見出し画像

手首を痛める原因。

今回は手首を痛める原因について。

整形外科では基本、【腱鞘炎】と診断されることがほとんどではないでしょうか。
私自身、腱鞘炎の処方を受け理学療法を行うことがあります。

今回、私個人の見解ですので参考程度に聞いていただけたらと思います。

腱鞘炎の診断でくる患者様のほとんどが手首の可動性に大きな問題を抱えて居ることがほとんどです。その中で掌屈、背屈は当たり前ですが、今回着目するのは【前腕の回外】です。

もちろん全体の姿勢や肩甲骨のアライメント、筋力は重要です。

ただ、この【前腕回外制限】が大きくなると上肢全体的に影響が出てきます。

まずはこの回外制限を解決することが手首の痛みを緩和させるのに重要であると考えられます。

ここでチェックポイント

回外可動域を測る時に注意点があります。それは、、、

肩関節の代償を見逃さない


前腕回外制限がある人は代償動作が必ず出ます。それは肩関節の動きを使い、前腕を回外します。また母指の動きにも代償がでます。なので動きを見るときは代償が出ていないか、もしくは代償を抑えながら可動域を測るようにしましょう。

最近、深刻なのは若い世代にもこの症状が見られることです。これは完全にスマホの使いすぎであると考えられます。

今回、この前腕回外の可動性を正常に戻すべくアプローチするポイントは

【円回内筋】

見てもらうとわかる通り、肘の内側から前腕の中間あたりの外側についています。
この筋肉が硬くなると前腕の動きが悪くありそうですよね?

実際、動きは悪くなり、手首の負担が生じ痛みを訴えるかたが多いです。

ただ、この筋肉を緩めてあげると動きは良くなり手首の負担は軽減されます。

私の妻は2児の母であり、手首の痛みを訴えることが多くあります。

生活の中ではほとんどが前腕回内位を強制されます。

私のお勧めのリラクゼーション方法は、、、

マッサージガンです。

正直、一瞬で緩ませることができますし、自分でするときに手が疲れることが全くないため本当にお勧めです。比較的安価で手に入るので日頃のケアに自己投資として1つ持っていても損はないものだと思います。

まずは、手首の動きをチェックしてみてください。
日頃のケアが一番の予防となりますので継続して行うようにしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?