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しまじろうかららむりんが消えた理由

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカー現在転職活動中の総一郎(人生2周目)です。


娘が生まれてからというもの、アンパンマンだとかしまじろうだとか、その手の子ども向けのアニメだとかに否が応でも触れる機会が増える。

そんなこんなでしまじろうにも触れる機会が有るのだが、気づけば馴染みのあるキャラクターが消え、新しいキャラクターが登場していたりする。

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▼しまじろうかららむりんが消えた理由
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娘の送り迎えで電車を使う時、ガチャガチャを見つけてしまうとやる羽目になることが有る。

そこでしまじろうのガチャガチャをして、「ニャッキー」のおもちゃのようなものが出てきた。

そこでニャッキーの存在をしっかりと知ったのだが、このキャラクターは僕が現役でしまじろうを見ていた時にはいなかった。

調べてみると、2012年度からにゃっきーが登場し、その代わりにらむりんが退場したようだ。

調べてみると、この理由が面白い。

らむりんが消えた理由① 「ひつじ」が動物として人気が無い


たしかに、猫や犬、ペンギンやコアラやパンダとかは人気が有りそうだが、好きな動物は?と聞かれてひつじが出てくるイメージはあまりない。

らむりんが消えた理由② 「ラム」が食用肉を連想させる


たしかに食用の羊肉を「ラム」と呼ぶ。

らむりんの「ラム」がこの食用肉から来ているのであれば非常に単純なネーミングで覚えやすいが、

豚のキャラクターを「ポーク」と読んだり、鳥のキャラクターを「チキン」と呼ぶのはなんか生々しくて嫌だからそれと同じだろう。

らむりんが消えた理由③ ジェンダーへの配慮


「女の子=おしとやかでスカートを履いている」みたいな「THE・女の子」のイメージを植え付けないように、

にゃっきーのように少し男勝りなボーイッシュなキャラクターを登場させて、多様性を理解してもらうという意図だそう。

いかにも今っぽいが、この配慮が2012年にされていたというのは驚きだ。

らむりんが消えた理由④ 金持ちだったから


らむりんの父親は有名な画家でかなり裕福な家庭の子どもという設定だそう。

これは日本の一般的な過程の経済水準と大きくかけ離れているため、庶民の子どもに共感されない。

そこで、にゃっきーとうい庶民の子どものキャラクターと入れ替えたとのこと。

一億総中流社会といわれていたのも今や昔、日本の経済水準が下がっているということを象徴しているようだが、これも2012年の話。

当時から富裕層の存在は少なくなっていたのかもしれない。

らむりんが消えた理由⑤ 現代の家族構成の変化


らむりんが登場したのは1988年ごろで、当時は多くの家庭のお母さんは専業主婦。

そのためしまじろうに登場するお母さんも多くが専業主婦で、らむりんの家庭も同様だった。

が、2012年ごろはワーキングマザーも増え、保育園に子供を預けたり、祖父母の協力を得る家庭も増え、片親の家も増えた。

そういった社会の変化にあわせて、父親が単身赴任で同居しておらず、おばあちゃんとお母さん、兄妹二人の四人暮らしだそう。


以上、ググっても出てくる内容ではあるのだが、面白いのでご紹介した。

子ども向けのアニメだったり教材だったりは、より多くの家庭に共感を得られるように想像以上に敏感に社会の変化を反映している。

こういったものの変化からも社会の変化を感じ取るのは面白い。


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