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【吉澤代表インタビュー(後編)】社員100名規模から次のフェーズへの挑戦

デザイングループの折口です。
前回に引き続き、ソニックスの代表取締役CEOの吉澤にインタビューしました。今回は「後編」として、ソニックスへの思いを語っていただきます!

「前編」はこちら


創業期のエネルギーも維持していきたい

吉澤さんのルーツについては前編でたっぷり聞けたので、今回はソニックスについて教えていただきたいと思います!創業当時のソニックスはどんな会社だったんでしょうか?

創業当時は原宿の駅前にあった6階建てのビルの一室を借りていました。7坪くらいの部室みたいなオフィスでしたね。
最初の頃はモバイル事業を中心にオープンソースのソフトウェアを作っていましたが、食べていくための仕事としての部分と、新しい技術を使ったり面白いことをやりたいという遊びの部分が交わっていたところで日々楽しくやっていました。

創業期の花見の写真だそうです。楽しそう。

創業当時のオフィスの様子は創業期メンバーへのインタビューでも語られていましたが、バランスボールがあったり本当に部室みたいな雰囲気でしたね。

創業時のオフィスの様子
(創業期メンバー若田さんのインタビュー記事より)


やはりちょっとした遊びがないと良いアイデアも出ないので、そういう楽しいノリみたいなものはすごく大事だと思っています。仕事の中に遊びも入れて面白いことを追求していくというエネルギーは今のソニックスでも大切にしている部分で、会社が大きくなってもずっと維持していきたいですね。


今のソニックスの強みとは

今年で創業12年目を迎えたソニックス。今のソニックスの強みはどこにあると思われますか?

この1、2年いろいろと試行錯誤をしてきて、今ようやく社員100名規模まで成長しました。モビリティや様々な分野のDXにおいて必要なリソースが揃っていて、今までの規模感ではできなかったようなチャレンジができるようになり、世の中にインパクトを与える取り組みへの貢献度合いも創業期よりはるかに大きくなっています。

僕らが今いるポジションや今後の方向性は、これからさらに伸びていく分野ですので、その中で今までとは違ったスケール感でチャレンジしていける規模の体制を持っているということは一つの強みだと思います。

100名規模まで成長し、また次のフェーズへ向かう局面ということで、いろいろな面でやりがいがありそうですね。

あとは規模感だけでなくサービスや技術力という面でも、まだ顕在化されていないお客さまのニーズを先読みして、需要が出てきた時にはすでに提供する準備ができている、という先見性を意識してやってきたところです。
世の中のニーズをいち早く汲み取りながら、3年後5年後を見据えてやっていく。そして5年経った頃にはまたもう5年先を見据えて・・・といったように、常に先を読んで臨機応変に変えていける、それに対応できる技術力が一人ひとりにあるというのも、ソニックスの大きな強みだと思っています。


会社をみんなで作り上げることにワクワクできるかが重要

現在ソニックスは採用活動に力を入れていますが、どのような人に来てほしいですか?

新卒や若手の方にとっても、中途の経験者の方にとっても、今ソニックスがいるステージって本当に面白いと思います。これから中長期で100名から300名、500名体制まで成長していく時期で、だからこそ会社をみんなで作っていくっていう意識が重要だと思っています。
個人の軸が強すぎて、仲間とやっていくという意識がない人はソニックスには向いていない。この今のフェーズで一緒に会社作りに協力してくれる、自分の与えられた仕事だけでなく仲間と向き合って提案したり進めていくことのできる人ですね。

これまでは代表として僕が決めてきた部分が多かったんですけど、今後はもっと社員の意見で会社を作っていってほしいと思っています。経営陣は大きな方針を出したりはするけど、基本的にはみんなで乗っているこの船を作っていく、そういう価値観で来てもらいたいです。経験がある方も、今までのソニックスのやり方で良いところは理解して踏襲しつつも、自分がこれまで得てきた経験をいい形で還元してもらって、みんなでいい船を作っていく。そういうことにワクワク感を感じるような人に来てほしいと思います。


ソニックスのビジョン

では最後に、ソニックスをこれからどうしていきたいですか?

ソニックスにはモビリティとスマートシティという2つの大きな軸があります。モビリティに関しては、僕らはすでにかなりユニークなポジションにいますが、認知度としてはまだ大したことはない。やはりモビリティ分野の中で、ソニックスだからできるという部分をもっと明確にして、インパクトのある存在にしていきたいです。
今後この分野にはいろいろな会社が参入してくると思いますが、僕らには7年やっているアドバンテージがありますので、2025年頃にはソニックスがモビリティ分野のソフトウェアを大きく支える存在として評価されている、という状態を作りたいなと思っています。

その少し後になると思いますが、スマートシティに関しても同様です。大都市も地方都市も含めて、あるべきDXの形をソニックスの解としてちゃんと提案できる、そうしてソニックスがしっかりと認知されている状態を作りたいです。

社員の目線で言うと、自分達の仕事が世の中の役に立っているという実感をより持って、楽しく働いて稼げる会社にする。これが会社の果たすべき役割ですし、そこをずっと追求していきたいですね。

ソニックスの今後の成長が楽しみですし、認知度の向上という意味ではこのnoteも一助を担うかも・・・と少し僭越ながら思いました。note広報も、ソニックスという船作りの一端として頑張っていきます!
吉澤さん、インタビューありがとうございました!

デザイングループ丸岡(左)と吉澤代表(中央)がお揃いのソニックスTシャツでした。
筆者(右)も着てくればよかった…。


ソニックス(株)代表取締役CEO 吉澤 武則
音楽活動を経て、2000年ソフトウェア系ベンチャー企業に入社。2002年 B2BのWebテクノロジーサービスを提供するソニックス・テクノロジー株式会社を創業、代表取締役に就任。
2006年 マーケティングCRM製品などを手掛けるアイポイント株式会社と合併。イズ株式会社に社名変更し、取締役に就任。退任後、エンターテインメント関連事業の創業、経営コンサルティング、大手電子機器メーカーのグループ子会社社長等を経て、2010年3月株式会社ソニックスを新たに創業。



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