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【そら日記】逃げちゃう自分が憎くて憎くて仕方がない日

やりたいことを見つけても、努力した先に待ち構えているものは失敗かもしれないという恐怖に勝てず、どこか逃げ道を作ってしまうのは私だけですか。私が弱くて、情けない人間だからですか。

私は何か一生懸命になれることを探していた。

先日、やりたいことを見つけた。でもいざそれを見つけると、それを心の底からやりたい!って思わないようにしている自分がいた。

怖いから。頑張ってもうまくいかないことが怖いから。
(なんで成功している自分がイメージできないんだろう)

高校生時代の部活で、朝練とかも比較的積極的に出ていたつもりだったけど、メンバー落ちした瞬間、心が折れてしまった。努力しても本番で実力を発揮できないと気づいてしまってから逃げた。受験期も同じようなことを繰り返して失敗した。という話は前にしたでしょう。
https://note.com/soooora_sky/n/n08484f37d2fc

そのトラウマがまだ私の心にこびりついていたのかもしれない。

周りの人にこの葛藤を言えば、「やるだけ」「やるしかない」「頑張るしかない」って言う。

私だってわかってる。目指したいものが見えた。なら、そこに向かって走るしかないって。でも本気になれないんだよ、全力になれないの。どうしてか怖さに勝てなくて、逃げ道つくっちゃうんだよ。あとで言い訳できるような理由を作ってしまうの。自分でも情けないってわかってる。わかってるよ。受験期の自分が大っ嫌いだから、同じことを繰り返したくないって、変わりたいって思ってるよ。でも今の自分では、自分でもどうしたらいいかわかんないんだよ。

高校時代のトラウマを思い出しているのか、似たような状況だからか、辛くて、こんな自分が情けなくて、許せなくて、でもどうすればいいかわからなくて、図書館で考えていたら気づくと涙が出てた。今日も、クッションで寝転がりながらボロボロと涙が出てきて、自分でもびっくりした。私は何年経っても自分に勝てない。

「やるだけ」「やるしかない」「頑張るしかない」っていろいろな人に言われてきたけど、その度に「どうして自分はそう思えないのかな」って苦しい。悔しくて自分を責める。どんどん時間が過ぎていって、答えが出ないまま、決断ができぬまま本番が迫ってきて焦る。

最近読んでいる小説、宇山圭佑さんの『桜のような僕の恋人』
撮りたい写真と叶えたい夢を持つ先輩に対して、撮りたいものがないのに写真家の活動を続けている浅倉さん。そんな浅倉さんの気持ちが今の私にぴったりだった。

「でも焦れば焦るほど答えは見つからない。深い静寂に包まれた森の中を目隠しして歩くような気分だ」

宇山圭佑『桜のような僕の恋人』 p.210 l.15-16

私はこういうもやもやを自分の中で消化できる人間になれなくて。つい誰かに話を聞いてもらいたくなってしまう。

私厄介なことに、自分が納得していないことには頷けない頑固者で、だから「やるだけ」「やるしかない」「頑張るしかない」って言われても、今の私は「そうですよね!」って言えないの。今の私には無理だよって思ってしまう。でも、相手が話を聞いてくれて、私のために考えて言葉を放ってくれているのに、そんなこと言ったらそれを否定しているみたいになってしまう。

こういうときどうしたらいいのかな。そういう話されても困るだろうし、私しょっちゅうクヨクヨしてるし、嫌われそうだよね。反省。結局自分1人で解決しなくちゃいけないのかな。もちろん最終的には自分が決断するんだけどね、私の人生だから。

そうやって自分の弱さを目の前に突きつけられて挫けそうで、今にも逃げ出しちゃいたい。



最後に、そんな私を支えている曲の歌詞を添えておこう。

1ヶ月くらい何にも考えずだらだらしていたいな。
ゆっくり休んで遊んで眠っていたいなって
思う日もあるけれど
やっとここまできたんだよ
ここじゃ終われないんだよ
辛いきついもいつかは
笑い話にできると信じてるんだほら

Creepy Nuts × Ayase ×幾田りら/ばかまじめ




では、何かひとつでも素敵なことが起こりますように。