生まれ育った地元の企業に伴走できる人になる - 全国で20拠点目の「千葉営業所」を設立!
こんにちは。公式note編集長のみやたけ(@udon_miyatake)です。
今回は、12月に設立となるソウルドアウト千葉営業所の営業担当 安川 佳太さんへインタビューを行いました📢
ソウルドアウトへの転職から3年。入社時から考えている、変わらない真っ直ぐな思いを伺います!
生まれも育ちも千葉。地元へ貢献したい
─── 安川さんは2018年の入社当時から、千葉への思いがあったと伺いました。転職の経緯から教えてください!
安川:私は、ソウルドアウトに入社する前は千葉県内の総合広告代理店で働いていました。集客や販売促進のためのオフライン施策を中心に行っていましたね。例えば、焼肉屋さんのチラシやメニューを作成したり、不動産の住宅展示場のイベントを企画したりしていました。
様々な企業の担当者と話している中で、「デジタル広告はどうか?」「デジタル広告をやってみたい」と言われることもありました。しかし、知識もノウハウも全くない状態で、本心ではインターネットを活用したほうがよさそうだと思っていても、「紙のチラシのほうがいいですよ」と勧めてしまうこともあり、モヤモヤを抱くようになっていったんです。
本当に成果を出せる方法をお客様に提案したい、デジタル広告について知りたい、と思うようになり、デジタルマーケティング支援会社への転職を考え始めました。
─── 千葉の企業に貢献したいという思いで転職を決意されたんですね。それでは、千葉営業所の営業担当に着任するまでにはどういった経緯があったのでしょうか?
安川:最終面接の一つ前の面接で、現マーケティングカンパニー長の北川さんと話す機会がありました。そこで北川さんから「千葉営業所をいつか立ち上げたいと思っている。入社を考えているのであれば、デジタルマーケティングを東京本社で勉強して、設立するときにぜひ立候補してほしい」と言われたんです。
デジタルマーケティング業界未経験だった私に、そうやって声をかけていただいたことが嬉しく、鮮明に覚えています。入社してからは、千葉営業所の設立が決まれば、必ず立候補しようと考えていました。
実は私自身、めちゃくちゃ地元が好きだというわけではないんです。ですが、生まれてから35年間ずっと住んでいる場所であり、働く中で自然と、地元へ貢献したいという意識をもつようになりました。
─── それで3年間、東京本社で営業と運用を経験して、立候補されたんですね!
安川:そうですね。入社して3年が経った2021年の方針発表で、千葉営業所を設立すると発表されました。同時に、営業所の担当社員を立候補で募ることになり、すぐに手を挙げたんです。夏頃には私が千葉営業所を担当することが決定しました。
───デジタルマーケティングを勉強したいと転職して、前職とのギャップは感じましたか?
安川:ギャップばかりでしたし、正直退職も考えたほどでしたね。デジタルマーケティング業界は数字にシビアで、CPA(獲得単価)やCVR(獲得率)など、数字が全てをもの語ります。お客様との会話の内容も前職とはまるで違っていて、お客様と同じ知識レベルで話すために精一杯でした。
─── 最初は、業界用語を覚えるだけでもかなり苦労しますよね……。
安川:そうですね。私が自分の強みだと思ってた、オフラインのプロモーションの知識も、全く通用しませんでした。話す言葉に自信がもてず、「この業界は合わないのかな……」と悩んだ時期もありました。
しかしそんなとき、同期の中途入社組にかなり助けられました。同じような気持ちを持っている仲間とお互いに支え合って成長できましたね。徐々にいろいろな業界のお客様を担当させていただくようになりチャレンジを重ねて経験値が上がり、だんだんと自信をもてるようになりました。
様々な産業があることが千葉の特色
─── それでは、地元千葉について教えてください!
安川:事業所数は全国9位で、様々な業種の企業が多く集まっています。全国では、東京が圧倒的で、次に大阪、三重、神奈川、埼玉、北海道、兵庫、福岡の次に千葉となっています。
(*参照:総務省統計局 第1回経済センサス基礎調査 平成21年7月実施)
内訳を見ると、およそ25%を小売業が占めます。全国で小売業売上高1位のイオン株式会社は、千葉県に本社がありますね。
(*参照:【2021年最新】国内小売企業の売上高・営業利益ランキングTOP50を発表!)
千葉の商工業は、地域ごとに特色があります。東京湾岸に広がる工業地域では、石油化学や鉄鋼などの素材産業が広がります。千葉市中心は、幕張メッセなど、オフィス、商業・アミューズメント施設など複合的な機能を備えた都市になっています。
また、東京に近い北西部では、高い技術力を持つものづくりの中小企業やベンチャー企業、大学などが集まり、研究開発が盛んに行われています。北東部には、日本の玄関口である成田国際空港があり、空港関連産業や国際物流などが集まります。そして南部では、観光・リゾート地として、スポーツ・健康志向レジャー産業が盛んです。
ほかにも、温暖な気候と豊かな大地に恵まれた千葉県は全国有数の農業県で、令和元年の農業産出額は全国第4位となっているなど、様々な産業が集まっているのが千葉県の特色です!
─── なるほど、千葉には様々な産業があるんですね。デジタル広告の活用状況はいかがでしょうか?
安川:総広告費は全国15位で、デジタル広告費は23位です。総広告費のうちデジタル広告費の割合はおよそ2.3%で、東京の21%と比べると低いです。事業所数は全国9位でかなり上位にあるので、インターネットをもっと活用して、千葉の企業の魅力を届けていく必要があると思っています。
(*参照:特定サービス産業実態調査報告書 広告業編2018年度)
実際の肌感としても「デジタル広告に挑戦してみたいけれど、信頼できる代理店がない」「デジタル広告で成果が出せるイメージがつかない」と言っている方が多いと思います。千葉営業所は、地場に根ざし、信頼していただけるようになりたいと思っています。
千葉の企業の価値を最大化したい
─── 千葉営業所の営業担当に着任し、どのようなご支援をしていきたいと考えていますか?
安川:マーケティング全体のご支援をしていきたいです。プロモーション領域だけではなく、一企業のマーケティングです。どういったニーズやインサイトがあるのか、課題は何なのかを見定め、本当に価値のある提案をして最適な投資ができるようにしたいと思っています。
そのために、ソウルドアウトの中にあるアセットをフル活用したいと思っています。これまで様々な中小・ベンチャー企業をご支援してきた私たちのノウハウや、ときには、ソフトウェアカンパニー、DXカンパニー、メディアカンパニーの力を使って、千葉の企業のご支援をしていきたいです。
ほかの地方営業所で働く社員からは、デジタル広告のニーズをもつお客様は少なく、もっていても既に実施されていて、デジタル広告という手法だけを武器として持っているだけでは限界があると聞いています。広告以外の武器をもっておきたいです。
─── 千葉営業所では、今後どのようなことを大切にしたいと考えていますか?
安川:マーケティングを軸に、千葉県内で最も信頼していただける人になることです。そのためにはデジタル技術を使い、売上を上げる仕組みを、ツール提供から広告戦略までトータルでプロデュースできるようになりたいと考えています。デジタルだけではなく、オフラインのプロモーションをしていた経験も活かしていきます。
USJの業績をV字回復させた森岡毅さんがマーケティング戦略を考えるときには「限られた予算の中でどういう戦略を立てるかを意識している」とおっしゃっていました。千葉営業所の戦略をつくっているときに、まさにこれだと思ったんですよね。この視点をもち、お客様に向き合っていきたいです。
千葉営業所では、新しい挑戦をしたい、変革をしたいとお考えの意欲ある企業に伴走します。そして千葉県の企業にとって、価値の最大化を実現できる人になりたいと思っています!
編集後記
2021年、岐阜、香川、ときて千葉がオープンとなりました!私も東京本社に勤務していた際は、都営新宿線の端っこの駅がある市川市の本八幡というところに2年ほど住んでいたので、嬉しい気持ちでいます^^(といっても、マザー牧場とチーバくん、落花生🥜、銚子電鉄くらいしか知らなかったです‥)安川さんとはじめてお話して、転職の経緯から、これからやりたいことまでお伺いでき、とても楽しかったです。役得!引き続きよろしくお願いします!
【話し手:安川 佳太/インタビュー・執筆:みやたけ(@udon_miyatake)】