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【コース体験記】帰りのバスに揺られながら、旅を振り返ってみよう。
今回は、そのまんまフォルケホイスコーレ7月コースに参加したやっさんが送ってくれた感想を共有します。どんな1週間を過ごしたんだろう?何を感じて、学んだのか? などなど、やっさんの濃い感想をぜひお楽しみください!
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帰りのバスに乗った。北見へは曲がりくねった山道、直ぐ、長いトンネルに。上川が大平原と山脈をつないでいる。旅を振り返ってみよう。
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仲間との出会いと暮らし
初日
前泊の札幌から高速バスで旭川へ。旭川から上川ヘは路線バスだった。少し走ると、乗客一人の貸切状態、最後(幸)席から真っ直ぐ伸びる道路をドライブ。両側は広がる田園、長閑なデッカイ土地の旅が始まった。
自己紹介は名前くらいで、食べたい物でグループになりランチへ。初対面なのに食べながら色々話せた。交流&コワーキングスペースPORTOでアイスブレイク・ワーク、似顔絵書いたり、0-10点ゲームしたり。宿で夕食をとって、リフレクションへ。
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ほんの6時間一緒に居ただけなのに、みんな、そのまんまの自分を話せた。何だんだろう、ここの土壌が、ここに来ようと感じた人たちがそうさせているのか。
2日目
大雪森のガーデン。朝露の葉々が美しい。ゆっくり散策。横になって空を見上げたり、タヌキに会ったり、森の中は心地よい。高原へ散歩。山々が一望できる。若者よ大志を抱け!ポーズ。みんな何が浮かんだのだろう。
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3日目
待望の黒岳登山、標高1984m。ひたすら歩く、時折見えた青空が美しい。全員が山頂まで登れた。杖、ありがとう。夏でも寒く強風の山頂に咲く小さな花たち、なんでこんなとこで咲くの、逞しすぎ。無事下山、層雲峡温泉が心に染みた。
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4日目
午前リモートワークして、午後アートワークショップ。黒岳山頂の小さな花たちを書いた。過酷な地に咲く花に比べたら人間はひ弱だな。だから人間は自分にできることをすればいい。夕食後、アイヌの人と踊り話を聞いた。木の皮をツムイで着物を作られていた。北海道ならではの自然を大切に、自然と共に暮らされていたのだな。
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5日目
早朝、仲間に誘われ頑張って起きて紅葉滝へ。流れ落ちる水の勢いがスゴイ、水が冷たい! 仲間が入れて来てくれたホットコーヒーが美味い、心に染みる。来てよかった!
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もちごやマムさんは、餅米、とうもろこし、大豆、カボチャを土地をローテーションしながら栽培されていると。土も育てながら、土と暮らされている。大福のお餅をちょこっと、美味しい。お米の違いだ。ランチはお雑煮おこわセット、夏にあったかいお雑煮が食べられる幸せ!作ったおはぎもひとつパク。
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PORTOで町の話を聞いた。面白い人が役所にいる。役所内にテント張ったと! きっと町長も面白いのだろうな。種まきをされているところだなと感じた。上川のどういう個性を育てるか、個性の発掘からと感じた。夜は隣でバーベキュー。日本の夏は、線香花火がイイ、子供たちと!
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6日目
午前リモートワーク、午後フォルケワークショップ。みんなで話をしていて、なおちゃんが、自分の表現方法をたくさんもつことと。中華チラシランチ、餃子夕食、作ってもらったみなさん、美味しく頂きました。感謝!感謝!感謝! 料理も、自分の表現方法ですね。
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7日目
午前リモートワーク、午後ゆったりランチ。街の中の森のカフェ、だいせつ倶楽部に連れてってもらった。オープンガーデンそのもの。体が心地良くなるランチと美味しいあんみつを頂いた。時間はゆっくり流れ、森やお店を眺めながら対話のひとときだった。女将さんの鉄の作品からロウソクにつながり、なおちゃんが黒いロウソクを作る羽目?に。あれまー。
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夜は焚き火&キャンドルナイト。みんなで歌いましたね。
8日目
清流釣り大会。その前に大切な森を学び、釣りの餌取り。バッタ、トンボとか。サンダルに紐を巻き準備完了。水が冷たい、流れが早い。手をつないで川を下って釣り所へ。みんな、子供に戻って釣竿に集中、沢山釣れた!
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火起こしからして、魚を焼いた。ヒグマも焼いて食べた。そして日本の夏は、線香花火。大人たちも子供になっていた。
宿に戻り温泉に入ってバタンキュー Zzz。
最終日
9日目の朝、みんなを見送り、帰りの層雲峡バスセンターへ。
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夜リフレクション後、ito初めてした。だんだんやり方が分かってきた。番号順に並んだときは嬉しくて、みんなでハイタッチ。バックグラウンドも、職種も、年齢も異なる人たちが、同じ感覚を持てたから。お互いに感じあってきた日々だったんだな。
9日間を振り返って
上川、だいせつ倶楽部が象徴的か? ダウンタウンでも森を大切にされている。
「平原と森の共存」、アイヌの人たちから受け継がれているような。過酷な大自然の中で、小さな人間が生き抜くために。
私たちに何ができるのか? 「鉄(土) & ロウソク(小さな花) & 木 (大自然)」をキーワードに上川の個性を表現できないだろうか。共存するアート展とか。
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終わりに
旅が終わったら、いつもの日常に戻って、忘れるのでは?と、参加者のゆきみさんが。でも、なおちゃんのロウソクがあるから大丈夫! キャンドルナイトが楽しみだ。
自分の価値観は、なんだと思いますか? 価値観は人それぞれと思う。
でも、ルーツ、土の中で生えてる「根っこの価値観」が同じ人たちは、出会うとつながり続ける。つながり方は様々であって。
フォレスホイスコーレ + 土壌を感じた旅だった。
北海道上川は、いいなー。
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以上
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そのまんまフォルケホイスコーレ
秋のコース募集中!🍁 ぜひ北海道へ、足をとめにきてください◎
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