【書籍紹介】思考停止という病
こんにちはsomekichiです。
以前「情報の取捨選択」についてnoteを書かせていただきましたが、それに伴い、しっかり「自分の頭で考える」とはどういった事かを学ぶために読んだ書籍を紹介していきたいと思います。
今回は、苫米地 英人さん著の「思考停止という病」という書籍を読みましたので、その特徴と感想を一部ご紹介させてください。
「思考停止」に対するアンチテーゼ
本書では「自分で考える事をやめる事」がどれだけ危険かという論点を主軸におきながらも、なぜ「思考が停止してしまうのか」といったメカニズムから、その対策まで一通り「自分で物事を考えられるようになる」ようにサポートしてくれるような書籍の構成になっています。
文章からは高い熱が伝わり、somekichiも「この点では思考停止してしまっているかも?」とドキッとしてしまった点がいくつもありました。また、読者をある種「鼓舞」してくれるような文章も所々あり、非常に読むモチベーションが持続しやすい本であると感じました。
全ては語りませんが、この本でsomekichiが学んだ事を2点ほど抜粋して紹介したいと思います。
発信する側の目線を養う
この書籍はもちろん。情報を取得する側の目線で多くの事例を用いて語られている部分が大半ですが、「発信者」としての目線でも語られている事に驚きました。
著者曰く「発信する事は思考する事につながる」と提唱しています。ここで気をつけておきたいのは、ただSNSやブログで「ただ発信する」という事ではなく、「取り扱う情報に対して考える事」であるとしています。
発信するという行動に伴い、世の中に転がっている情報に対して「自分で考え、意見を持つ事」が「自分で考える事」に直結します。
また、発信する価値が高い情報として本書では以下のように定義されています。
・希少である事
・有益である事
・何かしらの解釈がある事
是非、発信する機会がある方はこの3点を意識してみてもいいのではないでしょうか?
普段はsomekichiもnoteを書いている身ですので、発信者として非常に参考になった部分でした。このように、発信する側のノウハウは中々得られるものではないので、私としては非常に有益な情報でした。
Have to で取り組まない
Have to 〜 つまり、「〜しなければならない」状態で取り組まない。という事です。
そもそも、強制的にやらされているタスク(Have to)と自分からやりたいタスク(Want to)では生産性が圧倒的に違ってきます。
学生の時にやらされていた宿題や勉強。無理やりやらされている仕事。どれも自分の成長につながっているかというとかなり疑問です。※少なくともsomekichiは無理やりやらされた事では身になっていないと感じています。
逆にやりたかった事は自ら情報を取りにいくし、必死に物事を覚えますよね。自分でタスクをこなす理由とアウトプットを明確に理解しているからです。「好きな事こそ上手なれ」とは良くいったもので、明らかにアウトプットが違うのは感じられると思います。
どうしても人生を過ごしていく中で「have to」な事は出てきてしまうと思いますが、如何に自分の人生の中で「have to」を「want to」に近づけられるか。という題をこのタイミングで考えてみても良いのでは?とsomekichiは感じました。
まとめ
以上。
とても簡単ではありますが、書籍:思考停止という病について、読んだ感想と印象に残ったポイントをお話しさせていただきました。
現代は情報社会とされ、インターネットの普及をきっかけに情報が溢れる「情報飽和時代」になっているとも言えます。その溢れかえっている情報の「扱い方」一つで、情報弱者と強者の格差は日々広がっています。
情報に対しての見方について考えたい・勉強したいという方。また、情報を発信する側の方にも是非一読いただきたい書籍でした。興味があれば本書を読んでみてください。情報の見方の基礎的な考え方が身につくと思います。
※情報に対しての書籍は他にもたくさんありますので、いくつか読んでみて自分なりの考え方を持つ事をsomekichiはお勧めします。
ここまでnoteをご覧いただきましてありがとうございました。
是非、somekichiの他の記事もご覧いただけると非常に嬉しいです!
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