国際女性デーにふりかえる、ソニーの多様性を支える取り組み
ソニーでサステナビリティを担当しているMNです。
本日、3月8日は国際女性デーです。ソニーでは、女性をはじめとした多様な価値観から生まれる「異見」を尊重しています。
昨年11月には、ソニーはLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現するために活用する指標「PRIDE指標」に基づく評価で、2021年の最高評価 ゴールドを受賞しました。
社内でも、あらゆるところでダイバーシティに関する取り組みを感じることができます。今回は、その一部をご紹介します。
アンコンシャス・バイアスに気づく
私が女性社員として参加し、改めて考えさせられたものの一つは、社員向けの「アンコンシャス・バイアス セミナー」です。アンコンシャス・バイアスとは、自分自身では気づいていない、ものの見方やとらえ方の歪み・偏りなど、無意識の偏見のことです。
人事部主催の「アンコンシャス・バイアス セミナー」は、マネジメント層を中心とした約1,100名の社員を対象に、2022年1月、オンラインで開催されました。セミナーを通じて、ダイバーシティの推進を加速させるにあたっての弊害となりうるアンコンシャス・バイアスについて気づくこと、一人ひとりが自分ごととして理解し振り返り、組織運営や業務にいかすことを目的としています 。
アンコンシャス・バイアスは、脳の特性なので無くすことはできませんが、気付くことが大切です。
さまざまな個と触れ合うことでステレオタイプの考えを減らしていけるという学びは、業務だけでなくあらゆる場面で必要であり、有効なのだと思いました。普段の生活では、同じ考えをもった人と集まりがちで、これも大切な時間ですが、これを機に一歩違う世界を覗いてみるきっかけができそうです。
ダイバーシティを支える仕組み
社内ではこのほかにも、他部署のマネジメントと定期的にキャリアについて相談やディスカッションができる「メンターメンティー制度」や、男性の育休取得100%を目指した促進活動、女性役員による女性社員に向けたフォーラムなど、多様な社員に向けたさまざまな取り組みを実施しています。
育児休暇制度を最近利用した3名の男性社員のインタビューはこちら↓↓
仕事と家庭生活の両立支援制度に関する社員インタビューはこちら↓↓
また、ソニーシティみなとみらいのオフィスには、授乳期の子どもを育てる女性社員を支援する「Mother’s Room」も完備しています。ソニーシティみなとみらいは、ソニーの事業所として2020年12月から稼働しており、カメラなどの開発を担うビジネスユニットが中心に入居しています。
当事者でないとその存在を知る機会もあまりないのですが、仕事と子育ての両立支援における細やかな配慮はとてもありがたく感じました。
今後も、一社員として、ソニーならではのダイバーシティに関する取り組みに期待しています。
尚、本日3/8の国際女性デーに向けて、ソニーグループCEOのメッセージをこちらで紹介しています。ぜひ、ご覧ください!