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誰も悪くはない…?!

16歳の娘は自閉症で重度知的障害者。
私は障害児のママです。

同じ障害児のママさん達と出会って
驚いたことがあります。

それは、自分の子供の前で
発達の遅れているところや、
できない事を話すことです。

うちの子はまだ発語がない、
おむつも取れていない、
癇癪もひどい、他の子に手を出す、
手掴みで食べる、
などと自分の子供の様子を話すと、

またそれを聞いている同じく障害のある
お子さんのママさんは、
「いやいや〇〇ちゃんは〇〇ができるじゃない、
家の子なんてほんとにできないし、
噛み付きもあるし、脱走もするし、
物を投げるし、
奇声もあるし、睡眠障害もあるし、
と答える。

子供のできない事などを話して、
どれだけ成長が遅れてるのかと、
確認をしたり比べたりして
少しの安心感を得ているんだと思います。

無意識の境地にすらあるかもしれません。

私も、「こんなに他の子は出来るんだ〜」と、
娘が出来ないことにがっかりしたり、
比べたりして凹んだり・・・
自分を責めたり、
そんなことは当然ありました。

なので、「ウチの子も全然できませんよ、
もしかしたら一生無理かもしれないです〜」
なんて言いながらも、

心の中では、気持ちのよい会話ではないよなぁ・・・
これは何か違う、
もっと子供の自慢をしたい!
出来ることを言い合いたいと思うようになり、

無理に合わせるのも同調するのもやめて、
同じ障害を持つママ友とは
少し距離をとってしまいました。

たまたま私の周りでは多かったのかもしれません。

また、障害児を抱えてるとママは何もできない、
何もかも諦めなきゃいけない、
と言うような風潮や雰囲気、
思い込みをしているママさんも、
とても多くいるんだなぁ〜と、感じました。

障害があったって自分の好きな事は
いくらでもできるし、
実際に私は、たくさんやりたいことをしてます。
今もです。

だからと言って、
子育てを放ったらかしたり、
疎かにしたことはありません!!

その逆で、自分の人生も大切にするには
子育てを目一杯頑張る。
と、言うのがモットーです!!

結局、ネガティブな言い合いっこは、
仕方ないと言えば仕方ない。

障害児の子育て方法なんて習ってもいない、
教わってもいないんですから。

ママ達が悪いわけでは決してありません‼️
そう思ってしまう気持ちは、
自然なことでもあります。

そう、誰も悪くはない。
ママさん達を責めるつもりなんて到底ありません。

じゃあ何故そうしてまうのか?

それには、不安や怒りや悲しさや孤独
あるからです。

私は、心理カウンセラーの資格を持ちながら、
カウンセラーの仕事は表立ってしていませんが、

ヨガインストラクターとして14年、
たくさんの親子を見て来て、
またSNSのたくさんのフォロワー様より、
いろんな子育て相談を受けました。

そこで感じたのは・・・

悩みの多い方、ネガティブから抜けれない方、
どう育てていいのか苦しんでいる方が、
本当に多いんだと気付きました。

なので、私がよく使う言葉であり、
先ほどから書いていますが・・・

誰も悪くはないんです!!

子供も悪くないママも悪くない。
だから子供を責められないし、
何より自分も責めてはいけないんです。と
必ずお伝えしてます。

障害や病気なりたくて喜んでなる人なんて
いません。

だからこそ、そう言うものを背負ってしまった本人や、
その家族は決して何も悪くありません。

自分を責めても、
現在や未来は何も変わりません。

だけど、その中でどう時には前向きに、
どうやって時にはポジティブに過ごすか?
子供もママも楽しく暮らすには
どうしたらいいのか?
そこに、常にフォーカスして、
意識するのは大切なことです。

希望を捨ててしまうと、
そこで全てが終わります。
期待をせずに、希望は持ち続ける。
自分も、子供のことも信じる。

障害があっても、
子供のできること、かわいいところ、
自慢し合える世の中になる必要があります。

障害があってもできる事はたくさんあります。
どんな子も必ず成長します。

何より、子供はわからないだろうと思っていても
子供はすべてを感じ取ります。
親の言葉をちゃんと聞いています。
親の姿、行いを全部見ています。

どんなに発語がなくてしゃべれなくても、
全てわかっています。

だから、家族はもちろん周りの人も、
ネガティブな言葉を話すのではなく、
ポジティブな楽しい言葉をかけ、

褒め続ける環境を、
意識しないといけません。

ただし、人間ですからネガティブな気持ち、
愚痴やストレスは溜まります。

じゃあそのストレスの発散方法をきちんと
確立する必要があります。
日記でもよし、SNSでもよし、
誰かに話すでもよし、

子供の前でだけは
決して言わないようにする☆


私がお勧めする発散方法は、
体を動かすことが一番のおすすめです。

自分が実際にそうして来て、
障害児の子育ても、楽しめて幸せだからです❤️

最後まで読んで頂きありがとうございます。



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