映画「COME&GO」が、東京国際映画祭TOKYOプレミアに🎬
インフラを声で🎤支えるアナウンサー・ヨガ講師の奥窪峰子です。
日本における映画発祥の地、神戸生まれの私が、少しだけ出演しております多国籍な映画の
公開について、嬉しいニュースが届きました!!
第33回東京国際映画祭2020(TIFF)は、
10月30日から11月9日、
コロナ禍で多数の課題を抱えながらも、
開催される運びとなりました。
開催の目的は、3つ挙げられています。
①映画を観る喜びを再確認し、映画の未来に
希望の光を灯す。
②映画を通じて国際的な連帯を強める。
③コロナ後の映像作品について考察を深める。
・基本的には映画館でのフィジカルな実施。
・従来のコンペ形式をやめ、
お客様からの投票だけを残す。
・台湾特集を用意。
この企画構成に込められた
主催者からの高いインテリジェンスと愛を
感じます。
さて、ご紹介いたします映画「COME&GO」は
リム・カーワイ監督の声かけによって集まった
10数カ国の俳優とともに、
昨年、大阪キタで、自主制作されました。
コロナ以前の、桜の咲く前後の昨年3月、
大阪には様々なアジアの人々が行き交い、
共に生きる日常がありました。
その様子を、多国籍な群像劇にすることで、
大阪におけるアジアの縮図や、
日本が抱える問題がみえてくるのではないか?
リム監督からの映画制作の提案は、昨年1月に、
インターネットを通じて一般公募されました。
リム・カーワイ監督は、
マレーシア出身で、大阪大学工学部への留学を
期に来日されました。
日本での会社員を経たのち、北京で映画を学び、
小さなリュック1つで世界を旅しながら映画を撮る
自称drifter、映画流れ者です。
今回の最新作の前に、大阪の新世界とミナミで
それぞれ映画を自主制作しており、
映画「COME&GO」は、大阪3部作の最後の作品となります。
以下、オーディション、クランクイン、アップ、
TIFFに参加が決まるまでの取材記事のリンクです。
自主制作で低予算にも関わらず、
交友関係の広い監督の呼びかけに応じたキャストは、各国のトップクラスです。
日本人が知っているアジアの映画スターが
どれほどいるのかを考えたとき、
今回のキャスティングがもたらす
アジアの文化交流について、
TIFFの開催目的を、近所付き合いレベルで超えていく、リアルでディープな大阪の地域性と、
そこに惚れ込んだリム監督のユニークさを、
知ることが出来るでしょう。
このような、背景の面白い映画に参加する
ことになった私ですが、
実は、映画の内容を知りませんし、
キャストが誰かという事実も、
東京国際映画祭の公式サイトの予告編を観て
やっと知り得たところです(笑)
クランクイン初日の3日前に、私だけ呼ばれて
撮影現場に参りましたが、シナリオやセリフが
無かったからです(驚)
これほどまでに多言語、多国籍な映画!
どうぞ、皆さまにご視聴いただきますよう
お願いいたします。
予告編の第一声は、私の声です。
人生には、パンも必要だが、バラも必要だ
という言葉がありますが、
長い間、置かれた場所で咲き続けた先に、
私自身を映画に投影するご縁をいただきました。
感謝を込めて🌹
予告編を観て、クランクイン初日に、
監督からこう言われたのを記載しておきます。
「あなたを初日に呼んだら
映画が、うまくいく気がして!」