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NEO HUMAN ネオ・ヒューマン: 究極の自由を得る未来【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「重大な病気」になってしまったらどうしますか?
もう完治しない、いわゆる「不治の病」と言われる病になってしまったらどうしますか?

今回は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病と争い、今や尚戦い続けている「ピーター・スコット-モーガン博士」が著者である「NEO HUMAN ネオ・ヒューマン: 究極の自由を得る未来」を紹介させていただければと思います。


運命に争う

この本の大きな魅力は、実際に難病に立ち向かった一人の人生を追体験できる所にあります。

somekichiは勿論AIの専門家でもありませんし、ALSの専門家でもありませんが、「ピーター博士がどうALSという難病に争うか」という過程においての情熱たるや凄まじいものが本書から明確に伝わってきました。


課題にどう立ち向かうか

「超えられない壁」というのは確かに存在します。ただし、その壁に対して向き合わなくても良いという訳ではありません。本書からは「限界などない」「非現実的を現実的に」といったような「超えられない壁の超え方」をしっかり伝えてくれます。

「どうしようもない閉塞感」や「絶望感」に苛まれている方に読んでもらいたい本です。


活力が溢れ出る「文章」

パワーを感じる文章って、普段本を読んでいても中々お目にかかれないものなのですが、本書からは「活力が溢れた文章」が所々に散りばめられていました。

内容はポジティブなものだけではなく、シリアスな内容にも触れており、全てが明るく元気!という訳ではないのですが、力強さや活力が文章にあり「著者の芯の強さ」が伝わってきます。


「死」さえ乗り越える思考

ネタバレになってしまうので、深くは言及しま線画がALSといえば不治の病であり、平均生存期間が3-5年とされる難病です。

ただし、ピーターさんは「如何に死を克服するか」を考え、ありとあらゆる手段(主にテクノロジー)を活用して、その運命から乗り越えようとします。

諦めずに未来を自分の力で選択し掴もうとする姿勢に、学ぶことは数多くあります。


結論:おすすめしたい書籍

あくまでsomekichi目線の感想になってしまいますが、読んで損はない書籍だったと思います。ページ数にして400ページを超える分量ですが、全編自伝のような内容なので、読みやすかったりもします。

何かに挫けそうな時や負けそうな時に読むと元気が出るのでsomekichiもお守り代わりに本棚にしまっておきたいと思います。(元気がなくなったら読もうと思います!笑)

誰しもが、抱える悩みや苦しみを跳ね飛ばすようなエネルギーを感じる書籍でした。もしこのnoteを読んで気になった方は是非本書を読んでいただければと思います。


ここまで本記事をご覧いただき有難うございました!他にもおすすめの記事を下に紹介しておきますのでよろしければご覧ください。


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