゃないですか(笑)とにかくやりたいなと思っています。

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前田隆汎
1971年宇治生まれ。立命館大学を卒業後、2002年に現在のAntique Belleを開業。また、京都市内に飲食店を2店舗経営。
Antique belle
〒604-8086
京都市中京区姉小路通御幸町東入ル丸屋町334
Tel 075-212-7668
Open 12:00-18:00
Web https://antiquebelle.com/
Instagram https://www.instagram.com/antiquebelle/?hl=ja








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