
雨音に心が行き場を無くしたら
アナウンサーでヨガ講師の奥窪峰子です。
九州の水害にあわれた皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
暗いなか、降り止まぬ雨音に
心が行き場を無くしてしまったら、
両手で耳を覆って、
大きなため息をついて下さい。
息を吐いたら、自然に息が吸えるので、
ため息を繰り返して下さい。
恐い景色を見続けてしまったら、
両手で目を覆って、
また、大きなため息をついて下さい。
今度は、両手でご自身を抱きしめて、
背中を丸くして、
また、大きなため息をつきましょう。
身体を横に出来るスペースがありましたら、
膝を曲げて、横を向いて、
赤ちゃんがお腹にいるときのように
丸くなって横になります。
ときどき、寝返りをうちながら、
大きくて、長いため息を、繰り返して下さい。
ひと息ごとに、不安が出ていきますように、
この夜を乗り越えていきましょう。