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ヘドニック・トレッドミルって何?【幸せに慣れる】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「ヘドニック・トレッドミル理論」という言葉をご存じでしょうか?

hedonic:快楽的な, 快楽説主義の
treadmill:ルームランナー、ランニングマシン

この用語を直訳すると上記のようになります。要するに「どれだけ贅沢をしても人間は幸せに慣れる」理論のことを指します。「快楽順応」とも呼ばれます。

例えば、毎日豪勢な食事を取っている家族もいずれは、豪勢な食事に飽きていき、さらに豪勢な食事をたまに食べて「おいしい!」と喜びを感じることと思います。
しかし、これは「たまに外食に行く家族」でも同様の幸福があり、これがどれだけ贅沢をしても「幸せ」に慣れるという状況になります。

今回はそんな「ヘドニック・トレッドミル理論」について紹介しつつも、somekichiの考えも紹介できればと思います。


ヘドニック・トレッドミルの概要

「マイケル・アイゼンク」というイギリスの研究心理学者が提唱した理論です。

上で説明した通り「どれだけ贅沢をしても人間は幸せに慣れる」という理論のことであり、より具体的に表現すると「新婚時の幸せ」や「新しい仕事」などの新環境での喜びや、「新しいゲーム」をやり始めたり、「新しい趣味」に取り組んだりする充実感から来る幸せは「飽きてしまう」という事です。


経済的な成功は「幸せ」に直結しない

宝くじに当たると人生が幸せなものになるか。という点に対して「必ずしもYES」ではないように「経済的な成功は必ずしも「幸せ」に直結しない」ということが言えます。

もちろん、お金があればやれることは増えて、幸福を得られるスピードや頻度は上がるかもしれませんが、それもいずれ慣れてしまいさらに大きな幸福を探しに行こうとするはずです。


尊敬を伝えるって結構大事!?

そんな中、somekichi個人がおすすめしたいのは「周りの人に尊敬の念を持ち、それを言葉にすること」です。

「慣れ」というものは恐ろしいもので、「その人の良い所」がいつの間にか「当たり前」になって人に感謝をしなくなっていくことがあります。

これは非常に勿体ないことですが、「わかっていても止められない」こともあるかと思います。「悪い所に目が行ってしまう...」なんて人もいることでしょう。

これを「尊敬の念を言葉にする」ことで解決できる場合があります。言葉に出すということは、ある種「宣言」することであり、自己暗示の効果があります。

「Aさんは~~なところが良いよね!」「Bさんいつも~~してくれて助かっています!」などなど、実際に言葉を口に出すことによって、周りにいる人は直接的に幸せになるし、自分も長所だけが目に付くようになるので、「幸せに慣れにくくする」という効果があります。(一石二鳥ですね!)


変化をとにかく意識して起こしてみる

「今日はこれにチャレンジする!」

こんな風に毎日でも毎週でも、自分に変化を起こすことで「幸せの新鮮度」を保ってあげましょう。

自己啓発本でよくある「行動しろ!」というのは、すなわち「変化」が自分の「幸せ」になるんだよ。ということを指しているのではないかと思うのです。

RPGで毎日毎日同じ景色で、同じ敵を倒していてもつまらないように、たまには違うことにチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか??


最後に

今回紹介させていただいた「ヘドニック・トレッドミル理論」は、人生の大きなテーマである「幸せ」という価値観に強い結びつきがあります。

こういった理論については、人間一人一人の人生を以て「実感」して「学んで」いくものだと思いますが、このnoteではsomekichiの「人生哲学」についての考え方の断片にも触れてみました。

皆さんにも、生活の中にある幸せをより大きく感じるために考えていることや、実践していることがあれば教えて下さい。

もし、この記事がきっかけになり日々の幸せについて再認識いただけた方が一人でもいらっしゃれば本望です。

ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。他にもおすすめの記事を下に紹介させていただきますので、よろしければご覧ください!


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