10点【感想】かわいい浮世絵(太田記念美術館 監修 日野原健司 著)
オススメ度 10/10 (ほんわか日本文化楽しめ、昔の人に親近感が湧くので)
(かわいいうきよえ)
→出版社HP
画面を愛らしく彩る動植物、乙女ゴコロをくすぐるおしゃれグッズやおもちゃなど、「浮世絵」にあふれる「かわいい」描写を厳選。初期の浮世絵から幕末、明治に流行した「おもちゃ絵」や「戯画」まで、現代の漫画やイラストの先駆とも言うべき浮世絵の「かわいい」をたっぷり楽しめます。
【著者等】
太田記念美術館 監修 日野原健司 著
(おおたきねんびじゅつかん かんしゅう ひのはらけんじ ちょ)
【出版社】
東京美術
【読む前の独断と偏見によるジャンル】
癒やしと意外な発見がある本
【読もうと思った理由】
可愛い以外にある?
【適当な感想】
最初に言うておきますけど、借りた本でもう返してしもうたから、正確な作者名・作品名とか忘れて全然覚えてません。
ごめんなさい。
今後は、可能な限り、手元にある間に感想文を書こうと思いますので、今回は堪忍な。
ほな、感想行きます!
全体の話をすると、一部タイトルに反して、可愛くないやつ(北斎の河童とか鱗とかがリアルすぎて引く)も出てくるけど、基本的に可愛いやつしかおらへんから、老若男女が楽しめる本やと思った。
これを元にグッズとか作ったら、鳥獣戯画みたいにみんなが知ってるあの絵!ってのになるような気はする。知らんけど。
それにしても、殆どの絵が150年以上も昔やのに、可愛いと思う対象が
◎動物
◎人間の子供
◎美人
やったりするんは、人の感性ってのは意外と変わらへんねんなという気がしたわ。
それにわけのわからん生き物かどうかすらわからん「ゆるキャラ」みたいなんも出てくるし、人間の想像力ってのはホンマに昔から素晴らしい!
和紙の質感を活かして、うさぎの白さと、もふもふさを表現したり、段差を付けることで、象の身体のシワを表現して、立体感を出したりと、いろんな工夫もしてはって、今も昔も芸術家ってのは、凄いなと思うわ。
ほんで、面白かったのベスト3を挙げるなら
①花魁絵が禁止されたさかいに、描かれた猫の花魁絵(ケモナー誕生の瞬間である)
②十二支が全て合体した厨二病生物(ただし、顔面がただの可愛いネズミで威厳ゼロ)
③猫人間の世界に紛れ込んだリアル猫(アンパンマン世界におけるチーズやしまじろう世界における動物のような奇妙さ)
やろか?
せやけど、見てみたらみんなそれぞれのお気に入りが見つかる本やと思います。
著作権の関係とか面倒で、画像とかは表紙を除いて貼らへんけど、わいの拙い文章でも興味が湧いた人はぜひとも本屋か図書館に行って、手にとって見て欲しい!
我々の感性が意外なほど、過去と地続きになっているのに気付くはずやから!
ほなまた!
最後になったけど、読みにくいエセ関西弁でゴメンな!ちゃんと標準語で書け言われたら書くかもしれんから遠慮せんと言うてくれ!
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