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□村田颯真 ■理学療法士/ピラティスインストラクター 臨床での経験をより多くの方々に…

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□村田颯真 ■理学療法士/ピラティスインストラクター 臨床での経験をより多くの方々にも伝わるように 色々と発信していきたいと思っています。

最近の記事

動きの基本は分離運動から

今回のテーマは【分離運動】についてです。 分離運動とは言葉の通り、分離させて動くことを意味します。 この分離運動がなぜ大事なのか? 今回は主に障害が起きやすい股関節に着目してお話しします。 股関節の分離運動が出来ないと起こる弊害 腰痛 膝関節痛 わかりやすいところで言えばこの辺りではないかと思います。 実際にクリニックにくる患者様ではほとんどの人が股関節を分離させて動かす動作を行うことができておらず、痛みの訴えをされる方がほとんどです。 ではなぜ分離させて動か

    • 歩く時の一番の問題点は何なのか?

      今回は歩く時の一番の問題点は何なのか?をテーマにしたいと思います。 歩く時の問題点。挙げていけばかなり色々出てきそうですよね。 専門的なことで言えば、、、 トレンデレンブルグ徴候 ディシェンヌ跛行 このあたりはよく聞いたりしますよね。 とにかく正常から逸脱した動作ということになります。 この【正常からの逸脱】というのがかなり大きなポイントになります。 正常からの逸脱は何を持っていうべきなのか? 教科書で書いてある通り、正常な筋活動、可動域などが正常と判断する材料

      • 【臨床】股関節のつまり解消

        今回は股関節のつまりに関して。 股関節の屈曲、曲げる可動域を作るにはまずは股関節後方組織のリリースが重要になっていますよね? まずは大臀筋など大きい筋肉をほぐすだけでも動きは良くなります。しかし股関節に疾患を抱えている人や、高齢者などはこれだけでは中々股関節の可動性を広げることが困難であると感じます。 ここでよく緩めていく筋肉はまずは梨状筋ですよね。しかしここよりもさらに股関節の可動性を広げることができるポイントがあります。それは、、、 内閉鎖筋、上下双子筋のコンジョ

        • 手首を痛める原因。

          今回は手首を痛める原因について。 整形外科では基本、【腱鞘炎】と診断されることがほとんどではないでしょうか。 私自身、腱鞘炎の処方を受け理学療法を行うことがあります。 今回、私個人の見解ですので参考程度に聞いていただけたらと思います。 腱鞘炎の診断でくる患者様のほとんどが手首の可動性に大きな問題を抱えて居ることがほとんどです。その中で掌屈、背屈は当たり前ですが、今回着目するのは【前腕の回外】です。 もちろん全体の姿勢や肩甲骨のアライメント、筋力は重要です。 ただ、こ

        動きの基本は分離運動から

          『下後鋸筋』の腰痛の関連

          みなさん、下後鋸筋っていう筋肉を知っていますか? 私自身、理学療法養成校では聞いたことが正直ありませんでした。 理学療法士1年目から運良くピラティスとの出会いがあったこともあり、下後鋸筋の重要性を知ることができました。 下後鋸筋はどこについているのか? 【下後鋸筋】 起始:第11胸椎〜第3腰椎棘突起 停止:第9肋骨〜第12肋骨 作用:下位肋骨を下げる 神経:下位胸神経 ではなぜ下後鋸筋が腰痛と関連しているのか? それは、体幹、特に胸椎の伸展に大きく関与して居るから

          『下後鋸筋』の腰痛の関連

          自律神経について

          今回は自律神経についてのお話です。 このご時世自律神経が乱れている人がかなり多いように感じます。 私自身、自律神経に対しての専門家ではありませんが、ピラティスと出会ってから自律神経に関して考えることが多くなりました。 ここで言えることは、、、 【自律神経を整えるには姿勢を正せ】 ということです。 これは自律神経と背骨はセットに近い関係のため また背中が硬く、猫背のような姿勢の人は基本交感神経優位となりやすく体が疲れやすく、疲労感が抜けないなど、頭痛、めまい様々な

          自律神経について

          O脚、変形性膝関節症~足部から変えていく~

          今回は臨床で診る機会が多い変形性膝関節症、O脚について書いていきたいと思います。 今回のテーマは「足部から変えていく」がテーマです。 まずは足部の機能を知る必要性があります。 今回実際の患者様の右足部評価時に撮影したものを使います。患者様から了承は得ております。 患者様の症状の簡単に、、、 ・荷重時に右膝関節、特に鵞足部に痛みが生じる。              ・平地歩行は良くなったが、階段昇降時に痛みが生じる。            写真からわかるようにいろい

          O脚、変形性膝関節症~足部から変えていく~

          効率の良い歩行を獲得するのに必要な条件

          効率の良い歩行を獲得するのに必要な条件とは。 それは“股関節伸展可動域”“腰椎の前弯”です。 股関節伸展可動域はせめて10°は必要ではないかと思われます。 また腰椎の前弯に関しては、綺麗な前弯が重要です。単に反り腰の人が良いのではありません。 そもそも日本人で純粋な反り腰の人はしっかりとした評価をすればあまりいないように感じます。 この話は追々投稿していこうと思います。 なぜこの2つが重要なのか? 【股関節伸展可動域】股関節の伸展可動域が重要な理由、それは“腸腰筋の受

          効率の良い歩行を獲得するのに必要な条件

          歩行評価でみる簡単なポイント

          理学療法士として歩行評価は当たり前のように行いますよね? 皆さんは歩行評価では何を重点的に見ていますか? 歩行評価が苦手な人は多いですよね。なんと言ってもみるポイントが多すぎる 学校の授業、教科書でも細かく指導されますよね。 ですが、そこまで細かく見る必要性があるのでしょうか。 確かに、見れれば見れるだけ良いに越したことはありません。 しかし評価に囚われすぎて実際の問題点を見逃していませんか? 今回、僕自身、臨床で重要視しているポイントをお伝えします。 それは【歩行

          歩行評価でみる簡単なポイント

          初投稿 【自己紹介】

          【自己紹介】 名前:村田 颯真 年齢:29歳 【経歴】 2011年:理学療法士になるために専門学校入学。 2014年:無事、理学療法士に合格し整形外科クリニックで働き始める。 2014年〜 現在、理学療法士歴8年目 毎日約20人を治療。 【なぜ、noteを始めたのか】なぜ、noteを始めたのか? □自分自身の知識整理のためのアウトプットの場。 □自身の知識を少しでも共有していきたい □自身の経験が少しでも参考になればという思い。 【SNS】主に、Instagramを利用

          初投稿 【自己紹介】