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空き家の登録が進んできました

こんにちは。菊原です。

曽爾でも、だいぶ暖かくなってきて、たまに汗ばむような陽気の日も出てきました。
散歩をしていると、道端に割いている色とりどりの花が綺麗に咲き誇っていて、見ていて心が弾んできます。

曽爾高原も山焼きが無事終わって、青々とした草原になりはじめているので、ぜひ春夏の高原を楽しんでいただきながら、帰りにお亀の湯を堪能してくださいね。

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さて、4月から新しい年度が始まるとともに、昨年度の実績もいろいろと取りまとまってきました。

SONI SUMMITの移住サポートにおける大きな考え方として、

移住を希望される方にとって移住をスムーズに実現していただくためには、大きく「しごと」と「すまい」の確保が大切で、その2つの柱をそれぞれの方が実現されたい「くらし」に近づけていただくために、押し付けにならない痒い所に手が届くコンシェルジュ的な伴走サポートが大切

と考えているところです。

昨年は100件以上の移住相談に乗らせていただくとともに、大切な柱の一つである「すまい」についても大きな進展がありました。

<ご参考:曽爾村移住支援ポータルサイト:「すまい」ページ>
https://sonisummit.com/sumai/

私たちが曽爾村の空き家バンクの業務を始めるまでは、年に4,5件程度の空き家が空き家バンクに登録されるくらいの水準だったところ、昨年は南さんの活躍もあり、なんと過去最高水準の18件の空き家が登録されました。

移住を希望される方が年間100組以上いらっしゃるのに、空き家は年間数件しか出てこないとなると、なかなか今まで住んだことのないところで新築を立てていただくのも無理がありますので、空き家が不足していることが移住を実現できないことに直結していました。

まさに空き家不足が移住を増やすための障壁になっていたんですね。

ただ、村内に空き家がないかというと、全然そんなことはなく、数年前の村の調査によると、村内に120件近くの空き家があることがわかっています。

つまり、空き家を登録していただくには、空き家の所有者さんに気持ちよく空き家を登録していただく必要があるのですが、空き家担当の南さんの1件1件の所有者さんとの日々の手厚いやり取りが評判を呼んで、所有者さんの近隣の方にウワサが広がり、また、空き家の登録に向けた相談を別の方から受ける、というような集落の中で相談の円が広がっていくような好循環につながっている、そんな風景が出来上がりつつあります。

SONI SUMMITを立ち上げた際からずっと大切にしている

「奇をてらうことなく、当たり前のことを当たり前に、コツコツと。」

という言葉。

時間をかけて丁寧に仕事をする。
それでゆっくりジワジワと取組が広がっていく。
そして、いつの間にか少しずつ風景が変わっていく。

そんな地道な取組の大切さを実感している4月も終盤のお昼時間でした。

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