見出し画像

僕を絶望させたある男との再会

京大卒元メガバンカーの総一郎です。

僕は京都大学在学中に一年間休学をしてカナダに10カ月の語学留学をした。

カナダに留学をするまではというと、海外経験など1・2回程度しかなかった。

が、留学を機に海外で働きたいと思い立ち、その思い通りメガバンクで働くことになり、実際メガバンク勤務中に中国駐在を経験させてもらった。

そんな人生を歩み始めたのも、僕がある男と再会し絶望したことがきっかけだった。

*写真は大学1回生の冬
━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼僕を絶望させたある男との再会
━━━━━━━━━━━━━━━━━
僕は一年浪人をして京都大学に入学した。

東京の高校に通っていたので、同じ高校からわざわざ関西にある京都大学に進学した人は限られていた。

高校の同級生で現役で京都大学に入学した人は2・3人。

僕と同じく一浪で入学した人も2・3人といった感じだ。

一般的な高校からしたら多すぎる数字かもしれないが、「全員東大を目指せ」という感じで毎年30~40人ほど東大合格者を輩出していた高校なので、「少ない」という感覚なのだ。

そんな数少ない同じ高校出身者だったが、数少ない同じ高校出身者だからといって大学入学後に懇意にするわけでもない。

別々のコミュニティを持ち、交わることも滅多にない。

学内ですれ違ったら「よっ!」と軽く挨拶する、いわゆる「よっ友」だ。

そんな中でも比較的仲の良い奴と、大学3回の夏に学内で出会った。
#関西では〇年生ではなく〇回生

久々に一緒に学食でも、ということで夕飯を一緒に食べた。


それが僕の人生の大きな転機になったのだ。


彼は現役で京都大学に入学したので、僕が3回生で彼が4回生。

僕は文系学生に交じって夏にインターンに参加したりと、学部卒で就職をする可能性も視野に就職活動を少しかじっていたので、就活を終えたであろう彼の話を聞きたかったのもある。


そして彼の話を聞いて愕然(がくぜん)とし、絶望した。


彼は大学3回生の一年間、単位互換でアメリカだかイギリスだかの大学で一年間を過ごし、帰国後に就職活動をし、就職市場で最も難易度が高いとされる外資系コンサルの中でさらに最高難度、かの有名なゴールドマンサックスに内定をもらっていたのだ。

かたや何も考えずなんとなく「大学生と言えば」というノリでテニスサークルに入り、何となくテニスの練習をし、飲み会をし、恋愛をし、何となく就職活動を意識し始めていた「ザ・大学生」な僕。

別にどちらが優れているなんて比較する必要なんてない。

ただ、

同じ高校に同じように通って同じように卒業し、一年ズレはしたが同じように京都大学に入学したはずなのに、いつの間にかこんなにも差が開いていたのだ。

と感じずにはいられなかった。

僕はそんな自分が恥ずかしくなったし、そんな自分に絶望した。

何も考えていなかったんだなと。

ただ、自分でも意外だったのは、そこで感じたのは

「じゃあ就職活動を目一杯頑張って俺も外資系コンサル行くぞ!」

という気持ではなかった。

「俺も留学したい」

だったのだ。

ここから、僕は留学への準備を始めることとなるのだがそれはまた別の記事にしようと思う。


なんとなく正解っぽい、他人と同じような選択をしていれば大きなハズレは無い。

ただ、毎回毎回しっかりと自分と向き合い人生の選択をしている人とは数年間で大きな差が生まれてしまう。

そんなことを気づかせてくれる再会だった。

人生が変わるキッカケは常に他人との出会いの中である。

人生を変えたいと思っているのであれば家で自粛してる場合ではないかもしれない。


PS(追伸)   
京大卒元メガバンカーの毎日投稿を見逃したくないというモノ好きな方はLINEで繋がっておくと良いかもしれない。



#京大
#京大卒
#就活
#就職活動
#インターン
#THE大学生
#浪人
#きっかけ
#キッカケ
#人生を変える
#人生が変わる
#留学
#語学留学
#海外留学
#ゴールドマンサックス
#外資系コンサル
#外コン
#留学したい人と繋がりたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?